2025年2月の記事一覧
予餞会
2月27日、予餞会が行われました。1、2年生は、生徒会を中心に準備を重ね、お世話になった3年生に感謝の気持ちを届けました。まずは、1、2年生が作った花のアーチをくぐり抜けて、この会の主役である3年生の入場です。その後、生徒会長から開会の挨拶があり、いよいよスタートです。
ステージ発表では、音楽部の合唱、チアリーディング部の演技披露がありました。各部の思いが込もった合唱や演技を、3年生はまじまじと見つめていました。
部活動の後輩からも、メッセージ動画が届けられ、笑いあり、涙あり、趣向を凝らした動画で、先輩へ感謝の気持ちを伝えました。
3年次の先生方からは、心温まるメッセージ動画が寄せられました。メッセージボードを使い、先生方の個性が溢れ出た動画は、共に過ごした日々を振り返り、卒業生の将来への思いを馳せたものとなっており、一人一人の心にじんわりと響いていました。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、最後は、3年生が紙吹雪舞う花のアーチをくぐり抜け、予銭会は終了となりました。
入退場の際に1、2年生が作った花のアーチは、これまで学校を引っ張ってくれた3年生と、今後の新しい歴史を彩る1、2年生とをつなぐ架け橋のように見えました。
3年生のみなさん、本当にお世話になりました。3月1日の卒業式でのみなさんの晴れ姿を、楽しみにしています!
仙台フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会(吹奏楽部)
年末に「クリスマスコンサート」を開催したご縁で、2月22日に仙台フィルの定期演奏会に吹奏楽部員1・2年生36名が招待され全員で鑑賞しました。
仙台フィルの本拠地である日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)コンサートホールは昨年以来、連続でチケット完売し満席となるなか、事務局のお計らいで招待され、常任指揮者の高関健氏の指揮によるスメタナ作曲「我が祖国」全曲を聴きました。2曲目が有名な「モルダウ」ということもあり、皆熱心に聞き入っていました。
演奏会終演後はロビーに奏者の皆さんが出てきてくださり、年末にレッスンやクリスマスコンサートでお世話になった先生方との再会を喜びました。
トランペットの生徒は「プロのオーケストラの演奏を聴きに行ける機会は中々ないので、とても貴重な体験をさせていただきました。繊細かつ迫力のあるサウンドと、奏者の方々の演奏に対する熱意を生で体感でき、音楽の奥深さをより一層学ぶことができました。今回の経験を忘れず、これからの自分たちの演奏の上達に繋げていけるよう直向きに練習を重ねて行きたいです。」と感想を語ってくれました。
※画像:仙台フィルから提供
令和6年12月25日、マルホンあきあーとテラス(石巻市複合文化施設)で、仙台フィルハーモニー管弦楽団と吹奏楽部が「クリスマスコンサート2024」を開催しました。これまで、何度か、仙台フィルの方が来校され、演奏技術だけではなく、音楽を通じた表現の大切さを直接指導していただき、貴重な体験をすることができました。
第1部はオーケストラステージとして、クリスマスにちなんだ曲や、世界的なサクソフォン奏者の齊藤健太さんの独奏を取り入れた曲など、仙台フィルハーモニーの演奏を聴きました。第2部は吹奏楽ステージとして吹奏楽部が吹奏楽オリジナル曲を披露しました。その後、仙台フィルと吹奏楽部が共演してアルアニアン・ダンスなどの定番曲を演奏しました。
部長の生徒は「プロの方と一緒にコンサートを開催したことは一生の思い出となりました。プロの方の音色を間近で聴くことができ、自分たちが目指す音というものを改めて確認できる機会となったと思います。」と感想を語ってくれました。
※画像:仙台フィルから提供
総合的な探究の時間
令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。
2月20日の活動をもって、令和6年度の「甲斐たいむ」は、全年次終了となります。この一年間、「甲斐たいむ」を通して皆さんはたくさんの経験を積みました。この経験を、どのように今後につなげるかが大切です。そして、甲斐ある人になるためには、どのような活動をすればいいのか、自分なりに考え実践してみましょう!
〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト
〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」
保健委員会「換気励行放送」
保健委員会では、1月23日から昼休みの時間に、感染症予防のため換気励行の放送を行っています。
2月に入り、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症が同時に流行しています。寒さの厳しい時期ですが、換気で新鮮な空気を教室に取り込み、感染症予防に努めています。
総合的な探究の時間
令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。
2月5日、分野別課題研究「ポスター発表会」を実施しました。石巻専修大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学の先生方、保護者の皆様、石巻北高校、多賀城高校、古川黎明高校の生徒の皆さん、ありがとうございました。
〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト
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黎明サイエンスフェスティバル
2月1日(土)、1年次生2グループ、2年次生2グループで、古川黎明高校を会場に行われた「令和6年度 黎明サイエンスフェスティバル」に参加しました。
1年次生からは「森消滅の危機!?~あなたならどうする?~」、「高校の新学期 クラスの人と仲良くなるには」というタイトルで2題の発表を行いました。発表した1年次生からは次のような感想や振り返りがありました。
「練習をした成果が発揮できていいポスター発表ができました。他校の発表なども聞けて良い機会になりました。アドバイスなどもいただけたので来年度の甲斐たいむにも活かしていきたいと思います」
「ポスター発表をしてみて、発表している時、聞いている人に問いかけを多くしたことで、多くの意見や自分にはなかった発見をすることができました。全体を通して、突然の質問に対して答えると言った、コミュニケーション力を高めていく良い機会であったと感じました。そして、質問をする時も相手がどういうことを調べているのかについて質問することで発表者にとっても、自分にとっても知識を深めるために重要であるということを感じました」
「他校に実際に行って発表するという活動を今日初めてしてみて、思っていたよりうまくいく事ができて良かった。他校の方々の発表を聞いてレベルの高さを実感し、自分達の発表も他校の方々の発表を参考にする事ができて、以前の発表よりも完成度を上げることができた。今回の黎明サイエンスフェスティバルに参加できて自分に足りないことや伸ばせるところに気付けたので、このような事を経験することができて良かった」
2年次生からも2題「なぜ石巻の観光客数は宮城県の他の地域より少ないのか」、「高校生の授業中の眠気は夜間の睡眠状況と関連するのか」というタイトルで発表を行いました。2年次生からは次のような感想や振り返りがありました。
「午前の発表では、限られた時間の中で自分の言いたいことを伝えることが出来た。午後は他校のポスター発表を聞いて、質問だけでなく深いやりとりを通して多くの気づきがあった。この経験を今後の探究に活かしたい」
「ポスター発表だけだったけど緊張した。話す練習にしてもポスターにしても新しい課題が見つかり、良い経験になった」
今回の発表会は「サイエンスフェスティバル」の名の通り、SSH校として特色ある発表が数多くなされ、実り多き1日になったと思います。今回の経験を今後の探究活動に大いに活かして欲しいと思います。好文館を飛び出して発表してみたいけれど一歩が踏み出せないという皆さんも、是非一度チャレンジしてみませんか!
「3.11メモリアル”Re-Dit"ミーティング2024」参加
1/31~2/1、1、2年次生2グループが、多賀城高校で行われた「3.11メモリアル“Re-Dit”ミーティング2024」に参加しました。伝災に関する基調講話を聞いたり、「甲斐たいむ」で行った自分たちの研究内容を発表したり、全国の防災教育に取り組んでいる高校生と交流をしたりと、実りの多い2日間となりました。
1日目は、基調講話を聞いた後、「自助・共助・公助の関係を踏まえて、平常時、発災直後、復旧・復興期に必要な備え」について、他校生とグループワークを行いました。全国の高校生との話し合いはとても貴重な経験で、自分たちが住む地域の現状や課題についても意見を交わしていました。
2日目のポスターセッションでは、1年次が「石巻の大雨への対策はどのようなものがあるのか」、2年次が「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」というテーマで研究発表を行いました。発表では、多くの方が石巻好文館高校の発表に興味関心を寄せてくださいました。また、自分たちの発表に関する質問を受け、これまでの研究の課題や展望を再認識することができたようです。発表回数を経るごとに、自信を持って堂々と発表する姿が印象的でした。
2年次生徒の「石巻好文館高校は東日本大震災の教訓を活かせているのか」という研究発表が、多賀城市長賞を受賞しました。
全国の高校の防災に関する取組を知り、大いに刺激を受けたと思います。今回の経験で得たことを、周囲の人にも広めてください!