令和6年度 甲斐たいむ
2年次甲斐たいむ「課題研究」
11月27日の2年次甲斐たいむは、年内最後のグループ研究でした。文献調査やアンケート調査を進めたり、インタビューを通して得られたことを話し合ったりしています。
今後、冬休みを活用するなどして、得られた結果をポスターにまとめていきます。2月にどのような発表が見られるのか、今から楽しみです。
1年次甲斐たいむ「社会人講話」
11月6日㈬の1年次「甲斐たいむ」は地元で活躍されている方や本校OB、OGの方を講師としてお招きして、社会人講話を実施しました。また、11月13日㈬には社会人講話の振り返りを行いました。
様々な分野で活躍されている講師の方の貴重なお話を受け、生徒たちが自分の将来や進路を深く考える機会になりました。
【生徒の感想】
・今回の社会人講話を聞いて印象に残った言葉は、「働いていくうちにやりがいは見つけられる」というものです。自分はまだどんなことをしたいか、どんな仕事に就きたいかはまだ決まっていない。しかし、今後やりたいことが見つかり、望んだ仕事が「なにか違う、自分に合わないのではないか」と思っても、諦めずに続けることで、別のやりがいを見つけられるかもしれない。そう感じる言葉だった。将来のためにも苦手なことから逃げる癖をつけないように挑戦したり、努力を継続したりすることでやりがいを見つけられるようになりたい。
・自分が目指している業界で活躍している方の話を聞いて、心に刺さる言葉がたくさんありました。子どもと大人の世界では大きく異なり、大人になると結果がすべての世界になってしまいがちです。しかし、結果が良くなくても自分の力で壁を乗り越えて「私」という存在を認めてくれる人も必ず存在し、認めてくれる人ができる素晴らしい世界であるということもわかりました。私は、自分のネガティブ思考を前向きで自信が持てるように変えていきたいです。また、会話を中心に日常英会話ができるように今の英会話の塾と英語の映画を見ること、もっている教材の英単語を3年次の2期までに覚えることを目標とし、夢に向かって頑張りたいと思いました。
・私は大人になるのが怖いと思っていたが、講師の先生の体験談を聞いて前向きに捉えられるようになった。私はまだ夢はないが、楽しくてやりがいのある仕事に就きたいので、いざやりたい仕事が見つかったときに学力が無くて選択肢が狭まることのないようにまずは学力をのばしていきたい。
・私は将来、薬剤師になりたいと思っており、実際に薬剤師として活躍している方からの話はとても勉強になった。特に、私が苦手であるコミュニケーション能力や人の気持ちを察する力が必要だということが印象に残った。だから、これからは色んな人とコミュニケーションをとり、人に気持ちを察して気を配ることができる人になりたいと思う。そのために、1日最低でも5人と会話をしてコミュニケーション能力を養っていきたい。また、自信がつくことの大切さも学んだので、目標に近づけるように努力していきたい。
・何事にも感謝することが大事、そう思わされる講話でした。自分はありがたいともったことに対し、感謝の言葉を伝えることを意識しており、今後も継続していきたいと思いました。また、今回の講話を聞いて、今までは自分が感謝する側二なることがほとんどでしたが感謝される人間になりたいと思ったので、「感謝される人になる」ことを目標にこれから頑張っていきたいです。
・今回の講話を聞いて、働くことの大変さを知ることができました。どんな仕事でも求められることがあり、それを成し遂げる責任感が大切だとわかりました。だから私は、責任感のある人になりたいと思います。そうすることで、信頼を得てそれがやりがいになるのではないかと感じました。そのためには、日頃から自分の行動に責任を持ち、今勉強をやらなくて良いのかなど、自分のことは自分で考えて行動できるように日々優先順位をつけて考えた行動を積み重ねていきたいです。
今回の講師の方からいただいたお話や言葉を大切に、自分の将来に向かって日々考えて生活していきましょう。
社会人講話に講師としてご協力いただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
2年次甲斐たいむ「課題研究」
11月20日の2年次「甲斐たいむ」は、グループごとに研究活動を行いました。アンケートを実施する班は、周囲の人に協力を仰ぎながら進めています。アンケート結果を分析しているグループもありました。
外部の方にインタビューを実施したり、大学の先生にお話を伺ったりして、自分たちの研究を深めようとするグループもあります。2月のポスター発表会で課題研究の成果を堂々と説明できるよう、コツコツと準備を進めていきましょう。
1年次甲斐たいむ「SDGs探究活動発表会」
10月26日SDGs探究活動成果会を行いました。1年次生は、これまで地域の課題に取り組んでいる団体から話を聞き、自分たちなりの地域の課題を見つけたり、魅力を見つけたりして、探究活動を行ってきました。その成果として、調査結果やその考察、結論について、昨年度SDGs探究活動を行った2年次生、お世話になった団体、石巻専修大学の先生、石巻市NPO支援オフィスの方、保護者の皆様に発表しました。また気仙沼高校、石巻商業高校、古川黎明高校、石巻高校の生徒にも参加していただき、相互の議論や交流を行い、大いに刺激を受けたり、新たな気付きを得たりしていました。
【生徒の感想】
・他校や他の班の発表を聞き、その表現力や行動力のすごさに圧倒されました。視野を広げ、多面的に思考する大切さに気付いたので、今後はそれらを意識して探究活動をしていきたいと思います。
・人に伝える難しさを感じました。ポスターを見てしまったり、説明文を見てしまったりしたため、聴衆を見て話すことができませんでした。この反省を生かし、今後は相手を見て話すようにしたいです。
・今回の探究活動を通じて、今まで知らなかったことを知ることができました。発表ではゆっくり話すよう心掛け、聴衆から拍手されたり、質問されたりして嬉しかったです。
・ポスターにフィールドワークで調べたことやグラフなどの資料が使われており、わかりやすく伝えるための工夫がされていた。
・言葉の定義をしっかりすると、もっといい探究発表になると思った。グループで協力して発表しているところが良かった。
・他校の発表を聞いて、プレゼンの仕方、テーマの立て方など参考となることが多かった。今後の自分の探究活動に生かしたい。
ご協力いたただきました団体は次のとおりです(敬称略)。ご協力に感謝申し上げます。
①石巻専修大学 ②石巻市NPO支援オフィス ③まちづくりスポット仙台 ④フードバンクいしのまき ⑤TEDIC ⑥りとりーと ⑦フィッシャーマン・ジャパン ⑧石巻海さくら
1年次甲斐たいむ「SDGs探究活動クラス内発表」
10月23日の1年次甲斐たいむは、「SDGs探究活動クラス内発表」を行いました。各班の生徒全員で、作成したスライドを見せながら発表を行い、疑問点や感想を発表し合いました。
【生徒の感想】
・他班の発表を聞くことで、読み方や声量、話す速度など改めて見直したい。これまでの探究活動を発表してみて、石巻の海の現状を知ることができ、ゴミ拾いや節電など自分にできることを積極的に行っていきたいと思った。
・他班の発表を聞いて高校生にもできることがたくさんあることを知りました。現在がネット社会であることをあえて利用し、スマートフォン等を利用して情報発信できると考えました。問題を見る視点を変えることで、問題解決の糸口がつかめると思いました。
・石巻にはたくさんのSDGsに関する課題点があり、それを解決するために一人一人が今の石巻の現状を知ることで、課題解決に取り組んでいきたいです。高校生の私たちにもできることはあると思うので、しっかり向き合いたいです。
・どのグループも地元である石巻のことを考えている探究をしていました。私は、公園があることで子どもがいる家族は助かるかというテーマがいいと思いました。テーマが具体的で練られていました。
・SDGs講演会で学んだことや初めて知ったことをもとに、それぞれの班が工夫して、今の石巻の現状や課題を変えていこうと自分たちが現実的にできる取組を見つけることができました。
10月26日(土)は、2年次、保護者、NPO団体の方に向けて、全体発表を行います。今回の反省をふまえて相手にわかりやすく伝える発表を意識して、準備を進めていきましょう。今回のクラス内発表に磨きをかけた全体発表を楽しみにしています!