防災週間

 6月2日(月)から6月6日(金)までを本校では「防災週間」とし、防災に対する意識を高めるために以下の日程で様々な取り組みを行いました。

 6月2日(月) 防災週間の意義を知る

 6月3日(火) 避難経路の確認

 6月4日(水) 避難訓練(地震、津波(洪水)、原子力災害)・防災講話

 6月5日(木) 避難訓練・防災講話等の振り返り

 6月6日(金) 防災週間のまとめ

 特に、期間中、校庭などへの避難を行わず、その場に応じた適切な避難行動のみを実践するショート避難訓練を抜き打ちで実施しました。今回は、3日(火)の7校時授業終了後実施され、1日の授業が終了して、ほっとしている時でしたが、訓練地震発生と同時に教室ではきちんと机の下に隠れるなど、訓練とはいえ、予告なしでも自分の身を守る行動がしっかりとできていました。

 4日は、5校時に大規模地震が発生した想定の校舎から校庭への避難と、津波を想定した想定の校庭から校舎への避難、そして、原子力災害発生を想定した屋内退避訓練を実施しました。

 6校時は、石巻市危機管理部危機対策課から防災専門官の内海明彦様を講師にお招きし、「自然災害から身を守る防災対策」と題し、講話をいただきました。災害全般におけるリスクや大雨による洪水などの水害についての知識や地域の防災上の課題と対策について地形図や様々なデータを元にわかりやすく教えていただき、我々にとって現時点で防災に対して何が必要かを改めて意識をすることができ、とても有意義な講話となりました。

 5日は、防災週間の振り返り、最終日はまとめを行い、今年度の防災週間を終えました。

生徒は防災週間を終えて、以下のような感想を寄せました。

「地震のような大きな災害だけではなくても好文館高校周辺には浸水の危険が高いことを改めて認識できたので、普段から防災の意識をよりいっそう高くしていきたい」

「実際に地震が起き、校庭に避難する状況になったときに、冷静に同じ行動をとれるように状況を考えながら行動した。移動ルートをしっかりと頭に入れておくべきと思った」

「まだ逃げなくても大丈夫という考えを減らしていき、すぐ避難できるように防災バッグなどの準備を怠らないようにしていきたい」

 防災週間で高まった防災意識を一時的なものにするのではなく、ぜひ継続していきましょう。