令和5年度 日々是好文

令和6年度大学入学共通テスト前日説明・激励会

 1月12日(金)令和6年度大学入学共通テスト前日説明・激励会を実施しました。

 はじめに、校長先生から「合格のチャンスは誰にでも平等にある」「与えられた試験時間、試験問題は誰でも同じ」「最後の1分1秒まで諦めないで粘り強く取り組んでほしい」と激励のメッセージが送られ、受験生たちは翌日から始まる試験に向けて決意を新たにしているようでした。続けて、進路指導部長先生から、受験上の諸注意やアドバイス、そして担任の先生、年次主任の先生からは「緊張のメカニズムを知り、試験に集中するためにはどうすればいいか」「自己ベストを尽くすこと」「これまで勉強したことに自信を持ってのぞむこと」「これまで支え来てくれた仲間がいること」など激励のメッセージと続きました。

 新年の授業がスタートして間もなく迎える今回の共通テストですが、これまで積み重ねてきた学習の成果を存分に発揮する機会でもありますので、ベストを尽くしてきてください。頑張れ、好文生!!

1月9日 全校集会

 令和6年1月9日、全校集会と賞状伝達式が行われ、2024年の学校生活がスタートしました。

 はじめに、能登半島地震の犠牲となった方々へ黙祷を捧げ、「必要な情報を知り、被災者のために何ができるか考えよう」と校長先生から話がありました。そして、音楽家ロベルト・シューマンのユーゲントアルバムにある『難しいものを平凡に弾くより、易しい曲を上手に、美しく弾けるよう努力すること』や『学ぶことに終わりはない』をはじめとした言葉が紹介され、「未来をつくるのは自分自身。魅力的な社会人になるよう、日々の目標を持ち、自分を信じて夢に向かおう」とのメッセージをいただきました。

 続いて、賞状伝達式が行われ、陸上競技部、空手道部、書道部、吹奏楽部、音楽部の県以上の大会での活躍、女子バレーボール部、男女バスケットボール部、写真部、吹奏楽部、卓球部の地区大会での活躍が表彰されました。

 厳しい寒さが続きます。健康に留意して、2024年も学習や部活動に取り組んでいきましょう。

好文館の日常

 12月23日から1月8日まで、本校は冬休みです。12月に見られた「石巻好文館高校の日常」をお伝えします。

① 1年生の廊下に探究活動の成果をまとめたポスターを、12月から掲示しています。10月21日、SDGs探究活動の成果をポスターにまとめ、発表しました。その際、作成したポスターを、週替わりで掲示しています。

 

② 生徒会が生徒昇降口のそばの植木をLED電球で装飾しました。日中の太陽の光で、夕方は自動で明るくなる仕組みです。下校するとき、明るく道を照らしてくれ、気持ちまで明るくなります。

 

③ 本校には、昼休みや放課後に誰でも演奏できるピアノが置いてあります。クリスマスが近づいたある日、「White Christmas」の曲が流れていました。誰が弾いているのか気になり見に行くと、校長先生が弾いていました。

全校集会

 12月22日、今年を締めくくる全校集会が行われました。

 まず、校長先生から各年次に向けて、「3年次は『合格のチャンスは誰にでもある』ので自分を信じて最後まで粘り強く、夢や目標実現のスタートラインに立つ2年次は決意を新たに、明るく元気な1年次は飛躍によって自分の可能性を伸ばして、生活しよう」という言葉をいただきました。“The sky is the limit”『可能性は無限大』と言われるように空を見上げ、気持ちを切り替えること、大きな選択は小さな選択を常に正しく、連続して行うことから成ることについて話がありました。

 続いて、生徒指導部からは、休業中の生徒心得について、「自己防衛を心がけて、安全に過ごしてほしい」との話がありました。

 好文生としての自覚を持ち、新年には元気な皆さんに会えること、そして好文生のさらなる活躍で今年度の締めくくりができることを期待します。

探究活動成果発表会

 12月19日(火)石巻高校で開催された「探究活動成果発表会」に、本校から5グループ16名で参加してきました。

 本校は前半に発表し、石巻高校の生徒や先生から質問を受け、新たな発見があったようでした。後半は石巻高校と気仙沼高校の探究活動の発表を聞き、同じテーマでも課題解決に向けたアプローチが違うこと、自分たちの考えを人に伝える方について、気付きがあったようでした。

 

 会場を移して、石巻専修大学の先生、東部地方振興事務所の方を交え、探究の進める上で困っていること、さらにテーマを深くする方法など話し合いをおこないました。

 各校における総合的な探究の時間等の成果を互いに発表会する交流を通して、地域探究活動に関して理解を深めることができました。

みやぎのこども未来博ポスター発表会

 12月16日(土)「みやぎのこども未来博ポスター発表会」が、名取市にある宮城県総合教育センターでありました。県内18校、103名の高校生の参加があり、本校から3グループ6人が参加しました。

 当日は、前半に協働ワークショップがあり、新聞紙でタワーを作り、その高さを競いました。他校の生徒と一緒に当日与えられた課題について話し合いをしながら、協働して作品を製作しており、自分の意見を伝えること、他人の意見を受け入れることの楽しさと難しさを体験していました。2名が他校生徒と協力し、140cmを越える新聞タワーを完成し、見事優勝し、表彰されました。

 後半は、ポスター発表会で、参観者に対して説明し、質問を受けました。自分にはない視点で質問され、視野を広げていました。

 このポスター発表会で学んだことを、今後の授業や進路に生かしましょう!!

令和6年度大学入学共通テスト説明会

 12月13日(水)、令和6年度大学入学共通テスト受験者に向けて説明会を実施しました。この日、受験者全員に届いたばかりの受験票等が配布され、進路指導部から受験に向けての心構えや注意事項についての説明がありました。共通テストは1月13日、14日、ちょうど1ヶ月前ということもあり、受験者全員、真剣な表情で説明を聴いていました。残された時間は少ないですが、何よりも受験することが大切です。体調管理をしっかりと行いながら本番でベストを尽くすことができるように受験対策を頑張っていきましょう。

1年次「がん・献血セミナー」

 12月6日(水)、 本校白梅ホールにて、宮城県赤十字血液センター事業部献血推進課の新田光さんと、プロスノーボーダーの荒井daze善正さんのお二方に来校いただき、1年次生を対象とした「がん・献血セミナー」を実施しました。新田さんには、献血について6つの項目(①献血とは何か、②献血の種類、③採血の基準、④献血の流れ、⑤献血の現状、⑥献血できる場所)から講話をいただきました。その中でも印象に残っている言葉は、「献血の現状として、毎日1万4千人の献血への協力が必要である」というものです。それにも関わらず、10代から30代の献血者推移はこの10年間(2010年~2020年)でおよそ37%(約100万人)も減少しているというデータに、他人事ではなく当事者意識を持って献血に協力していこうと思いました。プロスノーボーダーの荒井daze善正さんからは、がんとの闘病について大変貴重なお話をいただきました。

<生徒たちの感想>

DAZE★さんの話を聞いて未来の自分のための行動の仕方を学びました。新田さんの話を聞いて、献血の経緯や仕組みなどが分かりました。献血やドナー登録は正直怖いですが、もし、ほんの少し、誰かのための偽善をする勇気が湧いたら、今後やってみたいと思います。

DAZEさんの話を聞いて、1つの小説を読んでいるかのように思いました。本当に考え方一つで人生は180度変わるのだなと改めて感じる講話でした。

病気を治療する前の期間のお話を聞き、何もやることができない悔しさというのは、私たちには想像できないほど辛いものだったんだなというのが伝わってきました。骨髄ドナーについて、ドナー数が減っていることはテレビで知っていたけれど、減るとどうなるのかまで考えられていませんでした。自分には関係ないと思わないで、積極的に献血、ドナー登録というものに向き合い、生活していきたいと思いました。

血液の保存期間は思っていた以上に短くて驚きました。多くの人の協力が大切だと思いました。自分がやりたいことをやる勇気、0を1にする力という言葉がとても印象に残りました。一日一日を無駄にしないように、新しいことへ挑戦していきたいと思いました。

献血は事故などで使われるものだと思っていましたが、多くは治療するために使われていると分かって驚きました。有効期間が少ない血液を患者に届けるために、自分も16才になったら献血したいと思いました。荒井さんはドナー登録者が少ないにもかかわらず、生きるためにあきらめなかったというところに勇気をもらいました。献血も骨髄ドナーも少しの勇気で救われる人がいるところに感動しました。