令和6年度 日々是好文
総合的な探究の時間
令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。
2月5日、分野別課題研究「ポスター発表会」を実施しました。石巻専修大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学の先生方、保護者の皆様、石巻北高校、多賀城高校、古川黎明高校の生徒の皆さん、ありがとうございました。
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黎明サイエンスフェスティバル
2月1日(土)、1年次生2グループ、2年次生2グループで、古川黎明高校を会場に行われた「令和6年度 黎明サイエンスフェスティバル」に参加しました。
1年次生からは「森消滅の危機!?~あなたならどうする?~」、「高校の新学期 クラスの人と仲良くなるには」というタイトルで2題の発表を行いました。発表した1年次生からは次のような感想や振り返りがありました。
「練習をした成果が発揮できていいポスター発表ができました。他校の発表なども聞けて良い機会になりました。アドバイスなどもいただけたので来年度の甲斐たいむにも活かしていきたいと思います」
「ポスター発表をしてみて、発表している時、聞いている人に問いかけを多くしたことで、多くの意見や自分にはなかった発見をすることができました。全体を通して、突然の質問に対して答えると言った、コミュニケーション力を高めていく良い機会であったと感じました。そして、質問をする時も相手がどういうことを調べているのかについて質問することで発表者にとっても、自分にとっても知識を深めるために重要であるということを感じました」
「他校に実際に行って発表するという活動を今日初めてしてみて、思っていたよりうまくいく事ができて良かった。他校の方々の発表を聞いてレベルの高さを実感し、自分達の発表も他校の方々の発表を参考にする事ができて、以前の発表よりも完成度を上げることができた。今回の黎明サイエンスフェスティバルに参加できて自分に足りないことや伸ばせるところに気付けたので、このような事を経験することができて良かった」
2年次生からも2題「なぜ石巻の観光客数は宮城県の他の地域より少ないのか」、「高校生の授業中の眠気は夜間の睡眠状況と関連するのか」というタイトルで発表を行いました。2年次生からは次のような感想や振り返りがありました。
「午前の発表では、限られた時間の中で自分の言いたいことを伝えることが出来た。午後は他校のポスター発表を聞いて、質問だけでなく深いやりとりを通して多くの気づきがあった。この経験を今後の探究に活かしたい」
「ポスター発表だけだったけど緊張した。話す練習にしてもポスターにしても新しい課題が見つかり、良い経験になった」
今回の発表会は「サイエンスフェスティバル」の名の通り、SSH校として特色ある発表が数多くなされ、実り多き1日になったと思います。今回の経験を今後の探究活動に大いに活かして欲しいと思います。好文館を飛び出して発表してみたいけれど一歩が踏み出せないという皆さんも、是非一度チャレンジしてみませんか!
「3.11メモリアル”Re-Dit"ミーティング2024」参加
1/31~2/1、1、2年次生2グループが、多賀城高校で行われた「3.11メモリアル“Re-Dit”ミーティング2024」に参加しました。伝災に関する基調講話を聞いたり、「甲斐たいむ」で行った自分たちの研究内容を発表したり、全国の防災教育に取り組んでいる高校生と交流をしたりと、実りの多い2日間となりました。
1日目は、基調講話を聞いた後、「自助・共助・公助の関係を踏まえて、平常時、発災直後、復旧・復興期に必要な備え」について、他校生とグループワークを行いました。全国の高校生との話し合いはとても貴重な経験で、自分たちが住む地域の現状や課題についても意見を交わしていました。
2日目のポスターセッションでは、1年次が「石巻の大雨への対策はどのようなものがあるのか」、2年次が「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」というテーマで研究発表を行いました。発表では、多くの方が石巻好文館高校の発表に興味関心を寄せてくださいました。また、自分たちの発表に関する質問を受け、これまでの研究の課題や展望を再認識することができたようです。発表回数を経るごとに、自信を持って堂々と発表する姿が印象的でした。
2年次生徒の「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」という研究発表が、多賀城市長賞を受賞しました。
全国の高校の防災に関する取組を知り、大いに刺激を受けたと思います。今回の経験で得たことを、周囲の人にも広めてください!
気仙沼高校探究発表会
1月25日(土)に気仙沼高校で1学年「地域社会研究」、2学年「課題研究」全体発表会が開催されました。
本校からは1年次2班、2年次1班の計3班で参加し、発表交流をおこないました。
今までの練習の成果もあり、堂々とした発表で、質問にも丁寧に答えることができていました。最初は緊張した面持ちでしたが、発表後は、自信と達成感に満ちた表情でした。
また、気仙沼高校の生徒の発表を見て、発表のやり方やテーマ設定の大切さなどを学んでいました。それぞれに新しい発見があったようで有意義な時間だったようです。2年次生徒は今後開催される校内発表に向けて、1年次生徒は来年度の課題研究に向けて、本日の学びを生かしてほしいと思います。
国立大学合格進学セミナー
1月22日(水)の放課後、株式会社オーナーから、講師と現役大学生をお招きし、国公立大学進学を検討している希望者向けてセミナーを開催しました。
大学の「学問」は、知識を使うものであり自分の興味次第で広がっていくためとても面白い。しかし、「学問」を学修するためには高校の勉強が基礎になっているというお話を聞き、生徒は改めて高校の学習の大切さを感じていました。
また、大学生が今、大学で学んでいることを情熱を持って語っている姿を見て大学の研究に興味をもった人や、高校の探究活動が進路に繋がったという話を聞いて今後のモチベーションになった人も多く見受けられました。
終わった後に生徒に感想を聞いてみると、
・不安でも一歩踏み出してみる、やってみることが大切だとわかったので、主体的に様々なことに挑戦してみたい。
・大学について、より興味をもった。自分の「問い」をつくることが大切であるとわかったので、自分の「好き」や「興味」をとことん探究してみたい。
・「勉強は世界を生き抜く武器」という言葉が印象に残った。まだ1年次で大学入試は意識したことがなかったが、選択肢を広げるためにも今の勉強を頑張りたいと思う。
など、様々な今後の目標が見つかったようでした。
「チャンスの神様には前髪しかない」というメッセージもありました。
チャンスの掴むために、たくさんのことにチャレンジしてみましょう!