2023年12月の記事一覧

好文館の日常

 12月23日から1月8日まで、本校は冬休みです。12月に見られた「石巻好文館高校の日常」をお伝えします。

① 1年生の廊下に探究活動の成果をまとめたポスターを、12月から掲示しています。10月21日、SDGs探究活動の成果をポスターにまとめ、発表しました。その際、作成したポスターを、週替わりで掲示しています。

 

② 生徒会が生徒昇降口のそばの植木をLED電球で装飾しました。日中の太陽の光で、夕方は自動で明るくなる仕組みです。下校するとき、明るく道を照らしてくれ、気持ちまで明るくなります。

 

③ 本校には、昼休みや放課後に誰でも演奏できるピアノが置いてあります。クリスマスが近づいたある日、「White Christmas」の曲が流れていました。誰が弾いているのか気になり見に行くと、校長先生が弾いていました。

全校集会

 12月22日、今年を締めくくる全校集会が行われました。

 まず、校長先生から各年次に向けて、「3年次は『合格のチャンスは誰にでもある』ので自分を信じて最後まで粘り強く、夢や目標実現のスタートラインに立つ2年次は決意を新たに、明るく元気な1年次は飛躍によって自分の可能性を伸ばして、生活しよう」という言葉をいただきました。“The sky is the limit”『可能性は無限大』と言われるように空を見上げ、気持ちを切り替えること、大きな選択は小さな選択を常に正しく、連続して行うことから成ることについて話がありました。

 続いて、生徒指導部からは、休業中の生徒心得について、「自己防衛を心がけて、安全に過ごしてほしい」との話がありました。

 好文生としての自覚を持ち、新年には元気な皆さんに会えること、そして好文生のさらなる活躍で今年度の締めくくりができることを期待します。

探究活動成果発表会

 12月19日(火)石巻高校で開催された「探究活動成果発表会」に、本校から5グループ16名で参加してきました。

 本校は前半に発表し、石巻高校の生徒や先生から質問を受け、新たな発見があったようでした。後半は石巻高校と気仙沼高校の探究活動の発表を聞き、同じテーマでも課題解決に向けたアプローチが違うこと、自分たちの考えを人に伝える方について、気付きがあったようでした。

 

 会場を移して、石巻専修大学の先生、東部地方振興事務所の方を交え、探究の進める上で困っていること、さらにテーマを深くする方法など話し合いをおこないました。

 各校における総合的な探究の時間等の成果を互いに発表会する交流を通して、地域探究活動に関して理解を深めることができました。

みやぎのこども未来博ポスター発表会

 12月16日(土)「みやぎのこども未来博ポスター発表会」が、名取市にある宮城県総合教育センターでありました。県内18校、103名の高校生の参加があり、本校から3グループ6人が参加しました。

 当日は、前半に協働ワークショップがあり、新聞紙でタワーを作り、その高さを競いました。他校の生徒と一緒に当日与えられた課題について話し合いをしながら、協働して作品を製作しており、自分の意見を伝えること、他人の意見を受け入れることの楽しさと難しさを体験していました。2名が他校生徒と協力し、140cmを越える新聞タワーを完成し、見事優勝し、表彰されました。

 後半は、ポスター発表会で、参観者に対して説明し、質問を受けました。自分にはない視点で質問され、視野を広げていました。

 このポスター発表会で学んだことを、今後の授業や進路に生かしましょう!!

令和6年度大学入学共通テスト説明会

 12月13日(水)、令和6年度大学入学共通テスト受験者に向けて説明会を実施しました。この日、受験者全員に届いたばかりの受験票等が配布され、進路指導部から受験に向けての心構えや注意事項についての説明がありました。共通テストは1月13日、14日、ちょうど1ヶ月前ということもあり、受験者全員、真剣な表情で説明を聴いていました。残された時間は少ないですが、何よりも受験することが大切です。体調管理をしっかりと行いながら本番でベストを尽くすことができるように受験対策を頑張っていきましょう。

1年次「がん・献血セミナー」

 12月6日(水)、 本校白梅ホールにて、宮城県赤十字血液センター事業部献血推進課の新田光さんと、プロスノーボーダーの荒井daze善正さんのお二方に来校いただき、1年次生を対象とした「がん・献血セミナー」を実施しました。新田さんには、献血について6つの項目(①献血とは何か、②献血の種類、③採血の基準、④献血の流れ、⑤献血の現状、⑥献血できる場所)から講話をいただきました。その中でも印象に残っている言葉は、「献血の現状として、毎日1万4千人の献血への協力が必要である」というものです。それにも関わらず、10代から30代の献血者推移はこの10年間(2010年~2020年)でおよそ37%(約100万人)も減少しているというデータに、他人事ではなく当事者意識を持って献血に協力していこうと思いました。プロスノーボーダーの荒井daze善正さんからは、がんとの闘病について大変貴重なお話をいただきました。

<生徒たちの感想>

DAZE★さんの話を聞いて未来の自分のための行動の仕方を学びました。新田さんの話を聞いて、献血の経緯や仕組みなどが分かりました。献血やドナー登録は正直怖いですが、もし、ほんの少し、誰かのための偽善をする勇気が湧いたら、今後やってみたいと思います。

DAZEさんの話を聞いて、1つの小説を読んでいるかのように思いました。本当に考え方一つで人生は180度変わるのだなと改めて感じる講話でした。

病気を治療する前の期間のお話を聞き、何もやることができない悔しさというのは、私たちには想像できないほど辛いものだったんだなというのが伝わってきました。骨髄ドナーについて、ドナー数が減っていることはテレビで知っていたけれど、減るとどうなるのかまで考えられていませんでした。自分には関係ないと思わないで、積極的に献血、ドナー登録というものに向き合い、生活していきたいと思いました。

血液の保存期間は思っていた以上に短くて驚きました。多くの人の協力が大切だと思いました。自分がやりたいことをやる勇気、0を1にする力という言葉がとても印象に残りました。一日一日を無駄にしないように、新しいことへ挑戦していきたいと思いました。

献血は事故などで使われるものだと思っていましたが、多くは治療するために使われていると分かって驚きました。有効期間が少ない血液を患者に届けるために、自分も16才になったら献血したいと思いました。荒井さんはドナー登録者が少ないにもかかわらず、生きるためにあきらめなかったというところに勇気をもらいました。献血も骨髄ドナーも少しの勇気で救われる人がいるところに感動しました。

修学旅行(最終日)

 12月5日、修学旅行も最終日となりました。午前中、京都府宇治市にある平等院鳳凰堂を見学しました。授業で習ったことがあり、10円玉でも見慣れている建物ですが、実物は違いました。

 その後、京都駅に移動し、午後の新幹線に乗り,仙台駅に到着。その後、バスで学校に戻りました。手には家族や友人へのお土産を持ち、いい笑顔を見せてくれました。

 旅行先で見たり、聴いたり、感じたりしことを、お土産話として学校で教えてください!!

 

<修学旅行委員長の感想>

 この4日間大きな怪我や感染症にかかることなく、無事に全員で修学旅行を終えることができました。修学旅行を経て得た知識や経験を、来年の自分たちの進路に少しでも生かしていきたいです。

修学旅行(3日目)

 12月4日はUSJ見学です。修学旅行も3日目となり、生徒も疲れてくるころですが、USJでは楽しく過ごしたようでした。

<生徒の感想>

・人が多かったので、各自で計画的に回る順番を考え、アトラクションを楽しめました。思い出に残る1日となりました。