令和5年度 日々是好文

修業式

3月22日、修業式が行われました。

 

 まず、校長先生から、今年度を振り返って卒業生の進路達成の話がありました。そして、在校生には「たくさん学び、色々な経験を積み、地元での活躍をして欲しい」とのメッセージに続いて、「残り姿」について紹介していただきました。「残り姿」とは「終わった後、みなが去った後の姿」のことであり、大掃除後の教室では、「一年間ともに過ごした、心が表れた気持ちのよい残り姿」を感じられるとの話がありました。この毎日の残り姿の積み重ねが校風や伝統となります。どんな残り姿を残すのかを考えながら、日々を過ごしましょう。

 続いて、賞状伝達式が行われ、吹奏楽部、写真部、ソフトテニス部、そして書道部のみなさんが表彰されました。個人でも団体でも、それぞれの活躍が見られました。最後に、生徒指導部から「春休みの過ごし方」についての話がありました。

 始業式では、新たな年次で、新たな目標に向かってスタートを切ったみなさんと会えることを楽しみにしています。充実した春休みを過ごしてください!

 

総合的な探究の時間

令和5年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

3月15日、分野別課題研究「ポスター発表会」を実施しました。石巻専修大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学の先生方、保護者の皆様、古川黎明高校と多賀城高校の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 

〇学校生活 → 「甲斐たいむ」紹介サイト

〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」

東部地区探究活動合同発表会

 3月16日、石巻専修大学で行われた東部地区進学重点校探究活動合同発表会に、1年次3グループ4名、2年次3グループ6名で参加してきました。本校は宮城県教育委員会から進学重点校に指定されています。今回は、同じ地区で指定されている石巻高校、気仙沼高校と、日頃の探究活動の成果を発表し、交流してきました。

 

 各校6グループに分かれ班をつくります。最初はアイスブレークとしてサイコロを振ってでた目のお題を答え、自己紹介し、心の距離を近づけました。その後、ポスターで発表し、質問に答え、最後に助言カードをもらいました。

その発表を3回繰り返した後、講評者である石巻専修大学の先生方が中心となって、発表者のテーマに関してディスカッションをしました。

 

 地域課題をテーマとして発表していた高校でも、地域資源が異なるので、違った視点の発表となっており、生徒にとっても新たな気付きがあったようでした。また、大学の先生や他校の生徒にも、自分の意見をしっかり伝えている姿が見られました。来年度も「甲斐たいむ」を通して様々なことに取り組み、皆さんが成長することを楽しみにしています!!

卒業生講話

 3月15日午後、卒業生講話を実施しました。総合型、学校推薦型、一般選抜で大学合格した卒業生と、公務員や高等看護学校に合格した卒業生、10名から在校生に次のようなメッセージが語られました。

<一般選抜で合格した先輩>

・定期考査に向けて計画的に勉強した。教科書や参考書を読み、ただ暗記するのではなく理解するように心掛けた。

・通学の電車、昼休みなど隙間時間を有効に活用した。基礎固めが大切。その後、演習を繰り返した。わからないことを一人で悩まず、他人に頼ってみてください。

<総合型で合格した先輩>

・日常の学習は復習に力を入れた。進学先の大学は2年生から学科が分かれるが、総合型で合格する1年生から決められるという点に魅力を感じて、受験方法を総合型とした。志望理由書は、大学卒業後のことまで見据えて書くこと。過去問を見て、志望校の出題傾向を把握し、対策を立てること。

<県外の大学進学した先輩>

・県外の大学に進学してみて、地元石巻のことをあまり知らなかったことに気付きました。高校生のうちから、もっと地元のことを知ろうとしてください。県外の大学に進学し一人暮らしをすることで、勉強と家事を両立する大変さを実感したり、家族や友だちの大切さを再確認できたりするなど、様々な発見があります。

<在校生の感想>

・日頃からの復習が大切だと感じた。参考書は何度も繰り返して学習したい。探究の時間の内容と大学で学びたいものと関連付けて授業を受けたいと思います。

・3年生の夏までに基礎を固めて、応用問題に取り組めるようにしたい。数学の演習問題を毎日少しでもいいので解きたい。英単語帳も隙間時間を見つけて繰り返し学習したいです。。

・英語、数学、国語などの基礎を固められるよう、学校の定期考査に向けて計画的に学習に取り組みたいです。

卒業証書授与式

 3月1日(金)10時より体育館にて来賓や保護者の臨席のもと、令和5年度卒業証書授与式が挙行されました。

3年1組 卒業証書授与

3年2組 卒業証書授与

3年3組 卒業証書授与

3年4組 卒業証書授与

3年5組 卒業証書授与

 式辞では、加賀谷校長より「自由とは、自らに由る。自ら求め、自ら決め、自ら動きだそう」との言葉が紹介され、「困難なことに立ち向かい、たくましく生きる力を持った挑戦する人に、そして、人間性を高め、より良い社会を築くため、他者との対話のできる大人になろう」とのエールをいただきました。

 在校生代表生徒の送辞に続いて、卒業生代表生徒の答辞があり、制約の多かった1年次の生活から2年次の修学旅行、一般公開の復活した3年次の文化祭など、行事や部活動、そして進路に向けての学習等を振り返りました。後輩には「これからはみなさんの色をつくっていって下さい。出会いはタイミング、迷ったら挑戦してみて下さい」とのメッセージを送り、最後に「18年間支えてくれたことに感謝して、『ありがとう』」と感謝の思いを伝えました。

 退場の際には卒業生から3年次教員への言葉があり、189名の生徒が新たな道へと一歩を踏み出しました。卒業生の皆さんの、これからの活躍を期待します。

令和5年度同窓会入会式

 令和5年度同窓会入会式が2月29日に挙行され、本校同窓会役員8名の御臨席いただき、76回生となる3年次189名が晴れて同窓会の仲間入りを果たしました。  

 はじめに、佐々木同窓会長より同窓会入会に際しての歓迎の言葉、名誉会長である加賀谷校長よりメッセージをいただきました。続けて、記念品贈呈では代表生徒が記念品の「袱紗」を授与し、別の代表生徒が挨拶を行いました。

 そして、最後は、校歌を高らかに歌い上げて同窓会入会式を終えました。

 卒業式まであと1日となりました。76回生の皆さんは、同窓会入会を経て、新たな決意を抱いて卒業式に臨むことができるのではないでしょうか。

 同窓生のみなさんのこれからの御活躍を祈念しております。