令和6年度 甲斐たいむ
2年次甲斐たいむ「分野別課題研究ポスター発表会」
2月5日の1~4校時、体育館で「分野別課題研究ポスター発表会」を行いました。発表する2年次生と発表を聞く1年次生が集まり、多賀城高校、石巻北高校、古川黎明高校(ポスター掲示)の生徒の皆様にも参加していただきました。さらに、石巻専修大学、東北福祉大学、宮城学院女子大学の先生方にご来校いただきました。
発表では、リハーサルの反省を生かし、聞き手に伝える発表を目指すべく、問いかけやクイズを行ったり、実演を行い表情豊かに説明したりと、それぞれに工夫が見られました。
また、発表を通した他校との交流もありました。多賀城高校の発表では災害科学科ならではの視点があり、石巻北高校の発表では独自の取り組みが生き生きと紹介されていました。古川黎明高校のポスターは、実験と分析の成果が分かりやすく表現されていました。
大学の先生方には、たくさんの発表を熱心に回っていただき、貴重なアドバイスをいただきました。
これまでの研究活動では、思い通りにいかないことも多く、研究の難しさや大変さを実感した人もいたと思います。しかし同時に、自分でテーマを設定し、新たな気づきを得ながら研究を続けていくことの楽しさを味わう瞬間もあったのではないでしょうか。分野別課題研究の経験を、次なる探究、教科の学び、進路へとつなげていきましょう!
お忙しい中ご来校いただいた石巻専修大学、東北福祉大学、宮城学院女子大学の先生方、他校生徒の皆様、本当にありがとうございました。
2年次甲斐たいむ「課題研究発表会リハーサル」
1月29日の2年次「甲斐たいむ」は、5・6校時連続で「分野別課題研究ポスター発表会リハーサル」を行いました。2月5日に体育館で行う本番に向けてのリハーサルですが、内容は本番同様です。各班で趣向を凝らして作成したポスターを黒板に貼り、8分間の発表を行いました。
どの班も、これまでの研究成果を一生懸命伝えていました。iPadを使って画像や音声を加えたり、補足資料を用いて説明したりする班もありました。
発表後には、質疑応答があり、気になったことを質問し合いました。担当教員や同じゼミの仲間からの鋭い質問に動揺する場面もありましたが、丁寧に説明していました。
本番に向けて新たな課題も見つかったと思います。本番の発表が楽しみです。
(生徒の感想)
・たくさんのグループの発表を聞いて、聞いていてわかりやすいと感じたグループは共通していて、「テーマからずれることなく研究を進め、仮説は正しかったか、間違っていたのかを述べている」、「必要な資料のみを使い、無駄な説明がない」という特徴があった。これらから自分の研究を振り返ると、なぜこの資料が結びついているのかを説明できないところがあったので、見直したい。今まで調べたことをしっかり伝えられるよう改善するところは直して、自信を持って発表できるようにしたい。
・発表「させられている」、「しないといけない」という意識ではなく、自分から相手に「伝える」という意識を持ち、相手に理解をしてもらうためにはどうしたら良いかという考えの下で、相手に寄り添った発表ができるようにしていきたい。相手がより理解しやすくなるために具体的に改善すべき点は、「常に聴衆の目を見て一方的な発表になりすぎないようにする」、「聞き手の立場になって客観的に研究と発表を何度も振り返り、分かりにくい言葉や説明は分かりやすくまとめる」の2点だと思ったので、できることを考えて実行していきたい。
・リハーサルで色々な人の発表を聞いてみて、ポスターの見てほしい部分を指しながら発表したり、聞き手に視線を配りながら発表したりすることによって聞きやすくなると分かったので、自分たちの発表に取り入れていきたいと思います。今回の発表の改善点をふまえて、説明を詳しくし分かりやすくして、興味を持ってもらえるような発表をしたいと思います。
・上手な人の発表は、ほぼ原稿を見ないで、前を向いて、はっきり話していたため、原稿の内容をある程度把握してずっと下を見ながら発表することを防ぐ。また、自分の声にメリハリがなかったため、大切なところは間を取るなど、強調する話し方を工夫したいと思った。
・ずっと探究してきたので、本番が楽しみです!頑張ります!!
1年次甲斐たいむ「自己発見活動③」
1月22日(水)の1年次甲斐たいむは、株式会社オーナーから講師を招いて講演を実施しました。
今までの探究活動を振り返り、自分の在り方生き方について考え、webサイトを使って様々な探究活動を行っている方が探究を始めたきっかけなどを調べました。
講話では、自分の興味・関心と学校生活、社会貢献の3つ全てにつながる課題を発見して探究活動をすることが大切であり、普段の授業だけでなく、様々なことに興味・関心をもって探究していくことで、キャリアイメージにつながっていくと話がありました。探究の重要性を改めて感じるお話でした。
<生徒の感想>
・これから探究活動をする際、ただ興味があるからという理由だけではなく、自分が解決したい地域問題や自分の在り方生き方を得られた知識などをもとに探究することが大切であるとわかりました。改めて、自分はどういう在り方でいたいのか、将来どのような仕事をしたいのかを考えることができました。
・普段の教科の学びが将来にどのように繋がるのか考えたことはなかったけれど、学校のことと自分の興味、地域社会を知ることは全て繋がっていることがわかったので、繋がりを意識して学習したいと思いました。また、言われたことをするのではなく、主体的に自分がやりたいことを追い求めていくことが大切だとわかりました。まずは、2年次で探究したいことを、今のうちから調べ、将来に向けて様々なことにチャレンジしていきたいと思います。
・今回の講義で印象に残ったことは、教科の授業は課題を見つけるためにあるということです。自分は知識を身に付けるためだけだと思っていましたが、その知識から課題を発見していくためにまず知識が必要であり、そのための教科の学びであるというお話を受け、改めて授業をしっかり受けて行きたいと思います。
たくさん学びがあったと思います。自分の在り方生き方について考え、自分の将来に向かって視野を広げていきましょう!
2年次甲斐たいむ「課題研究」
1月8日の2年次「甲斐たいむ」は、グループごとに研究を進めました。1月29日のポスター発表会リハーサルに向けて、アンケートの集計、データの分析、ポスターデザイン、アブストラクト作成など、協力して作業を進めていました。
データの集計や考察で苦労しているグループは、ゼミ担当の先生にアドバイスを受けながら試行錯誤しています。どんなポスターが出来上がるのか、楽しみです。
2年次甲斐たいむ「課題研究」
11月27日の2年次甲斐たいむは、年内最後のグループ研究でした。文献調査やアンケート調査を進めたり、インタビューを通して得られたことを話し合ったりしています。
今後、冬休みを活用するなどして、得られた結果をポスターにまとめていきます。2月にどのような発表が見られるのか、今から楽しみです。