令和6年度 日々是好文

黎明サイエンスフェスティバル

 2月1日(土)、1年次生2グループ、2年次生2グループで、古川黎明高校を会場に行われた「令和6年度 黎明サイエンスフェスティバル」に参加しました。

 1年次生からは「森消滅の危機!?~あなたならどうする?~」、「高校の新学期 クラスの人と仲良くなるには」というタイトルで2題の発表を行いました。発表した1年次生からは次のような感想や振り返りがありました。

「練習をした成果が発揮できていいポスター発表ができました。他校の発表なども聞けて良い機会になりました。アドバイスなどもいただけたので来年度の甲斐たいむにも活かしていきたいと思います」

「ポスター発表をしてみて、発表している時、聞いている人に問いかけを多くしたことで、多くの意見や自分にはなかった発見をすることができました。全体を通して、突然の質問に対して答えると言った、コミュニケーション力を高めていく良い機会であったと感じました。そして、質問をする時も相手がどういうことを調べているのかについて質問することで発表者にとっても、自分にとっても知識を深めるために重要であるということを感じました」

「他校に実際に行って発表するという活動を今日初めてしてみて、思っていたよりうまくいく事ができて良かった。他校の方々の発表を聞いてレベルの高さを実感し、自分達の発表も他校の方々の発表を参考にする事ができて、以前の発表よりも完成度を上げることができた。今回の黎明サイエンスフェスティバルに参加できて自分に足りないことや伸ばせるところに気付けたので、このような事を経験することができて良かった」

 2年次生からも2題「なぜ石巻の観光客数は宮城県の他の地域より少ないのか」、「高校生の授業中の眠気は夜間の睡眠状況と関連するのか」というタイトルで発表を行いました。2年次生からは次のような感想や振り返りがありました。

「午前の発表では、限られた時間の中で自分の言いたいことを伝えることが出来た。午後は他校のポスター発表を聞いて、質問だけでなく深いやりとりを通して多くの気づきがあった。この経験を今後の探究に活かしたい」

「ポスター発表だけだったけど緊張した。話す練習にしてもポスターにしても新しい課題が見つかり、良い経験になった」

 今回の発表会は「サイエンスフェスティバル」の名の通り、SSH校として特色ある発表が数多くなされ、実り多き1日になったと思います。今回の経験を今後の探究活動に大いに活かして欲しいと思います。好文館を飛び出して発表してみたいけれど一歩が踏み出せないという皆さんも、是非一度チャレンジしてみませんか!

「3.11メモリアル”Re-Dit"ミーティング2024」参加

 1/31~2/1、1、2年次生2グループが、多賀城高校で行われた「3.11メモリアル“Re-Dit”ミーティング2024」に参加しました。伝災に関する基調講話を聞いたり、「甲斐たいむ」で行った自分たちの研究内容を発表したり、全国の防災教育に取り組んでいる高校生と交流をしたりと、実りの多い2日間となりました。

 1日目は、基調講話を聞いた後、「自助・共助・公助の関係を踏まえて、平常時、発災直後、復旧・復興期に必要な備え」について、他校生とグループワークを行いました。全国の高校生との話し合いはとても貴重な経験で、自分たちが住む地域の現状や課題についても意見を交わしていました。

  2日目のポスターセッションでは、1年次が「石巻の大雨への対策はどのようなものがあるのか」、2年次が「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」というテーマで研究発表を行いました。発表では、多くの方が石巻好文館高校の発表に興味関心を寄せてくださいました。また、自分たちの発表に関する質問を受け、これまでの研究の課題や展望を再認識することができたようです。発表回数を経るごとに、自信を持って堂々と発表する姿が印象的でした。

  2年次生徒の「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」という研究発表が、多賀城市長賞を受賞しました。

  全国の高校の防災に関する取組を知り、大いに刺激を受けたと思います。今回の経験で得たことを、周囲の人にも広めてください!

気仙沼高校探究発表会

1月25日(土)に気仙沼高校で1学年「地域社会研究」、2学年「課題研究」全体発表会が開催されました。

本校からは1年次2班、2年次1班の計3班で参加し、発表交流をおこないました。

今までの練習の成果もあり、堂々とした発表で、質問にも丁寧に答えることができていました。最初は緊張した面持ちでしたが、発表後は、自信と達成感に満ちた表情でした。

また、気仙沼高校の生徒の発表を見て、発表のやり方やテーマ設定の大切さなどを学んでいました。それぞれに新しい発見があったようで有意義な時間だったようです。2年次生徒は今後開催される校内発表に向けて、1年次生徒は来年度の課題研究に向けて、本日の学びを生かしてほしいと思います。

国立大学合格進学セミナー

1月22日(水)の放課後、株式会社オーナーから、講師と現役大学生をお招きし、国公立大学進学を検討している希望者向けてセミナーを開催しました。

大学の「学問」は、知識を使うものであり自分の興味次第で広がっていくためとても面白い。しかし、「学問」を学修するためには高校の勉強が基礎になっているというお話を聞き、生徒は改めて高校の学習の大切さを感じていました。

また、大学生が今、大学で学んでいることを情熱を持って語っている姿を見て大学の研究に興味をもった人や、高校の探究活動が進路に繋がったという話を聞いて今後のモチベーションになった人も多く見受けられました。

 

終わった後に生徒に感想を聞いてみると、

・不安でも一歩踏み出してみる、やってみることが大切だとわかったので、主体的に様々なことに挑戦してみたい。

・大学について、より興味をもった。自分の「問い」をつくることが大切であるとわかったので、自分の「好き」や「興味」をとことん探究してみたい。

・「勉強は世界を生き抜く武器」という言葉が印象に残った。まだ1年次で大学入試は意識したことがなかったが、選択肢を広げるためにも今の勉強を頑張りたいと思う。

など、様々な今後の目標が見つかったようでした。

 

「チャンスの神様には前髪しかない」というメッセージもありました。

チャンスの掴むために、たくさんのことにチャレンジしてみましょう!

朝読書週間

1月20日(月)~24日(金)の5日間、8時30分~8時40分の10分間に学校全体で読書に取り組む朝読書を行いました。

本校では、毎年、読書の習慣を身につけ、豊かな人間性を養い、朝に読書をすることで、落ち着いた状態で学習に取り組めるようにすること、また、本や言葉などに対する興味・関心を高め、図書館の利用を活発にすることを目標に期間を設けて朝読書に取り組んでいます。

この読書週間を通して養われる力は、世界に羽ばたいていく皆さんの視野を広げ、「甲斐ある人」になるための第一歩になると思います。少しの時間でもいいので、ぜひ読書を継続していきましょう。

令和7年度大学入学共通テスト激励会

 1月17日(金)、令和7年度大学入学共通テスト激励会を実施しました。

 はじめに、校長先生から「時間管理」「外部遮断」「気持ちのコントロール」と本番に向けての具体的なアドバイス、「過去を気にせず、今と未来に時間を使いなさい」「とことん取り組んでほしい」と激励のメッセージが送られ、受験生たちは翌日から始まる試験に向けて決意を新たにしているようでした。 

校長先生からの激励学年主任からの激励

 そして年次主任の先生、担任の先生からは「試験に集中するためにはどうすればいいか」「自己ベストを尽くすこと」「これまで勉強したことに自信を持って臨むこと」など力強くそして心温まるメッセージが続きました。

担任からの激励担任からの激励2担任からの激励3担任からの激励4担任からの激励5進路部長からの激励

 最後に進路指導部長先生から、受験上の諸注意や過去の事例などを踏まえたアドバイスなどの本番に向けて最終確認があり激励会を終えました。

 新課程となって初の共通テストとなりますがこれまで積み重ねてきた学習の成果を存分に発揮する機会でもありますので、ベストを尽くしてきてください。

 頑張れ、好文生!!

1月7日 全校集会

 1月7日、全校集会が行われ、2025年の学校生活がスタートしました。

 はじめに、校長先生から「嫌なことがあっても一晩寝れば忘れてしまうことが多い」、「時々脳が疲れていると感じることがある」、「普段、夜11時半には寝ることにしている」、「寝る直前までスマホやテレビ、パソコンを見ていることが多い」かどうかという4つの問いに続いて、睡眠と脳の関係についての話がありました。睡眠は脳、特に感情を司る扁桃核の疲労回復と、記憶の整理・定着の役割を担います。人体の特性、脳の特性に気付いて生活習慣を見直し、効果的な方法を考えるために、学習のポイントが紹介されました。「日中はとことん授業を聴く」、「夜11時には寝る」、「布団に入ったら目を閉じてその日の授業を振り返る」の3つを心がけ、『とことん覚醒せよ、好文生』と新年のメッセージをいただきました。

校長挨拶校歌斉唱

 厳しい寒さが続きます。健康に留意して、2025年も学習や部活動に取り組んでいきましょう。

好文館の日常

12月24日から1月6日まで、本校は冬休みです。12月に見られた「石巻好文館高校の日常」をお伝えします。

①介護体験

 12月9日と10日、家庭科の授業の一環で介護体験を実施しました。宮城県社会福祉協議会様にご協力いただき、認知症VR体験、障がい者スポーツ(スポッチャ)、その他先端介護機器体験(電動車いす、マッスルスーツ等)を体験しました。

 

<生徒の感想>

・今回の体験を通して、周りの助けが必要な人の視点を得ることができました。介護が必要なとき、この経験を生かしたいです。

・いろいろな体験を通して、認知症や高齢者のことを知ることができました。少しでも、そのような人たちの助けになりたいです。

・身近に認知症の人がいますが、VR体験を通して、そのような人がどのような気持ちになるのか感じることができました。「大丈夫」と軽い気持ちで言っていましたが、本人にとっては怖いことかもしれないことを知りました。相手の気持ちを考えて、行動したいです。

②イルミネーション

 本校の生徒会執行部が、好文祭で模擬店を出店し、その売り上げと、本校生徒からの寄付を活用し、生徒昇降口付近にある植木をLED電球で装飾しました。装飾を担当した生徒会メンバーは「イルミネーションを見て、少しでも心が温かくなるような場所になって欲しいという思いを込めました。」と話してくれました。

 

③クリスマスイベント

 12月22日、チアリーディング部がクリスマスイベントを開催しました。11月上旬まで地域のイベントに参加していたため、このイベントまでの準備期間が短いなか、みんなに楽しいクリスマスを迎えてもらいという思いから、本イベントの開催を決めました。当日は、たくさんの方に来校いただきました。ありがとうございました。

 楽しいクリスマスをお迎えください!メリークリマス!!

 

12月23日 全校集会

12月23日、今年を締めくくる全校集会が行われました。

 まず、校長先生からお話があり、それぞれの場所で得意なこと、好きなことができたか、とことん自分と向き合えたか、この一年を振り返りました。 そして、成長、変革の巳年に向けて

「時代や他人から変化を求められる前に。覚醒せよ、好文生!」

というメッセージをいただきました。

続いて、生徒指導部から休業中の生徒心得について話がありました。

 その後、賞状伝達に移り、空手道部、女子バスケットボール部、女子バレーボール部、男女卓球部、吹奏楽部、写真部、書道部、音楽部の各部活動の活躍と、石巻政策コンテストの表彰がありました。 

 また、空手道部からは東北大会に向けての決意表明があり、全校生徒からエールが送られました。

 好文生としての自覚を持ち、新年には元気な皆さんに会えること、そして好文生のさらなる活躍で今年度の締めくくりができることを期待します。