令和6年度 甲斐たいむ
1年次甲斐たいむ「SDGs探究活動発表会」
10月26日SDGs探究活動成果会を行いました。1年次生は、これまで地域の課題に取り組んでいる団体から話を聞き、自分たちなりの地域の課題を見つけたり、魅力を見つけたりして、探究活動を行ってきました。その成果として、調査結果やその考察、結論について、昨年度SDGs探究活動を行った2年次生、お世話になった団体、石巻専修大学の先生、石巻市NPO支援オフィスの方、保護者の皆様に発表しました。また気仙沼高校、石巻商業高校、古川黎明高校、石巻高校の生徒にも参加していただき、相互の議論や交流を行い、大いに刺激を受けたり、新たな気付きを得たりしていました。
【生徒の感想】
・他校や他の班の発表を聞き、その表現力や行動力のすごさに圧倒されました。視野を広げ、多面的に思考する大切さに気付いたので、今後はそれらを意識して探究活動をしていきたいと思います。
・人に伝える難しさを感じました。ポスターを見てしまったり、説明文を見てしまったりしたため、聴衆を見て話すことができませんでした。この反省を生かし、今後は相手を見て話すようにしたいです。
・今回の探究活動を通じて、今まで知らなかったことを知ることができました。発表ではゆっくり話すよう心掛け、聴衆から拍手されたり、質問されたりして嬉しかったです。
・ポスターにフィールドワークで調べたことやグラフなどの資料が使われており、わかりやすく伝えるための工夫がされていた。
・言葉の定義をしっかりすると、もっといい探究発表になると思った。グループで協力して発表しているところが良かった。
・他校の発表を聞いて、プレゼンの仕方、テーマの立て方など参考となることが多かった。今後の自分の探究活動に生かしたい。
ご協力いたただきました団体は次のとおりです(敬称略)。ご協力に感謝申し上げます。
①石巻専修大学 ②石巻市NPO支援オフィス ③まちづくりスポット仙台 ④フードバンクいしのまき ⑤TEDIC ⑥りとりーと ⑦フィッシャーマン・ジャパン ⑧石巻海さくら
1年次甲斐たいむ「SDGs探究活動クラス内発表」
10月23日の1年次甲斐たいむは、「SDGs探究活動クラス内発表」を行いました。各班の生徒全員で、作成したスライドを見せながら発表を行い、疑問点や感想を発表し合いました。
【生徒の感想】
・他班の発表を聞くことで、読み方や声量、話す速度など改めて見直したい。これまでの探究活動を発表してみて、石巻の海の現状を知ることができ、ゴミ拾いや節電など自分にできることを積極的に行っていきたいと思った。
・他班の発表を聞いて高校生にもできることがたくさんあることを知りました。現在がネット社会であることをあえて利用し、スマートフォン等を利用して情報発信できると考えました。問題を見る視点を変えることで、問題解決の糸口がつかめると思いました。
・石巻にはたくさんのSDGsに関する課題点があり、それを解決するために一人一人が今の石巻の現状を知ることで、課題解決に取り組んでいきたいです。高校生の私たちにもできることはあると思うので、しっかり向き合いたいです。
・どのグループも地元である石巻のことを考えている探究をしていました。私は、公園があることで子どもがいる家族は助かるかというテーマがいいと思いました。テーマが具体的で練られていました。
・SDGs講演会で学んだことや初めて知ったことをもとに、それぞれの班が工夫して、今の石巻の現状や課題を変えていこうと自分たちが現実的にできる取組を見つけることができました。
10月26日(土)は、2年次、保護者、NPO団体の方に向けて、全体発表を行います。今回の反省をふまえて相手にわかりやすく伝える発表を意識して、準備を進めていきましょう。今回のクラス内発表に磨きをかけた全体発表を楽しみにしています!
3年次甲斐たいむ「これまでの振り返り」
10月16日(水)の3年次甲斐たいむは、「これまでの振り返り」を行いました。
4月10日にスタートした今年度の甲斐たいむは、「分野別課題研究まとめ」「進路探究」「表現力を鍛える」「グループディスカッション」の4つの探究活動を柱に、自己実現研究に取り組んできました。今回は、今年度の甲斐たいむを通じてどのような力をどれだけ身に付けることができたかを振り返り、それを文章にまとめました。まとめということもあり、皆、真剣に取り組んでいました。
10月半ばを過ぎ、石巻好文館高校での生活も残り少なくなってきました。進路決定はもちろんですが、3年間の「甲斐たいむ」も振り返り、「甲斐ある人」として巣立っていくことができるようこれからの学校生活に臨んでいってほしいと思います。
2年次甲斐たいむ「分野別課題研究中間発表」
10月9日の2年次「甲斐たいむ」は、石巻専修大学、東北福祉大学、宮城学院女子大学から12名の先生方をお招きし、「分野別課題研究中間発表」を行いました。
生徒たちは、7月に大学の先生からアドバイスをいただいて深化させた「研究テーマ」、「研究動機」、「仮説」、「検証方法」等を発表しました。
大学の先生からは、改善された点や今後の課題など、丁寧にご指導いただきました。中間発表を終えた生徒たちの表情は、今後の研究への希望に満ちたものでした。お忙しい中ご来校いただいた先生方、ありがとうございました。
〈生徒の感想〉
今回の中間発表で他の班の発表を聞き、自分たちと重なるテーマの話を見つけ、自分たちにはなかった研究方法を知ることができた。また、「仮説に対する研究方法を考える」ということに改めて気づかされ、自分たちの研究方法を見直すべきだと思った。発表を聞いていただくことで自分たちの内容について客観的な意見をもらったので、その意見を基にこれから自分たちの調べたい本質を見直したり、様々な方向から調べたりして、より伝わる研究を作っていきたい。
質問や指摘を受け、自分たちが研究に熱中しているうちには気づかなかった改善点や課題が多くあり、さまざまな視点からの見方・考え方を知ることができた。客観的に自分たちの研究を見直すことを常に意識し、誰が聞いても納得のいく研究・発表を目指していきたい。また、他のグループの研究内容と関連する部分が多くあったので、互いに情報や考察結果を共有し合い、協力していくことで自分たちの研究における思考力や視点も更に広げていけたらと感じた。
中間発表を通して、言葉の定義づけの大切さが改めて分かりました。きちんと定義を示すことで、結論も少し違ったものになると思ったし、理解を深められるなと思いました。また、私の研究では予知・予測といったキーワードがカギになるのですが、予知と予測の若干のニュアンスの違いが研究方法や結論に影響するので、予知か予測かのどちらかに統一してまとめた方がいいのかなと感じました。
中間発表で自分たちの発表をして、今後の課題が明確になった。問題や結果、考察をまとめるときに、主語と述語を忘れずに、何に対しての説明なのか言葉不足にならないように注意する。発表で、ところどころ声が小さくなったり、相手に伝わるように前を見て発表できなかったので、研究を進めつつ発表の仕方も工夫し改善していきたい。
大学の先生に質問されたことで、より自分の研究方法等が明確になった。今後の研究では、「テーマを仕上げればよい」という意識から、「早く研究したい!面白い!」と研究を楽しむ意識に変え、「理解できる」発表より「聞いていて興味深い」という発表に仕上げたい。
中間発表で先生方からいただいたアドバイスをふまえ、今後は具体的な調査、考察に入ります。試行錯誤することを楽しみながら、計画的に進めていきましょう!
3年次甲斐たいむ「グループディスカッション④」
10月9日(水)の3年次甲斐たいむは、先週に引き続き「グループディスカッション」でした。
前回と同様に各クラス5~6人のグループを組み、各クラス同時進行でグループディスカッションを行いました。今回のテーマは「幸せの定義とは?」です。2回目ということもあり、各グループともスムーズに役割分担が行われ、活発な意見交換、グループとしての結論の出し方、また、提案の発表にも工夫が見られ、前回よりも充実したグループディスカッションが実践できたようでした。
「発展的対話力」と「論理的思考力」を高めていくことを目的として取り組んできた「グループディスカッション」ですが、今回の実践を自分自身のためだけではなく、社会にどう貢献していくことができるかにつなげていってほしいと思います。次回は今年度の甲斐たいむの振り返りを行います。もう一度、自身の実践を振り返り、自分の将来や社会に対してそれをどう生かしていくかを考えていきましょう。
3年次甲斐たいむ「グループディスカッション③」
10月2日(水)の3年次甲斐たいむでは、グループディスカッション③として「グループディスカッションⅠ」を行いました。 各クラス5~6人のグループを組み、同時進行でグループディスカッションを行いました。今回のテーマは「10年後に流行っているものは?」です。司会進行、書記、タイムキーパー、発表者等の役割を決め、ディスカッションに入りました。テーマについて自分の考えやアイディアを付箋に書き出し、記録用紙に同じ内容をまとめて貼り、グループ化してタイトルをつけたり、グループの関係性を線や矢印でつないだりして意見やアイディアを整理していきました。
そこからグループの新しいアイディアや提案を作り出し、最後に全体で発表し、この日の活動を終えました。この日も前回のディベート同様に各クラスとも活発な討論が交わされていました。
次回も「グループディスカッション」に取り組みます。新しいグループ、テーマとなりますが、さらに実りあるディスカッションになるように頑張りましょう。
3年次甲斐たいむ「グループディスカッション②」
9月25日(水)の3年次甲斐たいむでは、グループディスカッション②として「ディベート」を行いました。
ディベートのテーマは「日本の死刑制度は廃止するべきか」です。各クラス10チームに分かれ、同時進行で5試合を行いました。前回のガイダンス終了後に「死刑制度」について情報収集を行い、今回はその情報をチームで共有してからディベートを開始しました。内容としては、普段の会話ではなかなか話題に取り上げることは少ないと思いますが、どのクラスも活発なディベートが繰り広げられました。
次回から2週連続で「グループディスカッション」に取り組みます。ディベートとは形式が異なりますが、「発展的対話力」と「論理的思考力」を高めることを意識して臨んでほしいと思います。
1年次甲斐たいむ「SDGs探究活動中間発表」
9月25日の1年次甲斐たいむは、中間発表を行いました。現段階までの探究活動をポスターにまとめて発表し、NPO団体の方々にご助言をいただきました。
他のグループの発表を聞くことで、発表の仕方やポスターを見やすくするための工夫について検討し、また、NPO団体の方々と話をすることで考えが深まった様子でした。また、聞く側の生徒も質問や感想を述べており、集中して聞くことができていました。
<生徒の感想>
・似ているテーマであっても、解決策が各グループで異なり、新たな発見があった。人口が増加しているにもかかわらず漁師の人口は減少しているなど自分たちが調べられていないこともわかったので、もっとたくさんの情報を調べていかなければならないと思った。
・発表をしてみたら、テーマと調べていることが少しずれていることがわかった。自分が本当に解決したい課題を改めて考え、自分たちで解決できることを見つけていきたいです。
・他の班の発表を聞いて、グラフを提示することで説得力が増したり、写真を載せると見やすかったりと、わかりやすい発表があり、参考になりました。NPO団体の方からのアドバイスを聞いて、表面的だった内容が具体的になり、考えが深まりました。今回の発表を受けて、内容の修正や新たな視点での探究を行い、よりよい探究活動にしたいです。
今回ご協力いただきました団体は次の通りです(敬称略)。ありがとうございました。
①フードバンクいしのまき ②フィッシャーマン・ジャパン ③まちづくりスポット仙台 ④TEDIC ⑤こども∞感ぱにー ⑥にじいろクレヨン ⑦ベビースマイル石巻
3年次甲斐たいむ「グループディスカッション①」
9月11日(水)の3年次甲斐たいむでは、グループディスカッションのガイダンスおよび情報収集を行いました。ガイダンスでは、「どの意見が正しい、間違っていると対立するわけではなく、意見を出し合うことで納得できる合意形成を見いだす」つまり、「発展的対話力」と「論理的思考力」を高めていくことを目的としてディスカッションに取り組んでいくことや、ディスカッションの進め方や今後の活動計画が説明されました。その後、次回からの活動に向けて情報収集を行い、この日の活動は終えました
次回9月25日(水)は、まず「ディベート」に取り組みます。グループディスカッションとは形式は異なりますが、「発展的対話力」と「論理的思考力」を高めていくことができるはずですので、しっかりと取り組んでほしいと思います。
2年次甲斐たいむ「課題研究」
9月11日の2年次「甲斐たいむ」は、グループごとに研究活動を行いました。
先生方やグループの仲間と相談しながら、新たなアイデアを得ているグループ。
前回作成した研究企画書をもとに、図書室で書籍や論文を活用して調査するグループ。
10月の中間発表に向けて、見通しを持って進めていきましょう!
1年次甲斐たいむ「石巻の魅力や課題」を考える
8月21日の1年次「甲斐たいむ」は、グループで「石巻の魅力や課題」について話し合いました。7月17日に実施したフィールドワークの報告書を参考して、自分が感じた魅力・課題とその理由を発表し合い、グループでテーマに関する地域の現状、課題となっていることをまとめました。
次回は課題に対する解決策を考えます。自分が行えることは何か、身近なことをから考えてみましょう!!
2年次甲斐たいむ「課題研究」
8月21日の2年次「甲斐たいむ」は、グループごとに「研究企画書」を作成しました。7月に大学の先生からいただいたアドバイスを生かし、テーマや検証方法を再検討しています。テーマ設定や問い立てに苦戦しているグループもあれば、先生方からチェックをいただいた後、早速研究を進めているグループもありました。いよいよ課題研究が本格化します。計画的に進めていきましょう!
1年次甲斐たいむ「フィールドワーク」
7月17日の1年次甲斐たいむは、フィールドワークを行いました。
NPO法人や市役所などにお話を伺いに行ったり、海岸で実際にゴミ拾いをしてごみの種類を調べてみたり、今までの探究活動で見つけた課題について調査しました。
NPO法人や市役所に伺ったグループは、実際に課題解決に向けて動いている方々の話を聞くことで考えが深まり、新たな発想が生まれるなど、有意義な時間になったようでした。
図書館での調べ学習や校内の先生方にインタビューしているグループは、様々な視点から物事を見ることの大切さを実感していました。
ほかにも、自分たちが生活している石巻市の良さに気づいたり、逆に課題を発見することで悩んでいたり様々な生徒がいました。
<生徒の感想>
・実際に話を聞きに行った団体がどんな活動をして課題解決をしているのかを詳しく知ることができた。また、自分たち高校生ができることやイベントに参加することで地域の活性化に貢献できるとわかり、今後の自分たちの役割を明確にすることができた。
・インターネットには書かれていない石巻の現状や働いている人の心情など、現地に行ったからこそ聞けることがたくさんあり、勉強になった。また、今回の話を生かして、若者が集まる町おこしを考えていきたい。
・専門家に話を聞くことで、新たな視点を得ることができた。また、実際にインタビューをした後にグループで話し合うことで、より探究が深められたので、他の人の話を聞くことは探究を深める重要な体験であるとわかった。
・インタビューの最初はとても緊張したが、他の人たちが質問していくにつれて初めて知ることが増えて楽しくなり、最後は緊張せずに質問したり話したりすることができた。今後、積極的に様々なイベントに参加してたくさんの体験をしてみたいと思う。
今回、お世話になった団体は次のとおりです(敬称略)。ありがとうございました。
①石巻商工会議所、②石巻じちれん、③こども∞感ぱにー、④みやぎ東日本大震災津波伝承館、⑤イシノマキ・ファーム、
⑥フィッシャーマン・ジャパン、⑦フードバンクいしのまき、⑧石巻海さくら事務局、⑨住吉地区学校給食センター、
⑩石巻市役所(SDGs推進課、健康推進課、子育て支援課、危機対策課)、⑪石巻専修大学、⑫TEDIC、
⑬にじいろクレヨン、⑭ベビースマイル石巻、⑮やっぺす
2年次甲斐たいむ「大学教授出前講義」
7月17日の2年次「甲斐たいむ」は、「大学教授出前講義」。石巻専修大学、東北福祉大学、宮城学院女子大学から12名の先生をお招きしました。
5校時は大学の先生の講義を体験し、6校時は研究グループごとにテーマを発表してアドバイスをいただきました。生徒たちは、興味のある分野の講義に熱心に耳を傾け、高校とは異なる大学での学びの一端に触れることができました。また、大学の先生から、研究の手法や方向性について具体的なアドバイスをいただくことで、新たな視座を得ることができました。今後の研究の方向性が見えてきて、やるべきことが明確になったと話す生徒もいました。
―生徒の感想―
・研究するにあたって、大切なことを改めて知ることができました。まず①研究に耐えられる「問い」を立てること。この際、「どうすれば~を解決できるのか」というHowなテーマではなく、「なぜ~できるのか」というwhyのテーマにすると調べやすくなる。また、②どのような研究にするのか決めること。「なぜそうなるかわかる」質的研究と、「関係があるかどうかわかる」量的研究がある。Whyのテーマにするなら質的研究にするとよい。最後に③ポジティブなテーマにすること。人が不快に思わない、人のためになるテーマを立てるのがよい。この3つのことを知ることができた。
・大学の先生の話を聞いてみて、テーマや仮説を明確にするためには、現実的かつ自分に知識が備わっていることが大切だとわかりました。また、アンケートを取る場合は、人の気持ちを考慮することが前提であると知りました。アンケートの内容や考察を考えて、テーマ・仮説に合った調査をしていけるように頑張りたいです。
・結論が未来の話になっていくようなテーマを設定していたので、先生にアドバイスしていただいたように過去の事例を調べた上で、「何をすべきか」が結論になるようなテーマを試行錯誤しながら決めていきたいです。
・自分のやりたい探究をして、高校生のできる範囲でやっていくことが成功につながることがわかり、何度も聞いて何度もやっていきたいと思いました。
・今回の授業でテーマについて意見をもらい、まずそもそも定義を示せていないことが分かりました。具体的に対象を絞って考えていきたいです。また、先行研究がたくさんあることも教えてもらったので、たくさんの人の研究を読んで色々な視点から調べたいです。子どもに関する研究だからといってその情報だけにとらわれるのではなく、地域、家庭、制度などの現状も含めてテーマと向き合っていきたいです。
今回いただいたアドバイスを踏まえ、次回は研究計画書を作成します。大学の先生から学んだ、研究を行う際の注意点やテーマ設定のコツを生かして研究を進めましょう。
夏休み期間を使って、文献調査やフィールドワークなど、それぞれができることを積み重ねていけるといいですね。
大学の先生方には、貴重なご講義と丁寧なアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。
1年次甲斐たいむ「探究計画書」作成
7月3日の1年次甲斐たいむでは、「探究計画書」を作成しました。
7月17日のフィールドワークに向けて、自分たちのテーマに合った活動場所になっているのか、フィールドワークで何を知りたいのかを担当の先生やグループで話し合いながら深めていきました。
生徒同士で話すだけでなく、先生方と話をすることで、新たな視点を見つけ、より具体的な活動がイメージできたようでした。
ぜひ、有意義なフィールドワークにしてほしいと思います。
2年次甲斐たいむ「課題研究テーマ決め」
7月3日、2年次の「甲斐たいむ」は、前回作ったグループで「テーマ・仮説決め」を行いました。
「文学・語学」、「医療・看護」など分野ごとのゼミに分かれ、「問い」の形のテーマを考えていきます。「学生による災害時の後期高齢者への看護は可能なのか」、「部活動の地域移行により教員の業務の負担軽減は可能なのか」など、具体的な問いを立てている班もありました。
次回の大学教授出前講義では、今回立てたテーマや仮説について、大学の先生方からご指導をいただきます。今後の研究を見通しを持って進められるよう、現段階での悩みを解消しより多くのことを吸収したいですね!
1年次甲斐たいむ「情報収集の仕方」
6月26日の1年次甲斐たいむは、情報収集の仕方について担当の先生から話を聞いた後、実際に自分たちの探究活動ではどんな情報収集を行うのかを検討しました。
授業前半の講義では、情報収集の仕方はたくさんあり、それぞれの良さがあるので複数の方法で調べることが大切だと話がありました。
授業後半のグループ活動では、7月17日のフィールドワークの時間について話し合いをしました。どこで、どんな活動をするのか、具体的な活動方法についてまとめました。
なかなか活動のイメージが湧かない生徒もいましたが、授業前半の講義を振り返ったりインターネットを使って調べながらグループ内で話し合ったりすることで、どんな情報収集のやり方が自分たちの探究活動に必要であるかを少しずつわかってきたようでした。
2年次甲斐たいむ「課題研究ガイダンス」&「グループ決め」
6月26日、2年次の「甲斐たいむ」は、「課題研究ガイダンス」と「グループ決め」を行いました。前半の「課題研究ガイダンス」では、図書館司書の先生から「情報収集の方法」について丁寧にご説明いただきました。図書館の本を探すコツや、論文の探し方など、今後の参考になるお話ばかりでした。
後半の「グループ決め」では、テーマが似ている人同士で集まり、2~4人の研究グループを作りました。次回から、グループで研究テーマを決めていきます。どんな研究が進んでいくのか、楽しみです。
1年次甲斐たいむ「探究計画シート作成」
6月19日の1年次甲斐たいむは、探究計画シートの作成を行いました。
先日決めたテーマをもとに仮説を立て、検証方法を考えました。仮説や検証方法を考えたとき、テーマが大きすぎることに気づき、テーマを再検討しているグループが見受けられ、探究活動のイメージができたようでした。
<生徒の感想>
・研究テーマを「世界の貧困」から「石巻の海」としぼることで、仮説や予想が立てやすくなった。また、何かを調べるときは、むやみに調べるのではなく自分の考えや予想を持って調べることが大切だとわかった。
・「若者が地元に残りたいと思う街」について考えたとき、ただ都会のようなお店を作っても地元らしさがなくなってしまうため、この町ならではの魅力を生かした地域活性化の方法を考えることはとても大変だった。もう少し情報収集をしてより具体的な方法を考えていきたい。
・研究方法には文献調査だけではなく、アンケートやフィールドワーク、実験など様々な方法があることがわかった。それぞれの方法の良さがあると思うので、目的に合った方法で調べていけたらいいと思う。
次回以降、検証方法をより具体的に考えてくことになります。
よりよい探究活動になるよう、頑張っていきましょう。
3年次甲斐たいむ「進路探究~進路の手引き~」
6月19日(水)の3年次「甲斐たいむ」では、進路探究として配布されたばかりの最新版進路指導資料(進路の手引き)を使い、進路探究を行いました。
進路指導資料(進路の手引き)とは、進路に関する統計資料や卒業生の進路達成状況、大学・短大・専門学校の入試、大学入学共通テスト、面接の基本、就職と多種多様な進路に対応できるようにまとめられている好文生にとって欠かせないマストアイテムです。その他にも卒業した先輩の受験報告や合格体験記が収録されており、毎年、進路探究や受験対策に活用されています。
第1回考査が終了し、再び受験生としての日々が始まった3年次、ぜひこの進路の手引きを存分に活用して希望進路達成につなげてください。