令和6年度 日々是好文

3月28日 離任式

 3月28日、離任式が行われ、離任される先生方との別れを惜しみました。はじめに、校長先生から離任される15名の先生方の紹介がありました。

 それぞれの先生方から、本校での思い出やこれからに向けての話があり、教科について、部活動について、学校生活について、たくさんの思いを共有し、時には笑い、時には涙する先生や生徒もいました。

 最後に生徒会会長から生徒代表のあいさつがあり、先生方一人一人に花束が贈られました。離任される先生方、これまで本当にお世話になりました。石巻好文館高校での思い出を胸に、新天地での更なるご活躍をお祈り申し上げます。

3月24日 修業式

 3月24日、修業式が行われました。

まずは、校長先生から、御自身の体験を例に出されながら、「物事を成し遂げるには準備と時間が必要」であること、「簡易であることの功罪」について話され、「練習は現状を知り、課題を見つけること、失敗はなく、その積み重ねが将来の財産となっていく、近い将来を考えて学校生活を過ごしてほしい」とのメッセージをいただきました。 

 続いて、賞状伝達式が行われ、陸上競技部、吹奏楽部、美術部、書道部、ソフトボール部、そして、ソフトテニス部のみなさんが表彰されました。校長先生のお話にもあったように、練習の積み重ねが今回の結果につながったのでしょう。4月からは新入生を迎えます。各部のさらなる活躍を期待したいと思います。

 最後に、生徒指導部から「春休みの過ごし方」についての話がありました。春休みにしっかりと自分を見つめ直し、規則正しい生活を送り、新年度に備えてほしいです。

 始業式では、新たな年次で、新たな目標に向かってスタートを切ったみなさんと会えることを楽しみにしています。

3月15日 東部地区進学重点校探究活動合同発表会

3月15日、1年次生7名、2年次生5名で、石巻専修大を会場に行われた「東部地区進学重点校探究活動合同発表会」に参加しました。1年次生からは「石巻に公園があることで幼児のいる家庭は助かるのか」、「石巻湾の現状はどのようなものであり、よりよい海にするためにはどうすればよいか」、「石巻の現在の貧困をなくすために私たちにできる事は何か」というタイトルで3題の発表を、2年次生からは「Lv3の自動車の自動運転で他の乗り物の自動運転技術を用いて、人の操作なしで一般道を走ることは可能か」、「なぜ石巻の観光客数は宮城県の他の地域より少ないのか」、「高校時代における性格は幼少期(3歳から12歳)の影響を受けているのか」というタイトルで3題の発表を行いました。

 発表した生徒からは次のような感想や振り返りがありました。

「学校内での発表では得られないような意見や質問を聞くことができ、自分の研究の発展に役立ちました。今後さらに探究を進めるとともに、大学進学後も自動運転技術について勉強していきたいと思いました」

「他校の生徒や大学の先生との関わりを通して、自分の発表をよりよく改善できるところを見つけたので、今回の経験を踏まえて4月の発表に活かしたいと思います」

「他の高校の方々の発表を聞いて良かったところを採り入れることで、自分の発表をよりよくできるようにしたいと思いました。また、大学の先生からのアドバイスを受け止めて、より自分の探究に磨きをかけていきたいと感じました」

今回の発表会では、石巻専修大学の先生方、NPO法人の方々からたくさんのアドバイスをいただき、大変有意義で濃厚な1日になったと思います。今回の経験を今後の探究活動に大いに活かして欲しいと思います。

卒業生講話

3月17日(月)5、6校時、卒業生講話を実施しました。総合型、学校推薦型、一般選抜で大学合格した卒業生と、公務員や高等看護学校に合格した卒業生から、在校生に次のようなメッセージが語られました。

<一般選抜で合格した先輩>

・直前の共通テスト模試で思ったような点数が取れなかったが、その後実践練習を繰り返すことで、本番で目標点を取ることができた。大変かもしれないが、努力できる力や継続力といった今後の大学生活や社会に出たときに必要な能力を身に付けることができた。

<総合型選抜で合格した先輩>

・日常の学習は、課題を必ず期限内に提出するなど普段から復習に力を入れていた。また、わからないことに印を付け、先生や友人に聞いていた。生徒会活動等の課外活動をアピールできるため、総合型選抜を受けた。面接では、将来像を具体的にイメージし、大学の特色をしっかりと理解した上で話をした。

・小論文は日頃からニュースや新聞で情報収集することが必須。たくさんのメディアから情報を集めることが必要。また、やりたいことを見つけていくために、色々な事にチャレンジしてみてください。

たくさんのアドバイスがありましたので、活用できそうなことから試してみてほしいと思います。

先輩の大きな背中を追いかけ、追い越す気持ちで日々、努力を重ねていきましょう。

石巻市防災フェア2025

3月5日(水)から3月11日(火)は石巻市防災週間です。それに合わせて、石巻市役所が主催してイオンモール石巻にて「防災フェア2025」を実施しています。

3月9日(日)に、防災関連の探究に取り組んだ生徒が、授業で作成したポスターについて、防災フェアに参加された方に解説を行いました。

最初は緊張からなかなか積極的に話すことができていませんでしたが、徐々に自分からポスターを見ながら解説できるようになり、防災や減災対策について調べて考えたことを伝えることができました。

解説を終えると、自分の伝えたいことを要約して話すことの難しさと感じたとともに、大人の方々と話す機会はなかなかないため、良い機会だったと話していました。

石巻市防災フェア2025は、3月11日(火)までです。生徒たちのポスターがイオンモール石巻に展示されておりますので、ぜひご覧ください。

石巻教育カンファレンス2024

2月22日「石巻教育カンファレンス2024」が青葉中学校を会場に開催されました。

第1部の事例発表に、石巻地域で活動している高校生として「いしのまき政策コンテスト」で優秀賞を受賞したチームNutsが参加しました。地元のNPO法人の方、学校の先生、行政機関の方などから、自分たちの提案に対して助言をもらうことができました。第2部では「一人ひとりの力を持ち寄る探究が、地域の未来を拓く」という講演があり、第3部では事例発表や基調講演からの学びを、社会人、学生、高校生という立場を越えて話し合いました。

基調講演があったり、意見交換があったりと貴重な体験をした一日となりました!!

令和6年度 卒業証書授与式

3月1日(土)午前10時から体育館にて来賓や保護者の臨席のもと、令和6年度卒業証書授与式が挙行されました。

3年1組 卒業証書授与

3年2組 卒業証書授与

3年3組 卒業証書授与

3年4組 卒業証書授与

3年5組 卒業証書授与

式辞では、及川校長から「皆さんは、棄権やリセットができないリレーの走者です。世の中には正解のない問いがたくさんありますが、“好文知性”を生かし、目の前にあることに一生懸命取り組むことで、甲斐ある人としてとことん走り続けてください。いざ、甲斐ある人へ!」とのエールをいただきました。

 

在校生代表生徒の送辞に続いて、卒業生代表の答辞がありました。答辞では、コロナ禍で始まった1年次の生活、2年次の修学旅行、3年次の文化祭など学校行事や生徒会活動を振り返ったり、後輩へのメッセージ、先生方と保護者の方々への感謝の思いを伝えていました。また、3年間をともに過ごした仲間には「たくさんの素晴らしい思い出は、みんながいたからです。来年も再来年もいつまでも最高の仲間です!これからもよろしくお願いします。」と、改めて同学年の絆を深めていました。

 

退場の際には卒業生から3年次教員への言葉があり、194名の生徒が新たな道へと一歩を踏み出しました。卒業生の皆さんのこれからの活躍を期待します。

令和6年度同窓会入会式

 令和6年度同窓会入会式が2月28日、本校体育館で挙行されました。本校同窓会役員11名の御臨席賜り、3年生194名が77回生として晴れて同窓会の仲間入りを果たしました。

    

 式典では、同窓会長から卒業のお祝いと同窓会入会歓迎のメッセージ、そして名誉会長である校長からは同窓生としての更なる活躍を祈念するメッセージが送られました。事務局長から会則説明、役員紹介、そして、入会者を代表した生徒に記念品の「袱紗」が授与され、代表生徒が新同窓生としての決意を述べました。

 最後は、同窓会副会長の指揮で校歌を高らかに歌い上げて同窓会入会式を終えました。77回生の皆さん、いよいよ卒業式です。同窓生としての新たな決意を胸に有終の美を飾ってください。

予餞会

 2月27日、予餞会が行われました。1、2年生は、生徒会を中心に準備を重ね、お世話になった3年生に感謝の気持ちを届けました。まずは、1、2年生が作った花のアーチをくぐり抜けて、この会の主役である3年生の入場です。その後、生徒会長から開会の挨拶があり、いよいよスタートです。 

 ステージ発表では、音楽部の合唱、チアリーディング部の演技披露がありました。各部の思いが込もった合唱や演技を、3年生はまじまじと見つめていました。 

 部活動の後輩からも、メッセージ動画が届けられ、笑いあり、涙あり、趣向を凝らした動画で、先輩へ感謝の気持ちを伝えました。

  3年次の先生方からは、心温まるメッセージ動画が寄せられました。メッセージボードを使い、先生方の個性が溢れ出た動画は、共に過ごした日々を振り返り、卒業生の将来への思いを馳せたものとなっており、一人一人の心にじんわりと響いていました。 

 

 楽しい時間は瞬く間に過ぎ、最後は、3年生が紙吹雪舞う花のアーチをくぐり抜け、予銭会は終了となりました。 

 入退場の際に1、2年生が作った花のアーチは、これまで学校を引っ張ってくれた3年生と、今後の新しい歴史を彩る1、2年生とをつなぐ架け橋のように見えました。 

 3年生のみなさん、本当にお世話になりました。3月1日の卒業式でのみなさんの晴れ姿を、楽しみにしています!

仙台フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会(吹奏楽部)

 年末に「クリスマスコンサート」を開催したご縁で、2月22日に仙台フィルの定期演奏会に吹奏楽部員1・2年生36名が招待され全員で鑑賞しました。

 仙台フィルの本拠地である日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)コンサートホールは昨年以来、連続でチケット完売し満席となるなか、事務局のお計らいで招待され、常任指揮者の高関健氏の指揮によるスメタナ作曲「我が祖国」全曲を聴きました。2曲目が有名な「モルダウ」ということもあり、皆熱心に聞き入っていました。

 演奏会終演後はロビーに奏者の皆さんが出てきてくださり、年末にレッスンやクリスマスコンサートでお世話になった先生方との再会を喜びました。

 トランペットの生徒は「プロのオーケストラの演奏を聴きに行ける機会は中々ないので、とても貴重な体験をさせていただきました。繊細かつ迫力のあるサウンドと、奏者の方々の演奏に対する熱意を生で体感でき、音楽の奥深さをより一層学ぶことができました。今回の経験を忘れず、これからの自分たちの演奏の上達に繋げていけるよう直向きに練習を重ねて行きたいです。」と感想を語ってくれました。

※画像:仙台フィルから提供

仙台フィル定演後、神成先生と一緒に

 

 令和6年12月25日、マルホンあきあーとテラス(石巻市複合文化施設)で、仙台フィルハーモニー管弦楽団と吹奏楽部が「クリスマスコンサート2024」を開催しました。これまで、何度か、仙台フィルの方が来校され、演奏技術だけではなく、音楽を通じた表現の大切さを直接指導していただき、貴重な体験をすることができました。

 第1部はオーケストラステージとして、クリスマスにちなんだ曲や、世界的なサクソフォン奏者の齊藤健太さんの独奏を取り入れた曲など、仙台フィルハーモニーの演奏を聴きました。第2部は吹奏楽ステージとして吹奏楽部が吹奏楽オリジナル曲を披露しました。その後、仙台フィルと吹奏楽部が共演してアルアニアン・ダンスなどの定番曲を演奏しました。

 部長の生徒は「プロの方と一緒にコンサートを開催したことは一生の思い出となりました。プロの方の音色を間近で聴くことができ、自分たちが目指す音というものを改めて確認できる機会となったと思います。」と感想を語ってくれました。

※画像:仙台フィルから提供

総合的な探究の時間

令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

2月20日の活動をもって、令和6年度の「甲斐たいむ」は、全年次終了となります。この一年間、「甲斐たいむ」を通して皆さんはたくさんの経験を積みました。この経験を、どのように今後につなげるかが大切です。そして、甲斐ある人になるためには、どのような活動をすればいいのか、自分なりに考え実践してみましょう!

 

〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト

〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」

保健委員会「換気励行放送」

保健委員会では、1月23日から昼休みの時間に、感染症予防のため換気励行の放送を行っています。

2月に入り、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症が同時に流行しています。寒さの厳しい時期ですが、換気で新鮮な空気を教室に取り込み、感染症予防に努めています。

総合的な探究の時間

令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

2月5日、分野別課題研究「ポスター発表会」を実施しました。石巻専修大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学の先生方、保護者の皆様、石巻北高校、多賀城高校、古川黎明高校の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 

〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト

〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」

黎明サイエンスフェスティバル

 2月1日(土)、1年次生2グループ、2年次生2グループで、古川黎明高校を会場に行われた「令和6年度 黎明サイエンスフェスティバル」に参加しました。

 1年次生からは「森消滅の危機!?~あなたならどうする?~」、「高校の新学期 クラスの人と仲良くなるには」というタイトルで2題の発表を行いました。発表した1年次生からは次のような感想や振り返りがありました。

「練習をした成果が発揮できていいポスター発表ができました。他校の発表なども聞けて良い機会になりました。アドバイスなどもいただけたので来年度の甲斐たいむにも活かしていきたいと思います」

「ポスター発表をしてみて、発表している時、聞いている人に問いかけを多くしたことで、多くの意見や自分にはなかった発見をすることができました。全体を通して、突然の質問に対して答えると言った、コミュニケーション力を高めていく良い機会であったと感じました。そして、質問をする時も相手がどういうことを調べているのかについて質問することで発表者にとっても、自分にとっても知識を深めるために重要であるということを感じました」

「他校に実際に行って発表するという活動を今日初めてしてみて、思っていたよりうまくいく事ができて良かった。他校の方々の発表を聞いてレベルの高さを実感し、自分達の発表も他校の方々の発表を参考にする事ができて、以前の発表よりも完成度を上げることができた。今回の黎明サイエンスフェスティバルに参加できて自分に足りないことや伸ばせるところに気付けたので、このような事を経験することができて良かった」

 2年次生からも2題「なぜ石巻の観光客数は宮城県の他の地域より少ないのか」、「高校生の授業中の眠気は夜間の睡眠状況と関連するのか」というタイトルで発表を行いました。2年次生からは次のような感想や振り返りがありました。

「午前の発表では、限られた時間の中で自分の言いたいことを伝えることが出来た。午後は他校のポスター発表を聞いて、質問だけでなく深いやりとりを通して多くの気づきがあった。この経験を今後の探究に活かしたい」

「ポスター発表だけだったけど緊張した。話す練習にしてもポスターにしても新しい課題が見つかり、良い経験になった」

 今回の発表会は「サイエンスフェスティバル」の名の通り、SSH校として特色ある発表が数多くなされ、実り多き1日になったと思います。今回の経験を今後の探究活動に大いに活かして欲しいと思います。好文館を飛び出して発表してみたいけれど一歩が踏み出せないという皆さんも、是非一度チャレンジしてみませんか!

「3.11メモリアル”Re-Dit"ミーティング2024」参加

 1/31~2/1、1、2年次生2グループが、多賀城高校で行われた「3.11メモリアル“Re-Dit”ミーティング2024」に参加しました。伝災に関する基調講話を聞いたり、「甲斐たいむ」で行った自分たちの研究内容を発表したり、全国の防災教育に取り組んでいる高校生と交流をしたりと、実りの多い2日間となりました。

 1日目は、基調講話を聞いた後、「自助・共助・公助の関係を踏まえて、平常時、発災直後、復旧・復興期に必要な備え」について、他校生とグループワークを行いました。全国の高校生との話し合いはとても貴重な経験で、自分たちが住む地域の現状や課題についても意見を交わしていました。

  2日目のポスターセッションでは、1年次が「石巻の大雨への対策はどのようなものがあるのか」、2年次が「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」というテーマで研究発表を行いました。発表では、多くの方が石巻好文館高校の発表に興味関心を寄せてくださいました。また、自分たちの発表に関する質問を受け、これまでの研究の課題や展望を再認識することができたようです。発表回数を経るごとに、自信を持って堂々と発表する姿が印象的でした。

  2年次生徒の「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」という研究発表が、多賀城市長賞を受賞しました。

  全国の高校の防災に関する取組を知り、大いに刺激を受けたと思います。今回の経験で得たことを、周囲の人にも広めてください!

気仙沼高校探究発表会

1月25日(土)に気仙沼高校で1学年「地域社会研究」、2学年「課題研究」全体発表会が開催されました。

本校からは1年次2班、2年次1班の計3班で参加し、発表交流をおこないました。

今までの練習の成果もあり、堂々とした発表で、質問にも丁寧に答えることができていました。最初は緊張した面持ちでしたが、発表後は、自信と達成感に満ちた表情でした。

また、気仙沼高校の生徒の発表を見て、発表のやり方やテーマ設定の大切さなどを学んでいました。それぞれに新しい発見があったようで有意義な時間だったようです。2年次生徒は今後開催される校内発表に向けて、1年次生徒は来年度の課題研究に向けて、本日の学びを生かしてほしいと思います。

国立大学合格進学セミナー

1月22日(水)の放課後、株式会社オーナーから、講師と現役大学生をお招きし、国公立大学進学を検討している希望者向けてセミナーを開催しました。

大学の「学問」は、知識を使うものであり自分の興味次第で広がっていくためとても面白い。しかし、「学問」を学修するためには高校の勉強が基礎になっているというお話を聞き、生徒は改めて高校の学習の大切さを感じていました。

また、大学生が今、大学で学んでいることを情熱を持って語っている姿を見て大学の研究に興味をもった人や、高校の探究活動が進路に繋がったという話を聞いて今後のモチベーションになった人も多く見受けられました。

 

終わった後に生徒に感想を聞いてみると、

・不安でも一歩踏み出してみる、やってみることが大切だとわかったので、主体的に様々なことに挑戦してみたい。

・大学について、より興味をもった。自分の「問い」をつくることが大切であるとわかったので、自分の「好き」や「興味」をとことん探究してみたい。

・「勉強は世界を生き抜く武器」という言葉が印象に残った。まだ1年次で大学入試は意識したことがなかったが、選択肢を広げるためにも今の勉強を頑張りたいと思う。

など、様々な今後の目標が見つかったようでした。

 

「チャンスの神様には前髪しかない」というメッセージもありました。

チャンスの掴むために、たくさんのことにチャレンジしてみましょう!

朝読書週間

1月20日(月)~24日(金)の5日間、8時30分~8時40分の10分間に学校全体で読書に取り組む朝読書を行いました。

本校では、毎年、読書の習慣を身につけ、豊かな人間性を養い、朝に読書をすることで、落ち着いた状態で学習に取り組めるようにすること、また、本や言葉などに対する興味・関心を高め、図書館の利用を活発にすることを目標に期間を設けて朝読書に取り組んでいます。

この読書週間を通して養われる力は、世界に羽ばたいていく皆さんの視野を広げ、「甲斐ある人」になるための第一歩になると思います。少しの時間でもいいので、ぜひ読書を継続していきましょう。

令和7年度大学入学共通テスト激励会

 1月17日(金)、令和7年度大学入学共通テスト激励会を実施しました。

 はじめに、校長先生から「時間管理」「外部遮断」「気持ちのコントロール」と本番に向けての具体的なアドバイス、「過去を気にせず、今と未来に時間を使いなさい」「とことん取り組んでほしい」と激励のメッセージが送られ、受験生たちは翌日から始まる試験に向けて決意を新たにしているようでした。 

校長先生からの激励学年主任からの激励

 そして年次主任の先生、担任の先生からは「試験に集中するためにはどうすればいいか」「自己ベストを尽くすこと」「これまで勉強したことに自信を持って臨むこと」など力強くそして心温まるメッセージが続きました。

担任からの激励担任からの激励2担任からの激励3担任からの激励4担任からの激励5進路部長からの激励

 最後に進路指導部長先生から、受験上の諸注意や過去の事例などを踏まえたアドバイスなどの本番に向けて最終確認があり激励会を終えました。

 新課程となって初の共通テストとなりますがこれまで積み重ねてきた学習の成果を存分に発揮する機会でもありますので、ベストを尽くしてきてください。

 頑張れ、好文生!!

1月7日 全校集会

 1月7日、全校集会が行われ、2025年の学校生活がスタートしました。

 はじめに、校長先生から「嫌なことがあっても一晩寝れば忘れてしまうことが多い」、「時々脳が疲れていると感じることがある」、「普段、夜11時半には寝ることにしている」、「寝る直前までスマホやテレビ、パソコンを見ていることが多い」かどうかという4つの問いに続いて、睡眠と脳の関係についての話がありました。睡眠は脳、特に感情を司る扁桃核の疲労回復と、記憶の整理・定着の役割を担います。人体の特性、脳の特性に気付いて生活習慣を見直し、効果的な方法を考えるために、学習のポイントが紹介されました。「日中はとことん授業を聴く」、「夜11時には寝る」、「布団に入ったら目を閉じてその日の授業を振り返る」の3つを心がけ、『とことん覚醒せよ、好文生』と新年のメッセージをいただきました。

校長挨拶校歌斉唱

 厳しい寒さが続きます。健康に留意して、2025年も学習や部活動に取り組んでいきましょう。

好文館の日常

12月24日から1月6日まで、本校は冬休みです。12月に見られた「石巻好文館高校の日常」をお伝えします。

①介護体験

 12月9日と10日、家庭科の授業の一環で介護体験を実施しました。宮城県社会福祉協議会様にご協力いただき、認知症VR体験、障がい者スポーツ(スポッチャ)、その他先端介護機器体験(電動車いす、マッスルスーツ等)を体験しました。

 

<生徒の感想>

・今回の体験を通して、周りの助けが必要な人の視点を得ることができました。介護が必要なとき、この経験を生かしたいです。

・いろいろな体験を通して、認知症や高齢者のことを知ることができました。少しでも、そのような人たちの助けになりたいです。

・身近に認知症の人がいますが、VR体験を通して、そのような人がどのような気持ちになるのか感じることができました。「大丈夫」と軽い気持ちで言っていましたが、本人にとっては怖いことかもしれないことを知りました。相手の気持ちを考えて、行動したいです。

②イルミネーション

 本校の生徒会執行部が、好文祭で模擬店を出店し、その売り上げと、本校生徒からの寄付を活用し、生徒昇降口付近にある植木をLED電球で装飾しました。装飾を担当した生徒会メンバーは「イルミネーションを見て、少しでも心が温かくなるような場所になって欲しいという思いを込めました。」と話してくれました。

 

③クリスマスイベント

 12月22日、チアリーディング部がクリスマスイベントを開催しました。11月上旬まで地域のイベントに参加していたため、このイベントまでの準備期間が短いなか、みんなに楽しいクリスマスを迎えてもらいという思いから、本イベントの開催を決めました。当日は、たくさんの方に来校いただきました。ありがとうございました。

 楽しいクリスマスをお迎えください!メリークリマス!!

 

12月23日 全校集会

12月23日、今年を締めくくる全校集会が行われました。

 まず、校長先生からお話があり、それぞれの場所で得意なこと、好きなことができたか、とことん自分と向き合えたか、この一年を振り返りました。 そして、成長、変革の巳年に向けて

「時代や他人から変化を求められる前に。覚醒せよ、好文生!」

というメッセージをいただきました。

続いて、生徒指導部から休業中の生徒心得について話がありました。

 その後、賞状伝達に移り、空手道部、女子バスケットボール部、女子バレーボール部、男女卓球部、吹奏楽部、写真部、書道部、音楽部の各部活動の活躍と、石巻政策コンテストの表彰がありました。 

 また、空手道部からは東北大会に向けての決意表明があり、全校生徒からエールが送られました。

 好文生としての自覚を持ち、新年には元気な皆さんに会えること、そして好文生のさらなる活躍で今年度の締めくくりができることを期待します。

石巻高校探究活動発表会

12月17日(火)に石巻高校で探究活動中間発表会が実施されました。

本校1年次から2班8名の生徒が参加し、石巻高校生と合同で探究活動の発表を行いました。

当初は緊張した面持ちでしたが、徐々に慣れ、石巻高校生の前でも堂々とした発表をしていたのが印象的でした。

アドバイスシートなども記入してもらったようで、生徒からは「今後の発表に活かしていきたい」と前向きな様子でした。

 

高校生フォーラム

 12月15日、宮城県庁で開催された「みやぎ高校生フォーラム」に、生徒会執行部の1年次生3名が参加してきました。

 前半は、志教育等に関する各校の特色ある取組を発表し合いました。本校は、7月におこなった学習ボランティア活動、8月におこなった地域の夏祭りの運営補助、各部がおこなっている地域での活動を発表しました。また、他校がおこなっている地域貢献活動について聞き、発表を通して交流をしてきました。

 後半は、代表校による取り組み発表とパネルディスカッションもあり、他校の高い志と行動力に刺激を受けてきました。

 

これからも「甲斐ある人と言はれなむ」の校是の体現するため、好文生一人一人が「志」を高くもって、学校生活を送っていきましょう。

みやぎの子ども未来博

 12月14日(土)「みやぎのこども未来博ポスター発表会」が開催され、宮城県庁でありました。県内20校から参加があり、本校から3グループ10人が参加してきました。

 当日は、前半に協働ワークショップがあり新聞紙のタワーを作りました。当日初めて会った他校の生徒と一緒に課題に話し合いながら取り組みました。本校生徒1名が他校生徒と協力し、高い新聞タワーを完成させ「Goodチームワーク賞」を受賞しました。

 後半のポスター発表会では、これまでの探究活動の成果を発表したり、他校の生徒の発表を聞いたり、参加者から助言をもらったりしました。

 このポスター発表会で学んだことを、今後の授業や進路に行かしてください!

3年次「共通テスト説明会」

 12月11日(水)、大学入試共通テスト受験者に向けて説明会を実施しました。この日、受験者全員に届いたばかりの受験票が配布され、進路指導部から受験に向けての心構えや注意事項等についての説明がありました。今回の共通テストは、令和7年1月18日、19日です。本番まで約1ヶ月ということもあり、受験者全員、真剣な表情で説明を聴いていました。

 時間は限られてきますが、あわてず、あせらず、あきらめず、自分を信じ、体調管理をしっかりと行いながら本番でベストを尽くすことができるように受験対策を頑張っていきましょう。

1年次「がん学習・献血セミナー」

 12月4日、宮城県赤十字血液センターの方々、石巻赤十字病院の看護師の方々を講師にお招きし、「がんの治療法」「がん患者への理解、緩和ケアとは」「献血の果たす役割」について御講話いただきました。

 生徒の感想からは「健康なことがどれだけ幸せなことか、自分の勇気で他の人の手助けになるということを学ぶことができた。」「献血が患者の命を救うだけでなく、癌治療にも貢献しているという点については、改めてその意義を感じることができた。また、癌に関する最新の治療法や予防策についてのお話は、私たち一人ひとりができることを考えるきっかけとなり、感銘を受けた。」など、自他の健康や命の大切さについて考える時間となったようです。

3年次進学課外講習(第Ⅲ期・冬季)

 第3回考査終了翌日の11月27日(水)より3年次進学課外講習(第Ⅲ期・冬季)がスタートしました。

 第Ⅲ期は、11月27日(水)から12月20日(金)と令和7年1月7日(火)から共通テスト直前1月16日(木)、そしてその合間に、12月24日(火)27日(金)まで冬季進学課外講習を予定しています。

 今期の講習は主に直前に控えた共通テストに向けたものになっており、これまでの科目に加え、情報も開講され、実戦的な内容の講習を行っていきます。受講している生徒は、これまで以上に真剣な表情で課外講習に取り組んでいました。

 ここからが勝負です。本番で実力を発揮できるように最後まで粘り強く講習に取り組んでください。

修学旅行(最終日)

 12月4日、修学旅行も最終日です。午前中は、京都府宇治市にある平等院鳳凰堂を見学しました。バスガイドさんから平等院の歴史や文化について説明を受け、大和絵風来迎図、鳳凰一対、雲中供養菩薩像などの文化財にも触れました。

 

 その後、京都駅に移動して新幹線に乗り、仙台駅に到着。仙台駅では校長先生が出迎えてくれました。修学旅行委員長から、「校長先生、ただいま!」の発声があり、全員で「ただいま!」と挨拶しました。そして、石巻にバスで戻りました。

 

 生徒たちは、家族や友人へのお土産を持ち、充実した表情を見せてくれました。旅行先で感じたこと、学んだことを、今後の高校生活に活かしてくださいね!

保護者の皆様には、送迎等様々な面でご協力いただき、ありがとうございました。

 

(修学旅行委員長より)

今回の修学旅行は全ての生徒にとって実りと大きな意義のあるものになりました。

修学旅行(3日目)

 12月3日はUSJを見学しました。穏やかな天候に恵まれ、生徒たちは、はじける笑顔で楽しんでいました。

 

(生徒の感想)

アトラクションにたくさん乗ることができてとても楽しかったです。

天気も快晴で、充実した一日を過ごせました。

修学旅行(2日目)

 12月2日は班別自主研修です。京都、大阪、奈良など生徒が事前に計画した場所で、その土地ならではの経験をしてきました。ホテルでは、生徒の帰りを舞妓さんが出迎えてくれました。

朝食会場渡月橋太秦映画村奈良公園伏見稲荷神社伏見稲荷神社着物体験嵐山竹林ホテルホテル

(生徒の感想)
 今日は嵐山と東映太秦映画村に行きました。嵐山では屋形船に乗り、渡月橋の紅葉を楽しみました。抹茶アイスやいちご大福を食べて美味しかったです。東映太秦映画村は時代劇の風景を見たりアスレチックやお化け屋敷に行って、充実した1日になりました。

修学旅行(1日目)

 12月1日午後、京都に到着しました。その後、金閣、清水寺を見学しました。金閣では、華やかな雰囲気と、池や紅葉に映える金閣の美しさを味わいました。清水寺の「音羽の滝」では、学業成就、恋愛成就、延命長寿の3本の中から1本を選び、願いを込めて筧の水を飲む生徒もいました。どちらも天候にも恵まれ、美しい紅葉や夕日を楽しむことができました。日曜日ということもあり、京都市内は多くの観光客で賑わっていましたが、京都の歴史と文化を感じる1日となりました。

 夕食は、清水寺の参道にあるお店で「すきやき」を堪能しました。普段とは違う味付けを楽しみ、お肉を口いっぱいに頬張る幸せそうな表情が印象的でした。12月2日は班別自主研修です。

 

(生徒の感想)

 景色や街並みが宮城とは違って、終始感動しました。明日もみんなでルールを守り、楽しく過ごしていきたいです。

修学旅行(出発)

 12月1日から4日まで3泊4日で、京都・大阪方面へ修学旅行に行きます。これまで生徒は見学地を事前に調べたり、自主研修の計画を立てたりと、修学旅行を有意義なものにするべく、準備を進めて参りました。修学旅行を実施するにあたりご支援いただきました保護者の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

 今朝は小雨が降る中ではありましたが、生徒はみんな元気に登校し、学校からバスで仙台駅に移動しました。その後、仙台駅から東北新幹線に乗り、途中、東海道新幹線に乗り換え、京都に向かいます。本日は京都市内の見学です。教科書で見たことがある寺院を見学する予定になってります。体調に気を付けて有意義な修学旅行にしてください!!

 保護者の皆様には、早朝にもかかわらず送迎していたただきありがとうございました。修学旅行の様子はホームページで随時、お知らせします。

修学旅行結団式

 11月29日、2年次は修学旅行結団式を行いました。校長先生から、「難局があっても、知識や経験を総動員し、協力して乗り越えてください。そのために、周囲への気配り、心配りを忘れないこと。気を付けて行ってきてください。」と話がありました。

 次に年次主任から、「楽しいことは全員で楽しみ、思い出に残る修学旅行にしましょう。」と話がありました。

  生徒を代表して修学旅行委員会委員長からは、「全員で、楽しみましょう!」と呼びかけがありました。

 2年次は、12月1日から4日まで、京都・大阪方面に修学旅行に行ってきます。その様子をホームページにて随時、公開します。

いしのまき政策コンテスト

 10月13日「いしのまき政策コンテスト決勝大会」に、チームNUTSとチームS`5の2チームが出場しました。

「10年後も住みたい石巻はこれだ!~観光で稼げるまちに~」というテーマを実現するために7月から、アンケート調査を実施したり、フィールドワークを実施したりして検討を重ねて来ました。地元の大学や高校など13チームが参加した本政策コンテストにおいてチームNUTSが最優秀賞を受賞しました。

 10月29日は、最優秀賞を受賞したチームNUTSが齋藤 石巻市長にプレゼンをしてきました。齋藤市長からは「石巻には魅力がたくさんある。この政策コンテストを通じて、その魅力を知ってもらえて嬉しい。この魅力を発信するため、高校生の視点が参考になった。」と声を掛けていただきました。また、政策企画課長からも「チームS`5のインスタを活用した情報発信の視点も参考になった。」と、チームS`5のプレゼンにも触れていただきました。

令和7年度全国総文祭出場決定!!(書道部)

 NPO法人世界芸術文化振興協会主催 第25回高校生国際美術展書道の部において、3年の木村さんが奨励賞を、2年の佐藤さんが佳作を受賞しました。木村さんの作品は、8月7日~18日に東京の新国立美術館に展示されました。

 10月4日には第73回宮城県高等学校書道展覧会審査会が行われ、2年の佐藤さん、3年の大和さん、1年の佐藤さんが、漢字の部で推薦(最高賞)を受賞しました。佐藤さんの作品は推薦第一席となり、令和7年度に開催される全国高等学校総合文化祭香川大会(かがわ総文祭2025)への出場が決まりました。作品は11月8日から13日まで「せんだいメディアテーク」に展示されました。

佐藤作品木村作品

東北大会出場!!(空手道部)

 11月1日から3日まで、石巻市総合体育館を会場に県新人大会空手道競技に出場しました。男子団体組手3人制で角田高校に勝ち、決勝に進出。決勝では県水産高校に敗れましたが、東北選抜大会代表決定戦で中新田高校に勝ち、東北選抜大会に出場を決めました。東北選抜大会は、令和7年1月23日から青森県弘前市で開催されます。これからも応援をお願いいたします。

県新人ベスト8!(ソフトテニス部)

 10月31日から11月2日まで泉総合運動場テニスコートを会場に県新人大会が開催されました。男子団体において、学院榴ヶ岡高校に勝ち、準々決勝に進出。準々決勝では聖ウルスラ高校に敗れましたが、本校男子初の快挙となる団体ベスト8となり、県インドア大会(春の選抜東北大会予選)に出場を決めました。県インドア大会は12月24日、25日にセキスイハイムスーパーアリーナで開催されます。今後も応援をよろしくお願いいたします。

県新人ベスト8!(ソフトボール部)

 10月19日、20日と、仙台市海岸公園野球場を会場に県新人大会に参加してきました。1回戦は、泉館山、尚絅学院、泉松陵、富谷合同チームに、2時間の闘いの末、15対7で勝ちました。20日は、準々決勝。聖和学園との試合は、14対1の4回コールド負けとなりましたが、ベスト8になりました。2年生の選手が2人というチーム事情のなか、県大会ベスト8に入り、自信を持つことができました。応援ありがとうございました。

総合的な探究の時間

令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

11月13日1年次「甲斐たいむ」は 地元で活躍されている方や本校OB、OGの方を講師としてお招きして、社会人講話を実施しました。社会人講話に講師としてご協力いただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト

〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」

令和6年度火災避難訓練

11月6日(水)6校時、石巻消防署南分署の隊員の方々にご協力をいただき、火災を想定した避難訓練を実施しました。雨天のため体育館への避難になりましたが、生徒たちは、どの経路でどこに避難すれば良いか、指示を聞いて確認し、落ち着いて避難することができました。
消火器訓練では、消防隊員の方から実際に使用する際の注意点をご指導いただきました。
①退路を確保してから使用する ②火の勢いが強い場合は即座に避難する
今回の訓練を忘れずに、落ち着いて状況を理解し、危険な場所をしっかりと把握することで、より安全に素早く避難することができるよう、日頃から防災の意識を高めておきましょう。

第2回読書週間「朝読書」

 10月28日(月)~11月1日(金)の5日間、8:30から8:40までの10分間に学校全体で読書に取り組む「朝読書」を行いました。本校の「朝読書」は、次の四原則にしたがって取り組みます。

①     みんなでやる ②毎日やる   ③好きな本でよい   ④ただ読むだけ

ただし、雑誌,漫画本,教科書,問題集,電子書籍などを除く。

 今年度2回目となった「朝読書」ですが、2、3年次はもちろんですが、1年次もきちんと取り組みを継続できているようでした。

 日に日に秋が深まる中、3年次は進路実現、2年次は修学旅行、1年次も新人大会や模擬試験といったように授業だけではなく取り組むべきことが数多くあり、学校生活を過ごしています。そうした忙しい中でも敢えて読書を行うことは、心に余裕を持たせることができ、視野を広め、新たな気落ちでそれぞれの課題に取り組むことができる効果が期待できるかと思います。

 今回の読書週間をきっかけにぜひ読書を習慣化しましょう。

令和6年度芸術鑑賞会「学校寄席」

 10月29日(火)本校体育館において芸術鑑賞会「学校寄席」が行われました。

 ステージ上に本格的な高座が設けられ、お囃子が聞こえてくれば、もうそこは、いつもの体育館ではなく「寄席」です。期待を胸に「学校寄席」スタートです。

 まずは「寄席入門」からです。今回のトリを取られる春風亭柳橋さんから寄席の流れや、「落語」だけではなく「オチ」「謎かけ」などいろいろと教えていただきました。

 そして、雷門音助さんの「落語」です。落語といえば「オチ」ですが、学校寄席での児童生徒や先生とのエピソードが鏤められたテンポのよい噺で我々はすっかり、「落語」の世界に引き込まれてしまいました。

 次は「色物」、林家二楽さんによる「紙切り」です。生徒からは「チョッパー」、「猫」といったリクエストがあがり、作品の素晴らしさもさることながら、紙切りの合間に繰り出される話芸もまた大きな魅力でした。

 いよいよ「トリ」です。春風亭柳橋さんによる「落語」です。演目は「転失気」です。和尚と小坊主の掛け合いから「てんしき」とは何かで様々な人物が登場し面白おかしく噺が展開していきました。

 芸術の「秋」だけに最後まで「飽き」させない話芸で好文生を楽しませていただきました。ありがとうございました。

総合的な探究の時間

令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

10月26日SDGs探究活動成果会を行いました。参加いただきました気仙沼高校、石巻商業高校、古川黎明高校、石巻高校の生徒の皆さん、ありがとうございました。

また、次の団体の皆様にも参加いただき、ご助言いただきました。ご協力に感謝申し上げます。(敬称略)

①石巻専修大学 ②石巻市NPO支援オフィス ③まちづくりスポット仙台 ④フードバンクいしのまき ⑤TEDIC ⑥りとりーと ⑦フィッシャーマン・ジャパン ⑧石巻海さくら

 

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秋季生徒総会

10月17日(木)6校時に秋季生徒総会が行われました。

総会の準備から運営を新生徒会役員で行い、円滑な進行が印象的でした。

はじめに、生徒会役員の委嘱式が行われ、その後議論が行われました。

議題については事前にGoogleフォームで募り、生徒会役員で集約したものでした。資料は生徒全員にGoogleクラスルームで配布しており、iPadを上手に活用していました。

また、話し合いは、常任委員を中心にクラスの意見をまとめて発表する形式でした。どのクラスの意見も理由がしっかりしていました。その中でも、3年次から出た就職後のことを考えた意見は、1,2年次は新たな視点を発見したようで、とても有意義な時間だったように見えました。

 

 

生徒総会終了後には、表彰式が行われ、部活動で好成績を収めた生徒たちが表彰を受けていました。運動部、文化部どちらもたくさんの賞状を受賞しており、生徒の晴れやかな表情が印象的でした。今後もやりたいことや好きなことをとことんやり抜いてほしいと思います。

総合的な探究の時間

令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

2年次「甲斐たいむ」は分野別課題中間発表を行い、その発表に対して石巻専修大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学の先生方にご指導、ご助言をいただきました。

 

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2年次薬物乱用防止教室

10月2日(水)、石巻警察署より講師の方を迎え、薬物乱用防止教室が行われました。近年では特に市販薬によるオーバードーズが若年世代で増加しているというお話がありました。私たちの身近なところに落とし穴や罠が潜んでいます。ほんの好奇心でやってしまったことが、薬物の依存性に取り込まれ、人生を台無しにしてしまうという悲惨な事例がありました。

 

講話の最後には、2年次の代表生徒が「高校生でも薬物を使用してしまった人がいるという事実に驚き、身近にそのリスクがあることを知りました。薬物乱用で失った時間は取り戻すことができません。それを防ぐためにも、自分は正しい道を進み、間違った道を進もうとしている人を正しい方向に導いてあげられる人でありたいと思いました。」と、お話ししてくれました。本日の講話を今後の生活に活かしていきましょう。

〈以下生徒感想〉

・石巻市内でも逮捕されている人がいると知り、他人事じゃないんだなと思いました。7年間薬物を乱用した人のビフォーアフターの写真や、脳の写真、うずまきの絵の比較などを見て、改めて薬物の恐ろしさを実感しました。

・今までは覚醒剤や大麻、コカイン、危険ドラッグなどが薬物乱用の主だと思っていたけれど、市販薬を過剰に摂取するオーバードーズが過半数を占めていることが分かりました。最近、小学生のオーバードーズのニュースを目にすることがあったので深刻な問題になっているのだと思いました。

・自分もよく頭痛薬を飲んでいるので、過剰摂取に気をつけたいと思いました。少しの気の迷いで、自分の人生を狂わせたり、周りに迷惑をかけたりしてしまう、そして抜け出せなくなる、本当に怖いものだと思いました。これから先、絶対に薬物には関わらないよう、自我をしっかりもって生活していきたいです。

・ちょっとした好奇心から薬物に手を出し、すぐやめられると思っていても、依存症になってしまい、自分の意志ではやめられなくなることが分かりました。また、後遺症が残るということも知り、後戻りできなくなるので、絶対にしてはいけないことだと思いました。

・薬物乱用の定義として「一度だけの使用でも乱用」ということを初めて知りました。薬物乱用をした人の写真で、使用前と使用後で顔つきが全く変わってしまったのを見て、心だけでなく身体などの見た目すらも変わってしまうのだと改めて怖くなりました。

2年次性教育講話

 9月25日、2年次生徒を対象に「性教育講話」を実施しました。講師の先生から、男女のからだや妊娠のしくみ、性感染症、LGBTQなどに関するお話をいただきました。1人1人が正しい知識を持ち、自分らしく豊かな人生を実現するための、貴重な学びの機会になりました。

 

〈生徒の感想〉

 LGBTQなどの性的指向、性自認をもつ人が10%もいて、制服や更衣室、トイレなど、生きにくさを感じていることが分かりました。親にすら理解してもらえないことはとても辛いことだと思うので、LGBTQに当てはまる方々がもっと生きやすい社会になれば良いなと思いました。自分の当たり前がみんなの当たり前だと思わず、社会には様々な人がいることを理解し、今後の生活を送りたいと思います。

 

 妊娠は誰でも簡単にできるものではないということが分かり、自分が今生きているのは奇跡だと思いました。これからは自分を産んでくれた両親に感謝をして一日一日を大切に過ごしていきたいです。

 

 今まで「性」とは、いかがわしいもの、大人なもの、と思っていましたが、神秘的でとても大切なものだとイメージが180°変わりました。自分の力では知れなかったことがたくさんあり、とても勉強になりました。

 

 これから大人になるにつれて、これまで以上に「性」について関わっていくことになると思うので、性行為や性感染症について注意しなければならないことを忘れずに、お互いが思いやりをもって、明るい未来になるようにしていきたい。加害者にも被害者にもならないように気をつけていきたい。