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令和5年度 甲斐たいむ

2年次甲斐たいむ「グループごと研究活動」

 1月31日の2年次「甲斐たいむ」は、「グループごと研究活動」。いよいよポスター発表会リハーサル(教室内発表会)目前です。各班の研究の成果を1枚のポスターにいかに表現するか、文字のフォント、グラフや図・写真の大きさ、色のバランスなど、最後の調整に余念がありません。ポスターのデータが完成した班は、当日の役割分担を決めて練習を始めていました。ガンバレ!

 

1年次甲斐たいむ「在り方生き方研究 クラススピーチ」

 1月31日の1年次の甲斐たいむは、「在り方生き方研究」のまとめとして、クラススピーチを行いました。生徒一人一人が、1年間の甲斐たいむを振り返り、学んだことや今後に活かしたいことを自分の言葉で表現しました。

 5月の自己分析発表会、10月のSDGs探究活動発表会を経て、3回目の発表機会となる今回のクラススピーチ。人前で発表することにも少しずつ慣れ、堂々と自分の考えを述べる生徒の姿に、たしかな成長を感じました。

 

 生徒からは、次のような感想がありました。

 

「クラスの人の発表を聞いて、「短所を長所に変える」、「経験」、「選択」といった内容にとても共感できました。この言葉は、自分の将来の道にも関わる大切なキーワードだと思うので、このキーワードを頭に入れてこれからの活動に力を入れていきたいです。また、印象に残った言葉は、「疑問に思ったことを調べる」「意志を強く持つ」という言葉です。この言葉は、今の自分に少し欠けている部分だと思うので、この先の学校生活や探究活動で補っていこうと思います。」

 

「入学当初よりも自分自身のことを知っている人が多いなと思いました。私のスピーチは、印象に残ったことを大きく二つに分け、そこから来年度以降どうすればよいかを話したけれど、目標を設定したからには有言実行できるように、やるべきことをしっかり行いたいです。行動を振り返り、自分が得たものをまとめて自分の言葉で伝えるということが、どれだけ難しくて、大切なのかを知ることができました。目指したいものができつつあるので、自分や、他の人にとって大切なことを思い出しつつ、夢を叶えていきたいです。」

 

「他の人のスピーチを聞いて、「自分が嫌なこと、苦手なことから逃げない」と多くの人が言っており、私自身も何かと言い訳をつけて逃げていたので、これを機に逃げることを減らそうと思えました。人前で話すことも苦手なので、来年度は積極的に発表する場に立ち、自信を持って相手に伝わるスピーチができるようになりたいです。」

 

「他の人が学んだことを聞くと、自分もその発表から学ぶことができて、自分の将来にもつなげることができると感じました。言葉で目標を立てたりやることを決めたりするのは簡単だけど、そこから行動につなげるのは大変だと気づいたので、自分も、目標を立てるだけでなく、そこから行動につなげるためにどうしたらよいのかを詳しく考えて将来のためにこれからも探究していきたいと思います。」

 

 1年間の甲斐たいむを通して学んだことを、今後の学校生活、そして人生において活かせるよう、今回のクラススピーチで感じたことを、大切に心に持ち続けたいですね。

1年次甲斐たいむ「大学・学部」調べ

 1月17日の1年次の「甲斐たいむ」は、「探究活動と進路をつなげる」ことを意識して、大学・学部調べを行いました。

前回の振り返りで「探究」と「進路」のつながりについてお話を聞いた生徒たちは、大学調べを通して自分の進路と真剣に向き合っていました。

今日の活動を、次回の「進路ガイダンス」や次年度の「科目選択」にも生かしていきましょう。

1年次甲斐たいむ「探究の経験を未来に生かす」

 1月10日の1年次の「甲斐たいむ」では、これまでの探究活動の振り返りに加え、探究活動の経験をこれからどのように活かしていくことができるか考え、周囲の仲間たちと意見を共有しました。中でも、今年度の探究活動が2年次での探究活動、そして各教科への学びや自身の進路へつながるという気付きを多くの人が得ました。

〈生徒の振り返り〉

・「甲斐ある人」とはどんな人か、改めて知ることができ、1年間の中で甲斐ある人になるための達成度が半分くらいだったため、2年次での分野別課題研究では、自分が調べたことについてより深く探究していきたいです。自分は「教育」についてとても興味があるので、ニュースや新聞の記事から教育についての話題や問題があったら、そのことについて調べていきたいと思いました。

・来年の探究活動では、1年次のSDGs探究の内容を引き継ぐ予定なので、今年度で調べた内容や活動を通して学んだことを活用し、より良い取り組みを挙げて、実際に石巻の防災や復興の役に立てるような案を挙げたいと思った。また、この活動を通して物事の考え方や視野を広げ、大学進学後や就職後にもこの力を役立てていきたいと思った。

・何ができて何を頑張るべきか考える時間を確保できてよかったです。自分の感想と周りの感想の違いから新たに頑張るべきことを見つけられ、自分のやるべきことの幅が広がりました。2年次の探究活動では、今回見つけたことを活かし、より深いものにしたいと思います。

・自分は今までの探究活動を通して何を学び、得ることができたのかを改めて深く考えたことで、自分が今後学んでいくべきテーマや将来の進路に活かすために必要なことを見つけることができた。また、進路を決める際の決め手となった先生の考えを聞いたことで、もし自分が希望する進路に進めなくなったとしても、視点を変えて自分の関わりたい分野を見つけて、職業を考えられるようになりたいと感じた。

・歴史で戦争のことについて深く知り、当時の日本の考え方と今の日本の考え方を比べ、どのようにして平和につながったのか、さらに学びを深めたい。地理では、世界の災害を知り、国によって災害への考え方は異なるのか、深く調べてみたい。日本は地震が多く、震度1や2ではそんなに驚かないが、外国人の中には地震は珍しいものと少しの揺れでも物凄く驚く人もいる。そんな人たちに、災害が起きたときにどの避難すれば良いか伝えられるようにしたい。そう考えると、英語にも力を入れて勉強する必要がある。探究活動が様々な教科の学びにつながっていくということを理解することができた。

 

残り2か月あまりで2年次生です。これまで学んだことや経験を自身の行動に活かしていきましょう!

2年次甲斐たいむ「グループごと研究活動」

 1月10日の2年次「甲斐たいむ」は、「グループごと研究活動」。1か月後の発表会リハーサルに向けて、アンケートの集計、データの分析、ポスターデザイン、アブストラクト作成など、各班急ピッチで作業を進めていました。コンピューターやiPadを上手に使いこなしている人も増えてきました。どんなポスターが出来上がるのか楽しみです。