令和6年度 日々是好文

学習ボランティア

 7月25日から7月30日まで、小学校や児童クラブで学習ボランティアを実施しました。将来、教育を目指す生徒や、人と関わる職業に就きたいと思う生徒43名が、近隣の小学校や児童クラブで小学生に学習支援などを行ってきました。

 

<生徒の感想>

・私達がすぐ答えを出すのではなく、子供に考えさせるということの大切さを実感しました。そういった、子供達が自分で考えて心身共に成長していく姿を見れるのは素敵だなと何度も思いました。本当に楽しかったです!

 

・改めて教員になりたいという気持ちが強くなった感じがしました。

 

・勉強を教える時に相手の小学生がわかるような言葉で説明するのが難しいなと感じた。なぜこの計算になるのかなどその理由もしっかり説明することが必要だとわかった。

 

・子供達一人一人に個性がありそれに合わせて伝えることがとても難しいんだなと実感しました

 

 この経験を通して感じたことは、「甲斐ある人」になるために必要なことです。これからの生活に生かしましょう!!

お世話になりました小学校や児童クラブの皆様、ありがとうございました。

全校集会

 7月26日、全校集会が行われました。

 

 まず、校長先生から、カナダのビクトリア大学のトム・ライチェン教授の「クマの行動」に関する研究が紹介されました。ライチェン教授によると、海の栄養をサケが川に運び、そのサケをクマが捕って森に持ち帰り、その食べ残しが森の栄養になります。クマは繁殖を終えたサケを主に捕食し、食べ残しが他の動物のエサとなることで生態系の維持に貢献しているのです。地球上の恵みは、それぞれの種が特性を生かして協力し合うという「共存・共生」のもとに成立するということは、みなさんの総合的な探究の時間の活動にもつながります。フィールドワーク、分野別課題研究では、些細な違和感から仮説を立て、客観的な検証を経て解決策を導き出すことが求められます。外での活動の機会が増える夏休みを大いに利用し、今より成長した「甲斐ある人」の姿のみなさんに再会したいというメッセージをいただきました。

 次に、生徒指導部から、総体や体育祭を振り返った後、「本気で何かに取り組もう」との話がありました。本気で取り組むにはモチベーションが大事であり、目標を持って行動することが必要です。必ずしも成果が出るわけではありませんが、取り組みの過程、プロセスは必ず、自分の財産になります。命を大切にして夏休みを過ごし、元気な姿で会いましょう。

 夏季休業明けの8月20日、一まわり成長したみなさんに会うのが楽しみです。

生徒会役員選挙

 7月24日(水)、今年度の生徒会役員選挙が実施されました。今年度は、生徒会長に3名、副会長に2名の立候補がありました。当日は、熱気溢れる体育館で新生徒会長に期待を寄せる全校生徒たちの前で、立候補者たちによる立会演説会を行われました。

 まずは応援者が候補者の魅力を余すことなく時間の許す限り全校生徒に向けて熱弁をふるっていました。そして立候補者は、我こそが石巻好文館高校の新しい担い手になるべき存在だと熱い気持ちのこもった演説で生徒達に繰り広げていました。演説会終了後は、教室に戻り、選挙管理委員が中心となって投票を行いました。そして、放課後に、開票が行われ、新生徒会長、新副会長が決まりました。

 石巻好文館高校の歴史に新たな1ページを刻む担い手として新生徒会長を中心に生徒全員が気持ちを一つにし、進んでいってください。

探究成果発表会(気仙沼高校)

 7月19日、気仙沼高校で行われた「総合的な探究の時間」最終発表会に、7チーム18名で参加してきました。当日は、3つのセクションに分かれ、自分たちの探究を説明したり、気仙沼高校の生徒の発表を聞いたりしました。

 本発表会には、SGHN運営委員の国際大学の先生、アドバイザーとして宮城大学の先生が参加されていて、本校の生徒の発表に対して高校生だけではなく、大学の先生からも質問を受け、多くの気付きがありました。

 

<生徒の感想>

・研究スタイルも内容も異なったけど、行動に移そうとする気持ちは同じだった。実際、気仙沼高校は行動に移しており、すごいと思った。

・「ヤングケアラー」をについて、私たちの発表で初めて知った人もいて、認知度に貢献ができ、うれしかった。

・生徒同士の質問が活発に飛び交っていて、内容をより一層深く理解することができました。

・気仙沼高校の生徒や大学の先生方からの質問を受け、自分たちの研究内容を、さらに深めることができました。他人の研究発表から学ぶことが多く、自分にとって良い経験となりました。

・これまでと違った質問や意見を聞くことができ、新たな視点から自分たちの研究を見つめ直す良い機会となりました。この活動を生かして、自分たちの進路に役立てたいです。

 

総合的な探究の時間

令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

 

1年次ではフィールドワークを実施しました。今回、お世話になった団体は次のとおりです(敬称略)。ありがとうございました。

①石巻商工会議所、②石巻じちれん、③こども∞感ぱにー、④みやぎ東日本大震災津波伝承館、⑤イシノマキ・ファーム、

⑥フィッシャーマン・ジャパン、⑦フードバンクいしのまき、⑧石巻海さくら事務局、⑨住吉地区学校給食センター、

⑩石巻市役所(SDGs推進課、健康推進課、子育て支援課、危機対策課)、⑪石巻専修大学、⑫TEDIC、⑬にじいろクレヨン、

⑭ベビースマイル石巻、⑮やっぺす

 

2年次では出前講義を実施しました。石巻専修大学、東北福祉大学、宮城学院女子大学の先生方、ありがとうございました。

 

〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト

〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」

体育祭 開催しました

 7月11日(木)から12日(金)の2日間、石巻好文館高校の一大イベントである「体育祭」が行われました。1日目「運動会」、2日目「球技大会」の予定でしたが、グランドコンディションが悪かったため、1日目「球技大会」、2日目「運動会」とプログラムを変更し開催されました。 

 11日の球技大会は、体育館で開催式が行われたのち競技が実施されました。男女バレーボール、男女バスケットボール、男子フットサル、女子キックベースの6種目です。男子バスケットボールは1位「2年5組」、2位「1年3組」。女子バスケットボールは1位「2年1組」、2位「2年5組」。男子バレーボールは1位「3年5組」、2位「2年4組」。女子バレーボールは1位「3年5組」、2位「2年1組」。フットサルは1位「3年1組」、2位「3年4組」。キックベースは1位「3年1組」、2位「3年5組」。1,2年生が上位に食い込むこともありましたが、球技大会総合優勝は「3年5組」、準優勝「3年1組」、第3位「2年1組」でした。

 12日は晴天にも恵まれ予定通り運動会を実施することができました。実行委員長のあいさつから盛り上がりをみせ、運動会は10種目で順位を争いました。男子学年対抗「水サバイバー」では2年次の生徒が急に「ハカ」を披露し会場を盛り上げる場面もみられました。運動会総合優勝は「3年1組」、準優勝「3年5組」、第3位「3年3組」でした。運動会では3年次が意地をみせ、1~5位までを3年次が独占しました。

 

 2日間総合の体育祭順位は

 1位 3年1組  2位 3年5組  3位 2年1組  でした。

 2日間の体育祭を通して印象に残ったことは、対戦相手をねぎらう姿が多くみられたことでした。ファールをしてしまった際に相手に声をかけたり、試合で相手に負けてしまった後も握手を求めたりする姿が多く見られ「GOOD LOSER」な生徒がたくさんいる素晴らしい学校だなと再確認することができました。生徒の皆さんはお疲れ様でした。 

3年次歯科保健講話

 6月20日(水)、歯科校医の山本寿則先生より「18歳これからの口腔ケアの意義」と題して、講話をいただきました。PHコントロールやプラークコントロール、口腔の状態が全身に及ぼす影響についての理解を深めました。

生徒の感想

「小さいころから、歯の磨き方についての指導ばかり受けていたので、歯ブラシの間違った使い方による影響や唾液の大切さに驚いた。」

「一人暮らしをすると、自分の歯に対しての意識が薄れてしまうので、今のうちに意識を高め、歯を大切にすることをあたりまえにしていこうと思った。」

「小学生の頃は親の躾や学校での指導もあって、1日3回磨くことが習慣化されていたが、中・高とその習慣は崩れていき、歯を磨く頻度も減っていった。歯の清潔さをこれからも保てるよう、磨くタイミングが定着した生活を心がけたい。」

平日課外講習 第Ⅰ期

 6月20日(木)より3年次平日進学課外講習がスタートしました。第Ⅰ期は9月5日(木)まで、国語、英語、数学を中心に実施します。

 初日は、現代文と古典の2講座を行いました。部活動を引退し、受験対策に勤しみながら更に実力をつけようと希望した3年次の生徒達が熱心に課外に臨んでいました。

  

 これからゴールまで長い道のりになりますが、課外講習を希望した気持ちを最後まで忘れず、希望進路達成に向けて頑張っていきましょう。