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令和5年度 甲斐たいむ

2年次甲斐たいむ「分野別課題研究 中間発表」

 10月11日の2年次「甲斐たいむ」は、「分野別課題研究中間発表」。石巻専修大学、東北福祉大学、宮城学院女子大学から12名の先生方にご来校いただきました。分野ごとに12の部屋に分かれ、各部屋に1人ずつ大学の先生をお招きし、ご指導いただきました。グーグルドキュメントに研究内容をまとめたものを黒板に投影し、ぎこちないながらも一生懸命に説明しました。とても貴重な経験です。大学の先生からは、改善されてよくなった点や今後改善すべき点など、丁寧にアドバイスをいただきました。お忙しい中ご来校いただいた先生方,ありがとうございました。

 

1年次甲斐たいむ「SDGs探究活動 クラス内発表」

 10月11日の1年次甲斐たいむは、「SDGs探究活動 クラス内発表」を行いました。各班の生徒全員で、作成したスライドを見せながら発表を行い、疑問点や感想を伝え合いました。

 【生徒の感想】

・SDGs探究活動を振り返って、地域の現状を実際に見て確かめ、考えてみると、新しい発見があると思いました。自分たちの班は石巻のゴミについてのテーマでしたが、「グリーンロード」に行ってみるとかなりの量のゴミが捨てられていて驚きました。自分たちの町でも詳しく見ないとわからないこともあると感じました。

 

・今回調べたことはすでに出ている数値、現状のみでしたが、今後は当事者に実際にお話を聞いたり、生徒に協力してもらったりすると、よりリアルで共感しやすい調査報告ができるのではないかと思いました。若者の影響力を、いい方向に持っていきたいです。

 

・SDGs探究活動を振り返って、最初はテーマがまとまらず、スライドが完成するのか不安だったけれど、各メンバーが協力しなんとか形にすることができて良かったです。活動を行うごとにグループの協調性が高まっていき、互いに苦戦していた時は助け合えるようになりました。21日の全体発表に向けて、班のみんなで改善点や工夫点について話し合ったり、発表原稿を作ったり、緊張しないように何度も練習したりして、今までの活動の集大成を見せられるように頑張ります。

 ・写真、グラフなどを使って主張を裏付ける根拠を強めたり、調べた内容に真実味を持たせたり、見づらい資料を拡大して見やすくしたりと様々な工夫があり、とてもわかりやすかったです。自分たちも、NPO団体の方のアドバイスを参考に、文章だけでなくグラフを入れたり、重要なところの文字を色分けしたりと、様々な工夫をしてわかりやすくするようにしました。今日の発表で、資料だけでなく話し方によって興味がわくかどうかが変わると感じたため、話し方も意識して発表を行いたいです。

 

・前回、NPO団体の方からアドバイスをいただいて解決策を考え直し、自分たちにもできる解決策を考えましたが、同じテーマで調べたグループでも、視点が少し違うだけで考えられる解決策も違ってくることを知りました。今回は1つのテーマに絞って調べてみましたが、他の16の目標も詳しく知り、調べ、そこから自分に何ができるかを考え、行動に移していきたいです。

  次回(10月21日(土))は、2年次、保護者、NPO団体の方に向けて、全体発表を行います。今回の反省をふまえてスライドの内容を修正するとともに、相手にわかりやすく伝える発表を意識して、準備を進めていきましょう。今回のクラス内発表に磨きをかけた次回の全体発表を、楽しみにしています!!

1年次甲斐たいむ「ポスター(スライド)総仕上げ」

 10月4日の1年次「甲斐たいむ」は、「ポスター(スライド)の総仕上げ」を行いました。前回(9月27日)の中間発表で、NPO団体の方にいただいたアドバイスをふまえ、内容を再度検討したり、ポスターの見やすさを追究したり、次回のクラス内発表に向けて各班協力して準備を進めていました。

 次回は、クラス内発表を行います。これまでの探究の成果をクラスの人にわかりやすく伝え、他班の発表から得られる気づきや学びを大切にしましょう!

2年次甲斐たいむ「中間発表に向けて」

 10月4日の2年次「甲斐たいむ」は、「中間発表に向けて」。分野ごとの教室でグループごとに活動しました。研究内容をグーグルドキュメントのシートにまとめ、発表の役割分担を決める作業です。来週の中間発表にむけて、各班急ピッチで作業を進めていました。完成した班から別室に移動し、プロジェクターで黒板に映してリハーサルをしました。あと1週間、頑張りましょう。

1年次甲斐たいむ「SDGs探究活動 中間発表」

 9月27日の1年次の「甲斐たいむ」は、SDGs探究活動の中間発表を行いました。各クラスにNPO団体の方をお招きし、自分たちが立てたテーマ、地域の現状、解決策、今後の課題などについて、班ごとに発表しました。その後、講師の方からアドバイスをいただきました。アドバイスをいただいたことで、自分たちに欠けていた視点に気づいたり、ものの見方が広がったり、学びの多い時間になりました。

 

【生徒の感想】

・今日の発表を振り返って、色々な対策を打ち出してみたものの、「それを実際にやっているのか」と聞かれると、そうではないことに気がつき、はっとしました。ただ調べて書くだけでなく、自分から行動したりして、自分たちが主体となって行うという意識を持つことが大切だと思いました。これからは、もっと自分たちの将来をどうしていきたいかということを考えていきたいと思います。

 

・アドバイスを受けて、自分たちはホームページやインターネットの記事を参考にしたため、少し内容が浅いと感じました。より深い課題を見つけるには、インターネットばかりではなく、直接関わっている人に聞き込みをすること、漁業に詳しい人から話を聞くといいことがわかりました。今回の気づきを生かして、よりよい発表をしようと思いました。

 

・「貧困の定義をはっきりさせた方が良い」というアドバイスをいただきましたが、たしかに、わたしたちは「どこから貧困なのか」、「どのような状態が貧困といえるのか」がふわっとしていて、あまり具体的に提示することが出来ていませんでした。これから、自分たちに置き換えて考えてみたり、インターネットを活用したり、話を聞いたりして、貧困について具体的に提示できるようにしたいです。改善案については、「寄付、ボランティアだけでは根本的な解決には至らないだろう」というアドバイスをいただき、より問題の根本に迫り、具体的な策を考えるようにしたいと思いました。

 

・ざっくりとした推測で空き家の現状を調べていましたが、「空き家の放置」について、収入と支出の関係を考えたり、具体的にどこに困っているのか原点を調べたりすることが、カギになるとアドバイスをいただきました。それらをふまえて、残りの時間を有効活用してスライドを仕上げたいです。

 

・すべてにおいて、具体例を出したり、深掘りしたりして、もっとイメージしやすくなるようにすると良いと思いました。石巻の取り組みだけでなく、他の町の取り組みにも目を向けて、その取り組みの成功例を参考にして考えていきたいと思います。また、スライドにグラフ、写真などを貼り、わかりやすくしたいなと思いました。

 

・アドバイスをいただいて、図や表、具体例などで相手に伝えやすくする工夫を学びました。また、実際の石巻の現状や活動を調べながら進めることで、自分たちが今の石巻を理解することの大切さを知りました。「自分目線で考える」ということを大事にして、アドバイスを参考にしながらスライドを完成させていきたいです。とても貴重な学びになりました。

 

・私たちの中だと考えが固定していて、深く掘り下げることができなかったけれど、アドバイスをもらい、新しい考え方を取り入れることができました。また、他にも、どう掘り下げていくべきか明確になり、これから発表までにまとめるのに、まとめやすくなりました。

  今回の中間発表でいただいたアドバイスをもとに、次回はスライドの修正を行います。地域の課題に対して「自分たちならどのように考えるか」という視点を大切に、グループの人と協力して考えを深めていきましょう!

 

ご協力いたただきました団体は次のとおりです(敬称略)。ご協力に感謝申し上げます。

①にじいろクレヨン②こども∞感ぱにー③子どもにやさしいまちづくり④フィッシャーマン・ジャパン⑤TEDIC