令和7年度 日々是好文
全校集会
12月24日(水)、冬休み前の全校集会が開かれました。 集会では、校長先生より、
「来年は午年、情熱や変化を象徴する年です。生徒の皆さんも進化する一年にしましょう。自分を進化させる具体的なやり方を伝えます。まず、自分の最終形を思い浮かべ、口にします。「○○になる!」と、明確に声に出して言いましょう。次に、それを紙に書き、毎朝読み上げて一日をスタートします。こうすることで、希望が動き出します。どんな無謀なことでも、実現できます。私はこれを、ムキムキ作戦と名付けました。無謀を希望に変えろ、好文生!」とのお話がありました。
その後、賞状伝達が行われ、多くの賞状が披露されました。
2026年も、生徒の皆さんの様々な場面での活躍を期待しております。良いお年をお迎えください。
フィッシャーマン・ジャパンによる調理実習が行われました
3年次フードデザインの学習で、フィッシャーマン・ジャパンの方を講師に迎え、食材の特徴や調理方法について学びました。
初めて扱う食材に苦戦する場面もありましたが、丁寧にさばき方を教えていただき、生徒たちは美味しい料理を完成させることができました。
本時の献立は、「イカと里芋の煮物」と「つみれ汁」です。
調理実習に加え、石巻地域の漁業の現状や魚文化についても学ぶことができ、生徒にとって大変貴重な学習の時間となりました。
2年次進路ガイダンス
12月17日(水)の5・6校時目に「進路ガイダンス」を実施しました。生徒の進路ニーズに応えるものでもあり、約40校の大学、短大、専門学校、看護専門学校による対面での説明やオンラインでの説明が行われました。今年ももう少しで終わります。来年は、いよいよ自分の夢に向かって進路を実現する年となります。好スタートを切れるよう、将来の自分を考える良いきっかけとなりました。
青森視察
今年度、本校は宮城県自主研修事業(特色ある学校づくり)の指定を受け、総合的な探究の時間や各教科をはじめ、さまざま教育活動の改善に取り組んでいます。その一環として、今回は探究活動で先進的な取り組みが行われている青森県立青森中央高等学校、青森県立青森南高等学校の2校を視察してきました。
1日目の青森中央高等学校は学校閉鎖の時期と重なってしまい、総合探究「あすなろ発表会」を見学することはできませんでしたが、現在の取り組みに至るまでの課題や改革策、4分野18のゼミに分かれて行う「地域探究」の活動をお伺いすることができました。青森中央高校の探究活動の方針「みつける・かかわる・とびだす」は、生徒自身に当事者意識を持たせ、自分の興味・関心に基づき課題に主体的に関わっていこうとする「総合的な探究の時間」の本質を端的に示していると感じました。
2日目に伺った青森南高等学校は、普通科とグローバル探究科があり、国際バカロレアに認定されている学校です。探究活動を学校の軸としており、生徒は興味関心に基づいたテーマを設定し、探究に取り組んでいるとのことでした。また、外部の方と連携をすることで、探究活動を深めており、実社会で生かせるスキルを身に付けられることを目的として取り組んでいる様々な工夫を教えていただきました。
2日間を通して、探究活動における様々な取り組みを学びました。本校の探究活動を改めて振り返り、今後の活動を深く考えることのできる有意義な時間でした。我々も、生徒みなさんが興味をもって活動できるような仕組みや実社会で生かせるスキルを磨けるような取り組みを考え、最高の甲斐たいむを探究していきたいと思います。
お忙しい中対応してくださった、青森中央高等学校、青森南高等学校の先生方に、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
みやぎのこども未来博に参加しました
12月13日(土)、県内の中学生、高校生が夏休みの自由研究や総合的な探究の時間などの取組について、意見交流や中間発表、成果発表を県庁講堂で行いました。本校でも
「現在神道の信仰は減少しているのか?また、減少しているならその原因は何か?」
「パフォーマンスを上げつつ次の日まで疲労が残らないようにする方法はあるのか~1ヶ月の体幹トレーニングを通して~」
「石巻の海をより豊かにするためには」
の3つの探究グループが参加し、他校との交流を深めました。
【生徒の感想】
・人前で発表するのが苦手で気が重かったが、人前で発表する事に少し慣れることが出来ました。
・最初はどのようなイベントになるのか予想がつかず緊張していましたが、グループワークや他の学校の発表を聞いて、より学びを深めることができ、有意義な時間になりました。
・他校と交流でいろんな意見を聞いたり協力して頑丈な橋を作るのが楽しかったです。発表ではアドバイスを貰い改善点を見つけられたり、ほかの発表を聞いて沢山参考になる点があったので来年に活かしていきたいです。
学校設定科目「保育・福祉」VR体験
12月12日(金)、福祉や医療への理解を深める取り組みの一環として、3年次の学校設定科目「保育・福祉」を選択している生徒を対象に、VRゴーグルを用いた認知症体験学習を実施しました。このプログラムでは、認知症の方が日常生活で直面する困難を、仮想現実を通じて体感します。今回は、「認知症による視空間失認」と「レビー小体型認知症による幻視」の2つの症状を体験しました。この2つの体験から、認知症の方がどのように感じているのか、そして周囲の人にどのように接して欲しいと思うのかを考えました。生徒はVRゴーグルを装着し、認知症の方がどのように世界を感じているのかを疑似体験しました。この学習を通じて、「認知症の方はどのように接してほしいと思っているのか」を考え、理解と共感を深めることができました。
修学旅行4日目
修学旅行、最終日は平等院鳳凰堂を訪れました。クラスごとに集合写真を撮影した後は、静かな池に映る鳳凰堂を眺めながら周囲を散策し、ミュージアムでは歴史や建築にまつわる展示をじっくりと見学しました。そのあとは、近くの茶屋で抹茶アイスやそばを味わい、それぞれが京都ならではの雰囲気を最後まで楽しんでいました。
お昼頃になるとバスで京都駅へ向かい、宮城県への帰路へ。4日間の充実した行程のなかで積み重なった疲れもあって、帰りの新幹線やバスでは、多くの生徒が心地よさそうに眠りについている姿が印象的でした。
今回の旅で得た思い出や学びが、これからの学校生活にも温かく息づいていくことを願っています。
修学旅行3日目
3日目は、京都のホテルを出発し、大阪にあるユニーバーサル・スタジオ・ジャパンへ向かいました。到着後は最初にホテルに立ち寄り、荷物を預けてから、いよいよ研修班ごとのUSJ研修がスタートしました。
はじめに多くの生徒が向かったのはお土産ショップです。キャラクターのカチューシャや帽子を身に付けて店から出てくる姿からは、これから始まる1日へのワクワクした気持ちが伝わってきました。
アトラクションを思い切り楽しむ班、好きなキャラクターのグッズを集める班、レストランで食事を満喫する班など、それぞれの班が魅力あふれる園内で充実した時間を過ごしていました。
修学旅行2日目
2日目は、グループに分かれての自主研修です。事前に友達と話し合って決めた目的地へ、各班とも無事にたどり着けたようです。
京都では、紅葉を背景に写真撮影をした班や、着物を着て京都の町並みを楽んだ班など、それぞれが秋の京都を満喫していました。大阪方面では、海遊館を訪れたり、道頓堀でたこやきを味わったりと、にぎやかな雰囲気の中で思い思いの時間を過ごしていました。
ホテルに戻ると、サプライズとして舞妓さんのお出迎えがあり、一緒に写真撮影をするなど、京都ならではの体験も楽しむことができました。
修学旅行に行って参りました。
1日目「嵐山散策」
石巻好文館高校を出発し、仙台駅・東京駅と乗り継いで、13時頃に京都駅へ到着しました。到着後はすぐにバスへ乗車し、バスガイドさんのお話を聞きながら嵐山へと向かいました。
嵐山では、まず 渡月橋の前でクラスごと集合写真を撮影し、その後は自由散策の時間となりました。多くの生徒が最初に訪れたのは天龍寺で、歴史ある建物を見学したり、美しい庭園を眺めたりして過ごしていました。その後は、竹林の小径を散策したり、食べ歩きを楽しんだりと、それぞれが思い思いに京都ならではの時間を満喫しました。
令和7年度修学旅行結団式
11月28日、2年次は11月29日から12月2日まで実施される令和7年度修学旅行の結団式を行いました。
校長先生からは、「修学旅行を楽しむ秘訣はマナーを守ること、12月2日仙台で待っています。」と修学旅行の無事と成功を祈るお話がありました。
そして旅行団長である年次主任の先生からは、甲斐ある人にあやかった修学旅行への心構えについてのお話があり、結団式を終えました。
3泊4日での京都・大阪方面への修学旅行ですが、ホームページにて随時その様子を公開しますのでぜひご覧下さい。
それでは、道中お気を付けて、いってらっしゃい。
「いい歯の日」週間
11/8の「いい歯の日」にちなみ、11/4~11/7に1・2年次保健委員が歯の保健指導を行いました。歯ブラシ、デンタルフロスを1人1本ずつ配布し、デンタルフロスの効果や使用方法について説明しました。
歯ブラシに加えてデンタルフロスを使用することで、歯垢の除去率が約20%も高まります。
今回配布されたデンタルフロスを活用して、虫歯を予防し、「いい歯」を目指していきましょう。
秋季火災避難訓練
11月5日(水)6校時、石巻消防署南分署の隊員の方々に協力をいただき、火災を想定した避難訓練を実施しました。今回は、生徒昇降口付近から出火した想定での避難となりました。広い昇降口が使えないということで、混雑が予想されましたが、生徒たちは落ち着いて、校庭に通じる出口からうまく分散して落ち着いて避難することができました。
校庭に避難後は、消火器訓練です。各クラスからの代表生徒15名と校長先生をはじめとする4名の先生方が消防隊員の方から実際に使用する際の注意点をご指導いただきながら訓練を行いました。
今回の訓練で得た知識や経験を忘れずに学校生活を送っていきましょう。
芸術鑑賞
10月30日(木)は山形交響楽団の皆さんをお迎えして、芸術鑑賞会が行われました。今回は体育館が会場で、生徒たちは間近で迫力のある演奏に触れることができました。
チャイコフスキーの弦楽4重奏やドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」など、私たちにも馴染みのある楽曲が披露されました。後半では代表生徒が指揮に挑戦するなどあっという間の一時間半でした。
○生徒の感想より
・今回の演目では、知っている曲を多く演奏していただいて、とても楽しく興味深く鑑賞することができました。
・楽器の紹介があり、楽しく鑑賞できました。もっと楽器について知りたくなりました。
第2回読書週間「朝読書」
10月27日(月)~10月31日(金)の5日間、8;30~40の10分間に学校全体で読書に取り組む「朝読書」を行いました。本校の「朝読書」は、以下の四原則にしたがって取り組みます。
① みんなでやる ②毎日やる ③好きな本でよい ④ただ読むだけ
ただし、雑誌,漫画本,教科書,問題集,電子書籍などを除く。
読書の秋に相応しい取り組みとなった「朝読書」ですが、今年度2回目ということもあり1年次もきちんと取り組みを継続できているようでした。
秋の深まりと同時に冬の気配も徐々に感じられるこの頃、3年次は進路決定に向けて、1・2年次は模擬試験や運動部の新人大会といったように授業だけではなく取り組むべきことが数多くあり、忙しく学校生活を過ごしています。そのような中でも読書に取り組むことは、視野を広めること、気落ちに余裕を持たせ、新たな気持ちでそれぞれの課題に取り組むことができる効果が期待できるかと思います。
今回の朝読書をぜひ継続させ、読書の習慣化を図りましょう。
1年次LHR 年次レクレーション
10月8日(水)のLHRでは1年次は年次企画として障害物リレーを行いました。台風の接近もあり前日まで曇り空が続いていましたが、日頃の行いの成果か当日は気持ちのいい晴天でした。
5クラスが一斉にスタートし、レースは抜きつ抜かれつの白熱した展開に!教育実習の先生も参加し、大いに盛り上がりました。
結果は以下の通りです。
1位 2組
2位 3組
3位 1組
4位 4組
5位 5組
一位の2組の皆さん、おめでとうございます。
今回はLHR委員の皆さんが中心となり企画や当日の運営にあたってくれました。LHR委員の皆さん、お疲れ様でした!
2年次薬物乱用防止講話
10/1(水)の6校時、2年次を対象に薬物乱用防止講話が行われました。
講師に石巻警察署生活安全課の坂内和子様をお招きし、薬物の危険性について御講話をいただきました。
講話を通して生徒たちは、知らぬ間に薬物を乱用してしまう危険性があること、薬物乱用が自分と周囲の人の人生を破壊してしまうことなどを学び、薬物乱用の社会的な問題について考える時間となりました。また、高校生の薬物乱用に関する映像を視聴したことで、薬物がいかに身近であるかを知るきっかけになりました。
○生徒の感想より
・薬物を自分の知らないうちに勝手に飲まされて薬物依存になるのが怖いと思った。信用できないものは勝手に飲まないようにしたい。
・薬物はじぶんを壊すということはわかっていたが、その人の家族や友人などの周りの人との関係も壊すということは頭になかったので自分が知っていた薬物の怖さよりもさらに怖いという印象を持った。
・とても怖いなと思いました。正直自分からは遠いものだと、どこか俯瞰していました。今日初めて映像を見て、まだ現実味はないというか、自分ごとに出来るほど受け入れられていない部分もありますが、このような映像があることで現実味を帯びてきました。
実際私は、自分は絶対薬物に手を出さないと思っていますが、手を出してしまうかもしれない。と考えるようにしようと思いました。
3年次 保健講話
9月10日(水)に3年次の保健講話「受験期を乗り切るために必要な健康『力』」がありました。講師は尚絅学院大学総合人間科学研究科の内田知宏先生です。以前にもコミュニケーションについての講話をいただくなど、好文館では大変お世話になっている先生です。
生徒達からは次のような感想が寄せられました。
「健康はまず体ではなく心に現れると聞いて、心が疲れたなと感じた時は体に不調が出る前に休もうと思いました。また、表情や行動を前向きに明るくすることで気分も明るくなると聞いてこれから心がけようと思いました」
「現在受験勉強をしているということもあり、勉強をしている最中のメンタルの維持や集中力、体調面も気に掛けることが大切だとよくわかりました。自分で自分の体と相談して、勉強をしていきたいと思いました」
「心の健康と体の健康は繋がりがあることが分かりました。心に余裕がなかったり疲れていたりすると、体が疲れやすくなるなど身体の健康に悪い影響が出てしまう、その対策として『孤立しない』『相談する』『姿勢や表情を明るく前向きに』が良いことであることが、今回の講話を聞いて分かりました」
2年次 性教育講話
9/24(水)の5・6校時、2年次を対象に性教育講話が行われました。
産婦人科医の舩山由有子先生より、実際の診療事例を用いた講話をいただき、多様な性の在り方を学んだり、自分自身について見つめ直したりするきっかけになりました。
生徒たちは、講話を通して性に関する理解が深まったことで、自他を尊重する姿勢が身についたようです。
〈生徒の感想より〉
・中学校や保健の授業で習ったことのある内容もありましたが、詳しくは知らないことも多く、新しい学びがたくさんありました。どの性も、相手の気持ちを考える、尊重することを大切に、今後も生活していきたいです。
・今回の講話は、性に対する誤解を正しい知識にし、健全な人間関係を築く為の基礎を学ぶことができました。自分や相手の意思をきちんと尊重し、責任を持って生活していく重要性がわかりました。
・性は自分が生きていく上でとても身近であり、大切なものだとあらためてわかった。今まで分かったつもりだったけど、今日の講話であらためて自分がまだまだ知識不足だったことが分かった。男女で体の作りや、考え方が全然違うことや、知らずのうちに自分が加害者になりうると言うことがわかった。これらの知識をしっかり頭に入れて今後の日常生活に生かしていきたいと思った。
いしのまき政策コンテスト
8月31日に石卷市ささえあいセンターのささえあいホールにて行われた、令和7年度いしのまき政策コンテスト決勝大会に1年生5名が参加しました。
今回は大学生を含む6チームが参加し、アイデアあふれる発表を行いました。好文館から出場した「好文S」は『学生を中心としたSNSの利用を通して、石巻市を活性化する』ことを目標に、SNSや映画館活用による石巻のPR、学生カフェの運営を提言しました。
残念ながら入賞は逃したものの、1年生とは思えない堂々としたプレゼンでした。
○参加した生徒の声
・スライドを作ったり台本を考えたりなどとても忙しく、大変なこともありましたが、班のみんなと協力して最後まで
取り組むことが出来ました。今回石巻について考え、調べることができ、とてもいい経験になりました。参加して良かったなと思いました。
・ はじめてのことが多かったので、現状や課題から政策をみつけたり予算内にあうように考えたり、プレゼン資料をつくり発表することが大変でした。しかし、メンバーのみんなといろいろ考えて協力することが楽しかったです。