学校設定科目「保育・福祉」VR体験

12月12日(金)、福祉や医療への理解を深める取り組みの一環として、3年次の学校設定科目「保育・福祉」を選択している生徒を対象に、VRゴーグルを用いた認知症体験学習を実施しました。このプログラムでは、認知症の方が日常生活で直面する困難を、仮想現実を通じて体感します。今回は、「認知症による視空間失認」と「レビー小体型認知症による幻視」の2つの症状を体験しました。この2つの体験から、認知症の方がどのように感じているのか、そして周囲の人にどのように接して欲しいと思うのかを考えました。生徒はVRゴーグルを装着し、認知症の方がどのように世界を感じているのかを疑似体験しました。この学習を通じて、「認知症の方はどのように接してほしいと思っているのか」を考え、理解と共感を深めることができました。