宮城県石巻好文館高等学校のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 

皆さま方には、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。

 

 本校は、明治37年私立石巻女学校として、日和山麓の料亭跡「聴松館」を校舎として定め、明治

44年9月、石巻町立石巻実科高等女学校として創立いたしました。これまで二度の校地移転や、宮

城県石巻高等女学校、宮城県石巻女子高等学校、そして平成18年の男女共学化による現在の宮城県

石巻好文館高等学校と校名を変更し、今年で創立112年の歴史を迎える進学重視型単位制高校です。

これまでの卒業生は、旧制高等女学校から数えて2万6千名を超え、国内外で広く活躍する優秀な

卒業生を数多く輩出し、同窓生の皆さま方からも温かいご支援をいただいております。

令和3年8月には校舎が竣工し、石巻好文館高等学校の新たな一歩を踏み出すことができました。

真新しい学び舎で生徒も教職員も明るく新鮮な心持ちで毎日を過ごしております。お近くにお越しの

際は、皆さま方も新しい校舎にどうぞお運びください。

 

 本校の教育につきまして、ご紹介いたします。

昭和42年に制定した「自発能動」「一事貫行」「醇朴成徳」の校訓は、豊かな知性を養い、信頼・

友愛に富む人間関係を育み、社会に貢献する人材を育成する、本校教育方針の礎となっております。

 また、校歌の歌詞に由来する校是「甲斐ある人と言われなむ」は、<真心をもって 世のため人の

ために 尽くす人になるように 日々努力する>という意味があり、在校生の糧となっております。

教育目標は「たくましい心身と明るく清らかな精神を育み、豊かな感性と深い知性をもって自他を

尊重し、創造的かつ主体的に生きる力を養う」としております。学校として、生徒の希望に、応える

ことのできる学習指導・進路指導をおこない、一人一人の目標や夢の実現に向けた体制を整えて指導

に当たっております。

 今年3月の卒業生は、11名の国公立大学合格をはじめ、私立大学への合格者100名以上,高看

を含む専門・各種学校への進学や、公務員・民間企業への就職等それぞれの目標を達成し、在校生の

励みになるよう、立派な足跡を残してくれました。

部活動においては、運動部の陸上部全国大会出場,弓道部の東北総体出場等の活躍や、文化部の各

種コンクール県大会金賞受賞・発表会等での演奏・披露など、実り多い成果を残しております。

生徒の活躍につきましては、ホームページや学校便り等でお知らせいたしますので、ご覧をいただき

応援くださいますようお願いいたします。

 

 これからも生徒一人一人が,自分自身を大切にして,明るく笑顔で、充実した好文館高校での生活

を送ることができるよう、教職員一丸となって良い教育活動をおこなってまいる所存でございます。

これからも、石巻好文館高等学校をよろしくお願い申し上げます。

 

令和5年4月  宮城県石巻好文館高等学校 校長 加賀谷 亮