1年次「がん・献血セミナー」
12月6日(水)、 本校白梅ホールにて、宮城県赤十字血液センター事業部献血推進課の新田光さんと、プロスノーボーダーの荒井daze善正さんのお二方に来校いただき、1年次生を対象とした「がん・献血セミナー」を実施しました。新田さんには、献血について6つの項目(①献血とは何か、②献血の種類、③採血の基準、④献血の流れ、⑤献血の現状、⑥献血できる場所)から講話をいただきました。その中でも印象に残っている言葉は、「献血の現状として、毎日1万4千人の献血への協力が必要である」というものです。それにも関わらず、10代から30代の献血者推移はこの10年間(2010年~2020年)でおよそ37%(約100万人)も減少しているというデータに、他人事ではなく当事者意識を持って献血に協力していこうと思いました。プロスノーボーダーの荒井daze善正さんからは、がんとの闘病について大変貴重なお話をいただきました。
<生徒たちの感想>
DAZE★さんの話を聞いて未来の自分のための行動の仕方を学びました。新田さんの話を聞いて、献血の経緯や仕組みなどが分かりました。献血やドナー登録は正直怖いですが、もし、ほんの少し、誰かのための偽善をする勇気が湧いたら、今後やってみたいと思います。
DAZEさんの話を聞いて、1つの小説を読んでいるかのように思いました。本当に考え方一つで人生は180度変わるのだなと改めて感じる講話でした。
病気を治療する前の期間のお話を聞き、何もやることができない悔しさというのは、私たちには想像できないほど辛いものだったんだなというのが伝わってきました。骨髄ドナーについて、ドナー数が減っていることはテレビで知っていたけれど、減るとどうなるのかまで考えられていませんでした。自分には関係ないと思わないで、積極的に献血、ドナー登録というものに向き合い、生活していきたいと思いました。
血液の保存期間は思っていた以上に短くて驚きました。多くの人の協力が大切だと思いました。自分がやりたいことをやる勇気、0を1にする力という言葉がとても印象に残りました。一日一日を無駄にしないように、新しいことへ挑戦していきたいと思いました。
献血は事故などで使われるものだと思っていましたが、多くは治療するために使われていると分かって驚きました。有効期間が少ない血液を患者に届けるために、自分も16才になったら献血したいと思いました。荒井さんはドナー登録者が少ないにもかかわらず、生きるためにあきらめなかったというところに勇気をもらいました。献血も骨髄ドナーも少しの勇気で救われる人がいるところに感動しました。