防災週間

 本校では5月27日(月)から5月31日(金)までを「防災週間」とし、3つの目的

①     次に起こりうる災害に備える意識を養う。

②     自らの命を守り危険を回避する力を育てる。

③     周りの人や社会の安全に貢献しようとする心を育てる。

を掲げ、防災に対する意識を高めました。

 とくに、期間中、校庭などへの避難を行わず、その場に応じた適切な避難行動のみを実践するショート避難訓練を抜き打ちで実施しました。全ての授業が終了して、ほっとしている時でしたが、訓練地震発生と同時にきちんと机の下に隠れるなど、しっかりと自分の身を守る行動ができていました。

 5月29日は、大規模地震が発生した想定の校舎から校庭への避難と、津波を想定した想定の校庭から校舎への避難、そして、原子力災害発生を想定した屋内退避訓練を実施しました。

 

 その後,石巻西高等学校の元校長を講師にお招きして,講話をいただきました。東日本大震災発生後の避難所となった石巻西高校でのご経験や、原案を手がけられた映画「有り、触れた、未来」の映像の視聴などを交えながら、災害直後の混乱期においては、縦割りの型の運営よりも、横のつながりを大切とするweb型の発想と行動パターンによる運営が求められること、「正解」よりも「成解」を探すことの大切さについて学びました。

 まさに「災間を生きている」我々にとって何が必要かを改めて意識をすることができたとても有意義な講話となりました。

防災週間を通して、高まった防災意識を一時的なものにするのではなく、ぜひ継続していきましょう。

頑張れ!甲斐ある人たち!!