2024年6月の記事一覧

1年次甲斐たいむ「情報収集の仕方」

 6月26日の1年次甲斐たいむは、情報収集の仕方について担当の先生から話を聞いた後、実際に自分たちの探究活動ではどんな情報収集を行うのかを検討しました。

 授業前半の講義では、情報収集の仕方はたくさんあり、それぞれの良さがあるので複数の方法で調べることが大切だと話がありました。

 授業後半のグループ活動では、7月17日のフィールドワークの時間について話し合いをしました。どこで、どんな活動をするのか、具体的な活動方法についてまとめました。

 なかなか活動のイメージが湧かない生徒もいましたが、授業前半の講義を振り返ったりインターネットを使って調べながらグループ内で話し合ったりすることで、どんな情報収集のやり方が自分たちの探究活動に必要であるかを少しずつわかってきたようでした。

2年次甲斐たいむ「課題研究ガイダンス」&「グループ決め」

 6月26日、2年次の「甲斐たいむ」は、「課題研究ガイダンス」と「グループ決め」を行いました。前半の「課題研究ガイダンス」では、図書館司書の先生から「情報収集の方法」について丁寧にご説明いただきました。図書館の本を探すコツや、論文の探し方など、今後の参考になるお話ばかりでした。

 後半の「グループ決め」では、テーマが似ている人同士で集まり、2~4人の研究グループを作りました。次回から、グループで研究テーマを決めていきます。どんな研究が進んでいくのか、楽しみです。

1年次甲斐たいむ「探究計画シート作成」

 6月19日の1年次甲斐たいむは、探究計画シートの作成を行いました。

 先日決めたテーマをもとに仮説を立て、検証方法を考えました。仮説や検証方法を考えたとき、テーマが大きすぎることに気づき、テーマを再検討しているグループが見受けられ、探究活動のイメージができたようでした。

 

<生徒の感想>

・研究テーマを「世界の貧困」から「石巻の海」としぼることで、仮説や予想が立てやすくなった。また、何かを調べるときは、むやみに調べるのではなく自分の考えや予想を持って調べることが大切だとわかった。

 

・「若者が地元に残りたいと思う街」について考えたとき、ただ都会のようなお店を作っても地元らしさがなくなってしまうため、この町ならではの魅力を生かした地域活性化の方法を考えることはとても大変だった。もう少し情報収集をしてより具体的な方法を考えていきたい。

 

・研究方法には文献調査だけではなく、アンケートやフィールドワーク、実験など様々な方法があることがわかった。それぞれの方法の良さがあると思うので、目的に合った方法で調べていけたらいいと思う。

 

次回以降、検証方法をより具体的に考えてくことになります。

よりよい探究活動になるよう、頑張っていきましょう。

3年次甲斐たいむ「進路探究~進路の手引き~」

 6月19日(水)の3年次「甲斐たいむ」では、進路探究として配布されたばかりの最新版進路指導資料(進路の手引き)を使い、進路探究を行いました。

 進路指導資料(進路の手引き)とは、進路に関する統計資料や卒業生の進路達成状況、大学・短大・専門学校の入試、大学入学共通テスト、面接の基本、就職と多種多様な進路に対応できるようにまとめられている好文生にとって欠かせないマストアイテムです。その他にも卒業した先輩の受験報告や合格体験記が収録されており、毎年、進路探究や受験対策に活用されています。

 第1回考査が終了し、再び受験生としての日々が始まった3年次、ぜひこの進路の手引きを存分に活用して希望進路達成につなげてください。

1年次甲斐たいむ「研究テーマを作る②」

 6月12日の1年次甲斐たいむは、前回からの続きで研究テーマを作りました。

 まず、テーマに対して5W1Hの問いを立てます。その問いがオープンクエスチョンかクローズドクエスチョンかを考え、問いの転換を行い、グループでどんな探究活動をしていきたいかを考えました。

 生徒たちは、なかなか問いが立てられず、苦労していましたが、グループのメンバーと考えを共有することでより深い問いを立ててテーマを考えることができたようです。

<生徒の感想>

・自分たちでテーマを深めることで、新しい視点に気づくことができた。SDGsの目標との関連も考えることで、社会での繋がりや影響を改めて知ることができた。

 

・研究テーマを決めるとき、大きすぎるテーマだと調べきれず、有意義な探究活動にならないため、5W1Hを使った問いづくりをすることで、何を調べたらいいのか具体的にイメージができるようになった。また、身近なところから研究して積み重ねることが大きな問題を解決するのにつながるのかなと思った。

 

・問いには、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンという2種類があることを初めて知った。クローズドクエスチョンよりもオープンクエスチョンのほうがより深く探究できると思ったので、さらにクローズドクエスチョンを考えて、探究の質を上げていきたい。

 

 次回からいよいよ探究の計画シートを作って実際に探究を進めていくことになります。

頑張っていきましょう!

2年次甲斐たいむ グループ研究「テーマ決め」

 6月12日、2年次の「甲斐たいむ」は、グループ研究のテーマ決めを行いました。興味のあるテーマに関するキーワードを挙げ、5W1Hを用いて問いを立てていきます。

 

 個人探究のテーマを引き継ぐ人、新たなテーマを立てる人、様々ですが、進路やキャリアにつながるテーマ設定を行っています。

 

 次回から、テーマを絞り、グループ研究が本格化していきます。研究の面白さや難しさに触れながら、楽しく活動していきたいですね。

3年次甲斐たいむ「進路探究」

 6月12日(水)の3年次「甲斐たいむ」では、進路探究として総合型選抜・学校推薦型選抜のガイダンスを行いました。 

 今回は、進路指導部長より総合型・学校推薦型選抜の内容や手続きについて説明を受けました。また、出願先決定に際してはしっかりと調べ、その大学等が進路希望に合うのか、受験方法についても自分に合うのかを見極めて行うこと、授業第一であり、一般選抜を視野に入れて受験対策を行っていくなど心構えについての話もありました。熱の入ったガイダンスに皆、真剣な表情で聴き入り、自らの進路達成に向けて気持ちを高めていました。

2年次甲斐たいむ「個人探究発表会」

 6月5日、2年次の甲斐たいむは、「個人探究発表会」を行いました。

 

 2年次はこれまで、①個人の興味関心に基づいて問いと仮説を立てる、②情報収集・情報の整理分析をする、③問いに対する結論を導く という流れで活動を行ってきました。4月に大学の先生から「研究とは何か」に対するお話をいただき、問いを立てることの楽しさや難しさを実感しながら始まった個人探究でしたが、発表会で他者の発表を聞きながら、今後につながる気づきを得られた生徒が多くいました。

 

 発表では、自分でスライドや資料を持参するなど、工夫して説明する生徒もいました。オリジナリティ溢れる問いを立てて探究してみたり、身近な問題に切り込み自分で実験をしてみたり、興味深く刺激的な発表もありました。

 

 

【生徒の感想】

・様々なジャンルのテーマがあって、聞いていて楽しかった。身近にあるものだが深く考えたことのないものばかりで、身近な問題に目を向けるきっかけになった。グループ研究では、身近にあるが、あまり詳しく知られていないようなものをテーマにしたいと考えた。

 

・自分が調べたことについてグループの人にわかりやすく説明することはできたけれど、インターネットでの情報しか扱うことができなかった。次のグループ活動では、フィールドワークやインタビュー、実験などを行い根拠を強めた発表にしたい。

 

・調べたことや考えたことを、わかりやすく順序立てて発表することができた。他のみんなは実験を行って実際に出た数値や結果を述べていたけれど、私はインターネットでの情報のみだったので、論理性や具体性に欠けていた。テーマ設定の時点から、次回はより深い探究に取り組めるような問いを考えたいと思った。

 

・テーマや仮説を立て、結果まで自分の言葉でしっかりまとめることができました。また、調査や実験を通して考えることで、自分が理解を深めたいものがより明確な形になることを学びました。次の活動では、具体的な定義づけや調査の範囲などに気をつけて、新しい問いを探究したいと思いました。

 

 次回は、グループ研究のテーマ決めを行います。個人探究で得られた気づきや反省を活かし、自分の問いを様々な視点から深めていきましょう!

 

3年次甲斐たいむ「分野別課題研究まとめ」

 6月5日(水)の3年次甲斐たいむは「分野別課題研究まとめ」として、今年4月から作成してきた論文の本提出と3年次で行ったポスター発表と論文作成について自己評価を行いました。昨年の9月からスタートした分野別課題研究ですが、今回でその研究が終了となりました。

 課題研究で身に付けた知識や技能、自己管理力、発想力、発表力、課題解決力といった様々な力を今後は、進路決定に生かしていきましょう。そして将来、「甲斐ある人」として活躍するための大きな財産にしていってください。

1年次甲斐たいむ「研究テーマをつくる①」

 6月5日の1年次「甲斐たいむ」は、各クラスで「研究テーマ」について考えました。前回のSDGs講演会で興味を持ったことを書き出し、自分は何に関心があるのかをまとめました。その後、グループで共有し、グループ全体でどんなテーマについて研究したいかを考えました。

【生徒の感想】

・SDGs講演会で同じ話を聞いたのに、人によって感じたこと、学んだことがそれぞれ違っていて、新しい考えを得るいい機会となりました。改めて人と交流して意見を広めたり、話し合ったり、教え合ったりすることは大切だと思いました。

 ・自分たちの視点で、石巻の課題を話し合うことができました。抽象的すぎても伝わらないし、自分たちとあまり関連のない話題でも説得力がなくなってしまうので難しいと思いました。

 ・住んでいる地域が違っていても、地域の課題が似ていて驚きました。今日決めた目標・課題を解決できるよう、具体的な案を出したいです。

 ・みんなそれぞれ考えが違うのでまとめるのは難しいと思いました。しかし、それぞれが違う考えのおかげで、自分が知らなかったことや考えつかなかった意見が出てきたので、話し合い活動の良さに気づけました。

 ・地域を良くしていくためにしている活動は、どれもSDGsを解決するための取組であることに気づきました。SDGsを解決することは身近なものにも深く関係していることも理解することができました。

 ・SDGsに関連している取組は町の活性化や、人の笑顔をつくることにつながるということを学びました。人の考え方は人それぞれ違っていても、実現しようとしていることや目標はみんな同じ方向を向いていることを今回の活動で気づくことができました。

 ・自分一人では考えもつかないことを、グループのみんなが教えてくれたり、1つのテーマに対してたくさんの問題や解決策を出し合って考えを深めることができました。

 いよいよグループでの探究活動がスタートします。その探究活動を有意義なものにするためには、テーマ決めがとても大切です。次回もテーマ決めの続きを行い、よりよい探究活動にしてほしいと思います。