2023年11月の記事一覧

3年次甲斐たいむ「ビブリオバトル③」

 11月15日(水)の3年次甲斐たいむは、前回に引き続き「ビブリオバトル」の準備を行いました。

今回は「ビブリオバトル」で紹介する本のプレゼンテーション用資料の作成及び提出です。プレゼン資料は、以下の4項目で構成し、iPadの「スライド」で作成します。

(1) 私と「(本のタイトル)」の出会い

(2) あらすじ・内容紹介

(3) 私のおすすめポイント

(4) こんな人に読んでほしい!

「推し本」を、いかに他の人に読みたいと思わせるか、プレゼン資料は大切なツールとなります。各自、「推し本」に対する熱い思いを4枚のスライドにまとめていました。

 次回の甲斐たいむでは、クラスで予選を行い、6冊のチャンプ本を選出、そして、5クラス30冊から3年次の「シン・チャンプ本」選ぶ決勝戦を行います。

「人を通して本を知る。本を通して人を知る」

それでは3年次の皆さん、「ビブリオバトル」へ、いざ出陣!

2年次甲斐たいむ「グループごと研究活動」

 11月15日の2年次「甲斐たいむ」は、「グループごと研究活動」。分野別の教室に分かれて、グループごとに活動しました。特にアンケートを利用する班は、急ピッチで作業を進めていました。グーグルフォームでアンケートを作成し、QRコードをつくり、グーグルドキュメントで配布用紙を作ります。印刷はコンピューター室。コンピューター起動⇒ログイン⇒データ読み込み⇒印刷という作業を、なんとかコミュニケーションをとりながらやり遂げていました。

1年次甲斐たいむ「社会人講話」

 11月1日の1年次「甲斐たいむ」は、地元で活躍している方を講師としてお招きして、社会人講話を実施しました。様々な分野で生き生きと活躍されている講師の方の貴重なお話を、生徒たちは目を輝かせて伺っていました。自分の将来を見つめ直し、今後の生き方について深く考える機会になりました。

 

【生徒の感想】

 自分や他の人が聞いた講話で共通している言葉は、「大変な仕事だけどやりがいがある」というものでした。このことから、どんな職業に就いても困難なことは多くあるけれど、自分を信じて乗り越えていくことの大切さを学びました。わたしは自分の人生を諦めずに進んでいきたいと思うあまり、焦って進んで踏み外してばかりでしたが、ゆっくりでも一歩一歩確実に進めば必ずどんな困難も乗り越えられるとわかったため、学習面ではどんなに「難しい」、「大変だな」と思っても粘り強く取り組み、やり切りたいです。生活面では、好きなことを見つけ出したいと思いました。さらに、苦手な人付き合いも克服したいです。

 

 社会人講話を通して、僕が目指す理想の生き方として、第一に、「楽しく仕事ができること」だと考えました。そのためには、講師の先生のように、好きなことを仕事に昇華させるのは一つの手かな、と思いました。第二に、「地元へ貢献すること」です。そして、それらを実現させるために、僕は、「好きなことを仕事にして地元に貢献する」を最終的な目標に設定します。そのために、①自分の好きなことを明確にして、大学を決める②大学でそれを学び、地元の課題と結びつける③一度就職して、経験を積んだり見聞を広めたりするという三つのプロセスを考えました。特に②が重要で、好きなことと課題を結びつけるのは困難だと思います。そのため、常に地元の課題を様々な視点から見るのも大切かな、と思いました。

 

 僕は、社会人講話で自分のなりたい職業である公務員の方のお話を聞いて、自分もその職業になりたいという強い気持ちや、目標を持つことが大切だと思いました。その中でも、「何事も1回で出来る人はいない。毎日の積み重ねが大切。」というお話が印象に残っています。その話から、「一度失敗したからといって諦めるのはもったいない。失敗したことから一つでも多く学び、少しずつできるようになればいいのだ。」と学びました。これからの生活で、苦手だからやらないのではなく、まずは挑戦してみるようにしたいです。苦手な英語は、いつもはやらなくていいやと考えてしまうけれど、毎日10個でいいので単語を覚えるなどして、進んで苦手を克服していきたいです。何事も粘り強く諦めずに続けていきたいと思います。

 

  今回の社会人講話を聞いて、夢を叶えることは遠回りをすることもあるし、うまくいかないこともあるということと、大切なのは勉強だけではないということを学びました。学んだことをふまえて、私が目指す理想の生き方は、たくさんの人と関わる生き方です。そのためには、いろいろな世界を知っていく必要があります。なので、わたしはまず、2年後、自分が目指す進路に安心して進めるよう、毎日コツコツ電車に乗っている時間などを有効活用し、勉強をして、学校生活や部活動で出会う人を大切にして、今の私を将来のために大切にしたいと思います。

 

 私は、まだ明確に将来について決まっていないけれど、人と関わることや話すことが好きです。社会人講話を通して、どの職業もコミュニケーション能力が大切だとわかったので、高校生の今のうちから年齢関係なく、学校や習い事、家族など、様々な人と関わっていこうと思いました。また、私は海外に行ってみたいなという思いがあるので、少しずつ英語の勉強を進めていこうと思います。そして、将来は年齢、性別、国を問わず、たくさんの人と関わり、自分にはなかった考え方や生き方などを学びたいです。

 

 なりたい職業に就くために、勉強はもちろん大切だが、現在は「社会人基礎力」が最も求められているということを学びました。自分の生活を振り返ってみると、課題を期日まで出す、部活で荷物出しをするなど、言われたことをただ行っているだけなので、これからはその言われたことの意図を考えて理解して、言われたことは当たり前に、それにプラスして自分で何か一つでも行動できるように、周りを見て、プリント配りなど大変そうな場面などをすぐに見つけて、手伝いにいくなど行動をしていきたいです。これは、勉強ともつながっていて、板書だけでなく、先生が話していた内容までノートにメモするなど、日常生活から「社会人基礎力」を高めるためにできることはたくさんあるので、それを行動に移していきます。

 

 今回、社会人講話を聞いて、出会いや周囲の人の支えがなければ夢を実現するのは難しいとわかりました。なので、周囲の人への感謝の気持ちや、今ある環境を大切にできる人になりたいと思いました。みんなから支えてもらうためにも、まず自分が感謝される人になろうと思いました。また、今のうちからその職業に求められる力を、コツコツつけていきたいと思いました。

 

 今の時代は自分のやりたいことや好きなことを仕事にできる人が多いけれど、その分、やるからには責任を持ってやり通すということが、当たり前だけど大切なことだと学びました。私も将来を考えていくにあたって、自分のしたい仕事をできるように、普段の生活や態度を改め、社会に出た時に恥ずかしくないように、今のうちから言葉遣いや行動などできるところから変えていきたいです。また、責任があるというのは何なのか、もう一度自分で考え、自分に厳しく、言動一つ一つに責任を持つことを心がけて生活していきたいです。

 

 講師の方のお話を聞いて共通していたのは、相手・お客さん・患者さんへの「配慮」を絶対に忘れてはいけないということでした。人が社会に出る上で、配慮は欠かせないものだし、私が社会人になったときも、周りをよく見て気遣いができる人間、思いやりのある人間になりたいと思います。私は今のところ、化粧品関係の仕事に就きたいと思っていますが、その仕事に就くまでの進路はいろいろあるため、積極的に調べたり、まわりにいるたくさんの大人の話を聞いたりしようと思います。自分が「こうしたい!」という意志をもって行動しないと、目標は叶えられないので、自分からチャンスをつかみにいって積極的に行動していきたいです。

 

 今回講師の方からいただいたお話や言葉を大切にし、日常生活をていねいに送りながら、自分の将来について考えること、一歩踏み出すことから始めましょう!

 社会人講話に講師としてご協力いただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。