2年次甲斐たいむ「研究とは何か」講話会

 4月26日(土)、「研究とは何か」や「研究のプロセス」、「問題の設定の仕方」「データの集め方」など、方法研究を行う上での注意点を学んだり、高校の学びと大学の学びの関係性について学ぶとともに、高校生のうちに身に付けておきたいことについて学んだりするため、石巻専修大学、東北福祉大学、宮城学院女子大学の11名の先生方をお招きし、講話を聞きました。

 最初は全体会を行い、2年次全員で石巻専修大学 人間学部 人間文化学科の木下先生の講話を聞きました。研究とは何かや研究を進めるうえでどのように情報を集めればよいのかなどの詳しい話を聞き、理解を深ました。その後は、それぞれが希望した内容の話を聞きました。講師の先生、学部・学科等については以下の通りです。

<石巻専修大学>

●経営学部 情報マネジメント学科 関根 慎吾 教授

●経営学部 経営学科 丸岡 泰 教授 

●人間学部 人間文化学科 木下 卓弥 講師

●理工学部 情報電子工学科 木村 健司 准教授

●理工学部 機械工学科 武田 翔 准教授

●人間学部 人間教育学科 高橋 有香里 特任准教授

<東北福祉大学>

●教育学部 教育学科 和 史朗 准教授

●健康科学部 保健看護学科 富澤  弥生 教授

<宮城学院女子大学>

●生活科学部 食品栄養学科 佐藤 陽 教授

●教育学科 幼児教育専攻 平川 久美子 准教授

●学芸学部 心理行動科学科 瀧澤 純 准教授

 生徒自身が自ら希望した講話を聞ける活動だったため、一人一人が真剣に講話を聞き、新しく知ることや感じ取れることがたくさんある、充実した時間になりました。講話の様子をお届けします。

 

学芸学部 行動心理科学

心理学、行動科学とは何かや専門的な内容について聞きました。自分の「思い」を自覚し具体化することで、自分が納得いく結果につながっていくことを知ることができました。

 

 

教育学部 教育学科

障害を有する人への支援教育や行動分析学など、教育に関する専門的な話を聞きました。また、教員という職業に関する話も聞くことができました。

 

 

 

 

理工学部 情報電子工学科

バーチャルリアリティ学について詳しく話しを聞きました。バーチャルとリアルの違いやVR・AR・MRなど、専門的な内容を知ることのできる貴重な時間になりました。

 

 

<生徒の感想>

・これから取り組んでいく研究や探究に、今日学んだ調査の仕方の工夫やテーマに対する分析・結果だけではなく、自分の意見やこれからのことも含めていくことなどをいかしていきたいと思いました。

・興味のある分野についての講話を聞くことができてとても面白かったです。また、興味を持って調べていた内容だったが、まだまだ知らないことがたくさんあることにも気付くことができました。今後の探究にいかしていきたいです。

・将来についてより深く考える機会になりました。新しく興味を持った学問もあったので、とても貴重な体験になりました。

 大学の先生からの講話は、生徒にとって新しい刺激になり、とても貴重な時間になりました。これを、個人探究やグループ探究へとつなげていくことが大事になってくるので、この経験を忘れずに学習に取り組んでいってほしいと思います。