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1年次甲斐たいむ「探究の経験を未来に生かす」

 1月10日の1年次の「甲斐たいむ」では、これまでの探究活動の振り返りに加え、探究活動の経験をこれからどのように活かしていくことができるか考え、周囲の仲間たちと意見を共有しました。中でも、今年度の探究活動が2年次での探究活動、そして各教科への学びや自身の進路へつながるという気付きを多くの人が得ました。

〈生徒の振り返り〉

・「甲斐ある人」とはどんな人か、改めて知ることができ、1年間の中で甲斐ある人になるための達成度が半分くらいだったため、2年次での分野別課題研究では、自分が調べたことについてより深く探究していきたいです。自分は「教育」についてとても興味があるので、ニュースや新聞の記事から教育についての話題や問題があったら、そのことについて調べていきたいと思いました。

・来年の探究活動では、1年次のSDGs探究の内容を引き継ぐ予定なので、今年度で調べた内容や活動を通して学んだことを活用し、より良い取り組みを挙げて、実際に石巻の防災や復興の役に立てるような案を挙げたいと思った。また、この活動を通して物事の考え方や視野を広げ、大学進学後や就職後にもこの力を役立てていきたいと思った。

・何ができて何を頑張るべきか考える時間を確保できてよかったです。自分の感想と周りの感想の違いから新たに頑張るべきことを見つけられ、自分のやるべきことの幅が広がりました。2年次の探究活動では、今回見つけたことを活かし、より深いものにしたいと思います。

・自分は今までの探究活動を通して何を学び、得ることができたのかを改めて深く考えたことで、自分が今後学んでいくべきテーマや将来の進路に活かすために必要なことを見つけることができた。また、進路を決める際の決め手となった先生の考えを聞いたことで、もし自分が希望する進路に進めなくなったとしても、視点を変えて自分の関わりたい分野を見つけて、職業を考えられるようになりたいと感じた。

・歴史で戦争のことについて深く知り、当時の日本の考え方と今の日本の考え方を比べ、どのようにして平和につながったのか、さらに学びを深めたい。地理では、世界の災害を知り、国によって災害への考え方は異なるのか、深く調べてみたい。日本は地震が多く、震度1や2ではそんなに驚かないが、外国人の中には地震は珍しいものと少しの揺れでも物凄く驚く人もいる。そんな人たちに、災害が起きたときにどの避難すれば良いか伝えられるようにしたい。そう考えると、英語にも力を入れて勉強する必要がある。探究活動が様々な教科の学びにつながっていくということを理解することができた。

 

残り2か月あまりで2年次生です。これまで学んだことや経験を自身の行動に活かしていきましょう!