2025年5月の記事一覧

1年次甲斐たいむ「研究テーマをつくる①」

5月28日(水)の1年次甲斐たいむでは、グループになり、研究テーマについて考えました。初めに、先日のSDGs講演会や、SDGs17の目標から興味をもった内容について個人で書き出し、自分の興味・関心について深めました。その後、グループで共有し、グループ全体でどのようなテーマについて探究していくかを検討しました。

 

<生徒の感想>

・自分の考えをグループで共有する、言語化する事の難しさを感じた。自分が考えていることを伝えたつもりでも、相手の捉え方が異なっていたり、うまく伝わらなかったりしたので、もっとコミュニケーションを取って自分の意見がうまく伝わるように日々気をつけたい。

・グループで1つのテーマを考えることは難しかった。人それぞれ興味をもったことが違うため、全員が興味をもって調べられるようにおおまかなテーマを決めたが、ここからテーマを絞っていくことは大変そうだと思った。

・「住み続けられるまちづくり」をテーマにすることに決めたが、「住み続けられる」といっても、自然環境、働き場などの環境、地域活性化など様々な視点からの考え方があることが分かった。次回は、そのどの部分に焦点を当てるのか、グループで話し合い、焦点化していきたい。

・グループ全員で興味があることについて発表すると、個性が出ると感じた。また、様々な分野の話が出たが、広く見ると共通点を見つけ出すこともでき、物事は色んな部分で繋がっていることが分かった。

 

次回はよりテーマを絞っていきます。探究活動において、テーマ設定はとても大切です。グループ全員で意見を出し合い、よりよい探究活動になるよう、協力していきましょう。

3年次甲斐たいむ「論文作成」

 5月28日(水)の3年次甲斐たいむは「分野別課題研究まとめ」として、今年4月から作成してきた論文の提出と、3年次で行ったポスター発表と論文作成についての自己評価を行いました。昨年からスタートした分野別課題研究ですが、今回でその研究が一区切りとなります。課題研究で身に付けた知識や技能、自己管理力、発想力、発表力、課題解決力などの様々な力を、今後は進路決定に生かしていきましょう。そして将来、「甲斐ある人」として活躍するための財産にしていってください。

 

3年次甲斐たいむ「進路別ガイダンス」

 5月21日(水)の3年次甲斐たいむは「進路別ガイダンス」を行いました。大学・短大・専門学校等への進学希望者は、各校の入試担当者から学校や学部の情報、入試結果、傾向や対策、学費や就職状況等について幅広く説明を聞きました。また、公務員志望の生徒は採用結果や採用予定の傾向を聞きました。講義形式、個別相談など様々な形態で行われましたが、どの会場でも熱心に聴き入る姿が見られました。これから、進学希望者は模擬試験や課外講習が、公務員希望者は採用試験の申し込みがスタートする時期を迎えます。

 今回のガイダンスで得たことを明日からの学校生活に生かし、希望進路の実現を果たしてほしいと思います。

 

1年次甲斐たいむ 「SDGs講演会」

 今回は外部講師の方をお招きしてSDGs講演会が行われました。日頃から地域の課題解決に取り組んでいる団体の方々から活動を聞くことで、課題解決の手段を学び地域の魅力を再発見することで、自分自身が地域とどう関わっていくか、何ができるかを考えていきます。

 市内NPO法人を始め、県水産操業技術センタ-など10団体のなかから、生徒たちは4講座のお話を伺いました。

 来週はクラスごとの活動。いよいよ研究のテーマを決めていきます。

 

3年次甲斐たいむ「論文作成」

 5月14日(水)3年次甲斐たいむは、論文作成です。仕上げの段階に入り、文章の構成や引用の仕方など、各班で確認しながら進めていました。

 次回はいよいよ論文の提出です。これまでの研究の成果を分かりやすくまとめ、記録として残る形に仕上げていきましょう。

1年次甲斐たいむ「プチ探究」

 5月14日の1年次甲斐たいむでは、「プチ探究」を行いました。

まず、生徒自身が興味・関心のある記事をいくつか調べ、その内容と関連した課題を見つける活動をしました。その後、グループを作り、自分の調べたことを共有しました。この活動を通して、自分の興味・関心を新しく見つけた生徒や再発見した生徒が多く見受けられました。

【生徒の感想】

・自分が興味のあることについて記事を読み、問いを立てて、課題解決のために色々なことを考え、わかったことをグループ内で考えあうことで、他の考え方や新しい情報を知ることができるということに気付いた。

・自分の夢を実現している人の話を読むことで、夢を諦めずに叶えることの大切さを学ぶことができた。

・プチ探究を通して、自分とは反対の考え方や新しい見方があることに気付いたので、考える幅が広がった。今後、探究のテーマを設定していく際に役立てていきたい。

  今回の甲斐たいむでは、探究サイクルの課題設定について学習を行いました。次回は、実際に様々な地域の課題解決に取り組んでいる外部の先生方をお招きし、設立の目的や活動内容についてお話をいただきます

 これから本格的に始まる探究活動に向けて力を蓄えていきましょう。

3年次甲斐たいむ「研究論文作成」

 4月30日(水)3年次甲斐たいむは、研究論文作成です。昨年度の先輩の論文を参考にしたり、足りなかったところを再調査したり、各班協力して進めていました。

 

 論理的な文章を意識し、より精度の高い論文を完成させられるよう、協力して取り組みましょう!

 

 

1年次甲斐たいむ「探究ガイダンス」

4月30日(水)の1年次甲斐たいむは、まちづくりスポット仙台の玉田氏を講師としてお招きし、「探究ガイダンス」を行いました。

 

「総合的な探究の時間」は自分の興味・関心あることを深掘りし、問題を解決する時間であることをお話しいただき、次に玉田さんが最近取り組んでいる「探究」テーマについてお話ししていただきました。

現状から目指すべき未来を実現するために取り組むべき事が課題であるから、課題設定をする上で、実際に目標や計画を立て、アクションしてみる事が大切だと学びました。また、どんなことでも「探究」になると具体的な事例を挙げながらお話しいただいたことで、「探究」のイメージが変わった生徒が多くいたようでした。

 

<生徒の感想>

・自分の気になることを調べて考えるだけではなく、やってみることでしか分からないこともいっぱいあるということが分かった。また、やってみることで自分の事も知れるので、まずは色々な事にチャレンジしたいと思う。

・一度調べて終わりではなく、探究は何度もサイクルを繰り返して良いものになっていくということが分かった。だから、たくさん探究サイクルを回していきたい。

・総合的な探究の時間の目的は、自分が目指したい未来に向けて問いを立て、主体的に社会とつながる力を身に付けることだと分かりました。また、多くの人と関わり、コミュニケーションを取ることや、小さな事でもやってみることが大切だと分かったので、自分の未来に向けて少しずつ行動したいと思います。

これからの探究のイメージが少しはできたでしょうか。

5月下旬にはいよいよ探究テーマを検討することになります。今回のガイダンスを生かしてほしいと思います。

1・3年次甲斐たいむ「分野別課題研究ポスター発表会」

 4月28日(土)の甲斐たいむは、3年次生が1年次生に分野別課題研究ポスターの発表会を行いました。1年次生が、3年次生が1年間かけて研究してまとめたテーマや研究方法を知り、今後の甲斐たいむのイメージを掴むための課題研究見学会です。また、当日は3年次の保護者にも参観していただきました。

1年次生は、これまでの甲斐たいむに加えて3年次の発表を聞いたことで、探究活動やポスター発表の仕方が分かったようでした。

 

<生徒の感想>

・テーマが様々で、自分の興味・関心について深く調べて考えることはとても面白そうだと思い、今後の探究活動が楽しみになった。

・地元石巻の観光客を呼び込むための対策について、自分たちにできることはないと思っていたが、視点を変えるだけで自分たちのできることもあると分かった。自分も探究するときは、自分たちのできることを考えていきたい。

・3年次の先輩方の発表は、話し方がとても丁寧で、難しい言葉も分かりやすく説明してくださったので、聞き取りやすかった。

・ポスターに文字だけでなく、調べたことをグラフや表にすることで視覚的にわかりやすい発表になっていた。また、そのグラフ等を指しながら発表されていたので、見る場所もわかりやすかった。今後私が発表するときも、相手が聞きやすい発表を心がけたい。

 

3年次生のポスター発表は、2月に一度行っていたこともあり、そのときの反省を生かして、聴衆である1年次生の様子を見ながら説明したり、質問をしてコミュニケーションを取りながら発表していたりしました。

発表を終えた3年次生は、課題研究論文の作成を行い、当日の活動を終えました。

3年次のみなさんには、課題研究やポスター発表を通して身に付けた力を、これからの学校生活や受験などで発揮してほしいと思います。