令和6年度 日々是好文

県総体報告(陸上競技部)

 5月24日から5月27日まで、県高校総体陸上競技が行われました。

 4日間を通して、出場したどの選手も堂々としたプレーを見せ、自己ベストを更新した選手も出ました。結果としては、大会新記録が出るなどハイレベルな戦いであったため、東北大会には進むことができませんでした。しかし、選手たちは互角に戦えたことは自信になり、出場していない生徒は先輩たちの勇姿を観たことで今後の大会に向けてのモチベーションを高めることができたようでした。

県総体報告(空手道部)

 5月31日から6月2日まで、角田市にて県高校総体が開催されました。

 男子、女子とも団体組手の初戦の相手は角田高校でした。男子は練習で培ってきた技を繰り出して見事勝利を飾りました。2回戦で強豪仙台育英学園に当たり敗退してしまいましたが、最後まで諦めずに技を決めようとする姿勢を見せ、良い試合ができました。

 また、女子も気迫あふれるプレーでこれまでの練習の成果を発揮し、あと1歩で東北大会出場を決めるところまで相手を追い込みました。また、個人戦の形競技、組手競技の部でもそれぞれが自分の頑張りを見せることができました。

 高校に入ってから空手を始めた初心者、マネージャーを含め、空手道部全員で一丸となって闘い抜いた県総体となり、男女とも総合3位に入賞することができました。 

 

防災週間

 本校では5月27日(月)から5月31日(金)までを「防災週間」とし、3つの目的

①     次に起こりうる災害に備える意識を養う。

②     自らの命を守り危険を回避する力を育てる。

③     周りの人や社会の安全に貢献しようとする心を育てる。

を掲げ、防災に対する意識を高めました。

 とくに、期間中、校庭などへの避難を行わず、その場に応じた適切な避難行動のみを実践するショート避難訓練を抜き打ちで実施しました。全ての授業が終了して、ほっとしている時でしたが、訓練地震発生と同時にきちんと机の下に隠れるなど、しっかりと自分の身を守る行動ができていました。

 5月29日は、大規模地震が発生した想定の校舎から校庭への避難と、津波を想定した想定の校庭から校舎への避難、そして、原子力災害発生を想定した屋内退避訓練を実施しました。

 

 その後,石巻西高等学校の元校長を講師にお招きして,講話をいただきました。東日本大震災発生後の避難所となった石巻西高校でのご経験や、原案を手がけられた映画「有り、触れた、未来」の映像の視聴などを交えながら、災害直後の混乱期においては、縦割りの型の運営よりも、横のつながりを大切とするweb型の発想と行動パターンによる運営が求められること、「正解」よりも「成解」を探すことの大切さについて学びました。

 まさに「災間を生きている」我々にとって何が必要かを改めて意識をすることができたとても有意義な講話となりました。

防災週間を通して、高まった防災意識を一時的なものにするのではなく、ぜひ継続していきましょう。

頑張れ!甲斐ある人たち!! 

支部総体(その2)

〇バスケットボール部

 バスケットボールは支部総体が県総体の予選会を兼ねており、男女とも県総体の出場権をかけて支部総体にのぞみました。

 男子は初日、石巻商業と石巻北に勝利し、2日目のブロック決勝では石巻工業と大接戦となり、敗れました。3日目は3位決定戦で石巻西に勝利し、県総体出場権を獲得しました。男子部長は「県総体では粘り強いプレーとともに、自分たちが練習してきたバスケットボールを最後まで貫き通し、勝利へつなげられるようにしたいです。支えてくれた家族、先生に感謝を忘れず精一杯、頑張ります。」と県総体へ抱負を語ってくれました。

 女子は新人戦で接戦だった石巻高にも勝利。全勝優勝で県総体へ出場します。女子部長は「会場の雰囲気にのまれずに、自分たちのバスケットをすることができ、地区大会優勝という結果を残せました。県総体でも頑張ります。」と県総体へ抱負を語ってくれました。

 

〇弓道部

 男子団体Aチームは予選60射28中、3チームによる決勝でも安定した的中で優勝、Bチームも第2位となりました。女子団体Aチームは第2位となりました。

 男子個人で佐々木が第2位、林が第3位。女子個人では菊地が第3位となりました。また、佐々木が射道優秀賞を受賞しました。

 弓道部部長は「男子優勝、女子準優勝といい結果を残すことができました。緊張でいつも通りの射ができない場面もあったため、県大会までの残りの期間、仲間と切磋琢磨して技術を磨いていきたいと思います。応援よろしくお願いします。」と県総体への抱負を語ってくれました。

 

 県高校総体が6月1日から開催されます。高校3年生にとっては区切りの大会となります。これまで練習してきたことを信じ、仲間を信じ、これまで支えてくれた仲間や家族に感謝しながら、楽しんで大会にのぞんでください。頑張れ、好文生!!

支部総体(その1)

 高体連石巻支部総合体育大会が5月12から13日までを主会期として実施されました。運動部は、これまでの練習を発揮し、活躍をしてくれましたが、今回は卓球部、剣道部、バスケットボール部、弓道部の活躍をお伝えします。

 〇卓球部

男女とも健闘し、女子は学校対抗、ダブルス、シングルスの全種目で優勝を果たしました。男子も学校対応とシングルスで準優勝と健闘をみせました。

 卓球部副部長は「地区総体では攻めるところで攻め、点数につなげることができました。県総体では相手のペースに持っていかれないよう強い気持ちで全力で戦っていきたいと思います。」と県総体へ抱負を語ってくれました。

〇剣道部

 男女とも団体で優勝、男子は初優勝、女子は2連覇を達成しました。男子は、決勝で石巻高校と対戦し、大将戦までもつれ込む大接戦でしたが、大将の伊東が2本取り、勝利。初優勝を飾りました。

 剣道部部長は「地区総体での結果を踏まえて日々の練習を全力で取り組み、県総体の個人戦、団体戦ともにいい結果が残せるように頑張っていきたいです。」と県総体へ抱負を語ってくれました。

マンドリン部定期演奏会

 こんにちは。マンドリン部です。私たちは、5月19日(日)に、東松島市コミュニティーセンターにて第18回定期演奏会を行いました。今年は石巻女子高時代から数えて50回目の定期演奏会ということで、OGのみなさんとの合同演奏を企画しました。幅広い世代のOGのみなさんと一緒に演奏することができ、これまでの部の歴史を感じるひとときとなりました。部員、OGの皆さん、観客のみなさんの心をつなぐ、温かい演奏会でした。

 定期演奏会開催にご尽力くださった皆さま、日頃より部の活動を支援してくださる皆さま、OGの皆さま、ご来場いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

 今後も、今回できたOGとのつながりを大切にし、マンドリン部の活動を未来に繋げていきたいです。

総合的な探究の時間

令和6年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

5月22日1年次甲斐たいむで「SDGs講演会」を実施しました。次の団体様から1年次生に講演していただきました。ご協力いただきありがとうございました。

①やっぺす ②こども∞感ぱにー ③石巻震災伝承の会 ④ベビースマイル石巻 ⑤イシノマキ・ファーム ⑥フードバンクいしのまき ⑦りとりーと ⑧フィッシャーマン・ジャパン ⑨にじいろクレヨン ⑩TEDIC (敬称略)

 

〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト

〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」

第1回読書週間「朝読書」

 5月20日(月)から5月24日(金)までの5日間、8:30~8:40に学校全体で朝読書に取り組む読書週間を行いました。

 本校では毎年、読書の習慣を身につけることで、豊かな人間性を養い、落ち着いた状態で学習に取り組むことを目指し、読書週間を設けております。さらに、朝読書を行うことで、本や言葉に対する興味・関心を高めることや図書館の利用を活発にすることも目標の1つにしております。10分間読書を行うだけではありますが、ここから得られた力は、将来の甲斐ある人になるために大きなヒントになります。

読書週間が終わっても、読書を継続してほしいと思います。

令和6年度交通安全講話

 5月15日(水)交通安全講話を実施しました。今年度の講話は、石巻警察署交通課から講師をお迎えして、「自転車・歩行者から見た道路交通と安全」と題し、 道路を利用するうえで、自転車や歩行者の立場から注意すべきポイントや事故回避方法について学びました。

まず、自転車安全利用五則

 1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先

 2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認

 3 夜間はライトを点灯

 4 飲酒運転は禁止

 5 ヘルメットを着用

を確認しました。

   

 本校では約35%の生徒が自転車通学をしており、自転車を利用する当事者として、気持ちを新たにしているようでした。また、運転する側だけではなく、自動車に同乗していたり、徒歩であっても自転車の存在は無視できません。皆、しっかりと講話に聞き入っていました。

 後半では、ドライブレコーダーに録画されたヒヤリハットの場面を視聴し、自動車側から歩行者や自転車利用者の状況を学びました。自動車側からは視点は新鮮に映ったのではないでしょうか。

 最後に、交通安全委員長がお礼の挨拶ともに、自分だけで気を付けるのではなく、周囲にもルール遵守を呼びかけたいと決意を述べ、交通安全講話は終了しました。                  

~ 交通ルール 守るあなたが 守られる ~

好文生が目指す「甲斐ある人」の精神は、交通社会でも必要とされています。ぜひ体現していきましょう!