1年次甲斐たいむ「1年間の振り返り」

 2月28日の1年次甲斐たいむは、「1年間の振り返り」を行いました。今年度の「甲斐たいむ」で行った「SDGs探究活動」、「自己発見在り方生き方研究」を通して、4月と比べどのような力が身に付いたかを振り返りました。

 

〈生徒の振り返り〉「自己発見在り方生き方研究について」

 ・自分の意見はもちろん、相手の意見や今の現状を知ることで、何から整理し何からまとめていくかを考える力がついたと感じています。

 

・自分のことを見つめ直し、長所短所を見つける度に自分の未来の解像度が上がっていくような感じがして楽しかった。

 

・自己分析をすることで長所や短所を区別し、短所をできるだけ長所に変えていこうとポジティブに何事も考えるようになったり、客観視することにより挑戦しようかなと思う力が身についたと思った。

 

・自分が今まで知らなかった性格など自分を知ることができたし、自分にはどのような職業がいいのかがわからなかったので、自分に合う職業などを知ることができた。自分にしかできないことがあることも知れた。また、自分が一年間で、どのくらい成長したのか、どのような課題があるのかを知ることもできた。

 

・自分のことを多角的に色々な角度から見つめ直すことで、今の自分には何が必要でそれを補うためには何をしなければならないかなどをしっかり理解できた。

 

 

〈生徒の振り返り〉「SDGs探究活動について」

 

・自分の考え方(主観的な意見)だけでなく、他者の考え方(客観的な意見)を取り入れて、発展させていけることを学んだ。

 

・たくさんの発表の機会をいただくことができた。新しいことに挑戦する楽しさもあり、より力を入れて自分の頭で考えて周りの人の考えを聞いて共有して取り組んだ。

 

・自分のことだけでなく身の回りではどのようなことが起こり問題となっているのか、それを解決するために自分ができることは何かなど、自分の視野を広げることができた。

 

・今まで自分は地域や国の問題について考えるのが苦手だったが、今回NPO団体の方やグループのメンバーなど様々な人の意見を聞いたことで自分も身の回りの問題を見つけることができた。また、どうすればよいのかという解決方法を、グループで意見交換をしながらより有効的なものを考えることができた。課題をどんどん見つけ出し、資料をもとに解決策を見つける力がついた。

 

・1人で活動すると偏った視点になってしまうような事も、グループで活動する事で多面的に出来事を捉える事ができるというグループワークの大切さを知る事が出来た。

 

・探究をして疑問を持ち答え出すということは将来の夢を探し出す過程と似ていると思った。

 

・グループで協力し相手に分かりやすいように工夫して自分達でポスターにまとめて発表することで、コミュニケーション能力や分かりやすく端的にまとめる力、プレゼンテーション能力など色々な力が身に付いたのではないかと思う。

 

 振り返りの中で、「他者を理解する力」や「協働力」が身に付いたという人が多くいた一方で、「発表力」を課題として挙げていた人が多くいました。来年度も、様々な場面で自分の意見を発表する機会があると思います。自分の思いを相手にわかりやすく伝わるよう工夫して話せるよう、「甲斐たいむ」を通して経験を積んでいきたいですね。

 来年度も、今年度の振り返りを生かして充実した「甲斐たいむ」にしましょう!