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令和4年度 日々是好文

創立110周年記念式典

 9月14日(水)13:00より,本校講堂にて,創立110周年記念式典が行われました。宮城県高等学校長会会長,歴代校長をはじめとした来賓,学校評議員,同窓会,父母教師会の方々の臨席のもと,全校生徒,職員一同で110年の歴史を祝い,新たな一歩を踏み出すことができました。

 式典前には,同窓会から学校へ一文字幕と袖幕が贈呈され,講堂のステージ上に,白梅の刺繍の映える紫紺の幕が披露されました。

 記念式典では,髙橋実行委員会会長と加賀谷校長が,明治44年9月14日,石巻町立石巻実科高等女学校の認可以来の歴史について振り返り,学徒勤労動員された先輩たちの記した『娘たちのネービー・ブルー』を紹介しました。髙橋会長は,校名の由来となった十訓抄の「好文木すなわち梅」について触れ,「学問を志す若者の集う場所に,新たな紅梅と白梅,ツツジを植樹しました。これからの歴史をつくるのは在校生の皆さんです。」とメッセージをくださいました。また,加賀谷校長からは,「本質を見極める力,原点回帰,創造性,助け合いの心を持って,今社会でなすべき使命を見つけるために,歩みを止めずに真っ直ぐ未来に向かって進んで欲しい。」とのメッセージをいただきました。さらに,髙橋実行委員会会長へ感謝状が贈呈され,宮城県高等学校長会会長から祝辞をいただきました。続いて,生徒会長の中村さんが「歴史と伝統を大事にすることはもちろん,より良い好文館を創る努力を全員が続けたい」との決意を話しました。

 式典に続いて,「雄勝町伊達の黒船太鼓保存会」によるアトラクションがあり,太鼓演奏が披露されました。昭和,平成卒業の先輩2人を含めた皆様の力強い演奏に,会場一同,新たな歴史を作る意欲がわきました。十年後,二十年後,これからの好文館にどうぞご期待下さい。

 

 

吹奏楽部 第17回定期演奏会

 8月17日(水),昨年に続き今年も「マルホンまきあーとてらす」で定期演奏会を開催しました。今年は初めての平日開催に加え,石巻管内のコロナ感染者が300人を超える日が続き,お客様がどれくらいいらっしゃるか不安でした。しかし,当日私たちの不安に反して2階席までほぼ満席となる大入りとなりました(感染予防のため1階席前列の80席は除く)。

 演奏会は例年通り,第1部がクラシカルステージ,第2部が合唱・ブラックライトステージ,第3部がポップスステージの予定でしたが,感染者が急激に増えたことを考慮して,合唱を見送ることにしました。準備してきたステージを変更するするのはとても残念でしたが,全員納得の上での決断でした。

 一番力を入れ,一番好評だったのは今年もブラックライト劇です。短期間で1年生は躍動感のある演技を,2・3年生は感動的な演奏を作り上げるのは大変でした。当日リハーサルぎりぎりまで練習をし,細部までこだわったブラックライト劇,成功を収められて良かったです。

 そして,第3部ポップスステージは恒例のダンスステージをはじめ,個性あふれるパート紹介,小道具や衣装を用いた演出など,私たちなりに趣向を凝らしたステージをお送りすることができたのではないかと思います。

 また,知り合いを通じてウクライナの難民の方が演奏会にいらっしゃることになり,ウクライナにゆかりのある曲を2曲披露しました。大変喜んで頂けたという様子を新聞で知り,選曲して良かったです。

 ご来場いただいた皆さん,本当にありがとうございました。

                              定期演奏会実行委員長 3年 西條すず(湊中学校出身)

全日本吹奏楽コンクール宮城県大会,3大会連続「金賞」受賞

 令和4年7月29日,石巻市のマルホンまきあーとテラスを会場に全日本吹奏楽コンクール宮城県大会が開催されました。石巻市で吹奏楽コンクールの県大会が開催されたのは50年ぶりということで,コロナ感染の恐怖と闘いながら部員全員でこの大会に向けて集中して練習してきました。

 コンクール直前の1ヶ月間は毎年,石巻好文館高校吹奏楽部にとっては試練の期間です。第1回考査終了後に文化祭があり,コンクール以外の曲にも練習を割かなければならないからです(クラスダンスの練習も手を抜きませんでした)。さらに今年は昨年行けなかった修学旅行の代替行事が6月末に急遽実施されることになり,落ち着いて練習できるようになったのは地区大会の1週間前からでした。

 無事,地区大会を通過することができ,いよいよ県大会に向けて集中したい思いが強くなりましたが,県内の公立高校では本校だけがコンクール当日(7/29)まで授業があり,焦る気持ちをコントロールしながら皆で団結して取り組みました。東北大会に行けなかった悔しさは正直ありますが,振り返ってみると,こんな状況の中で満足のいく演奏ができたこと,3大会連続の「金賞」を受賞できたことは私たちにとって大きな自信になりました。そして私たちの夢を後輩に託したいと思います。応援して下さった皆さん,ありがとうございました。
                                                 吹奏楽部部長 3年 林明日花(万石浦中学校出身)

令和4年度体育祭(2日目)

   9月1日は運動会でした。体育委員を中心とする全校生徒の思いが届き,本日は朝から晴天でした。石巻好文館高校の体育祭と言えば,ラジオ体操です。本年度も学年対抗で実施しました。3年生は特に,力強く,メリハリのある体操を披露してくれました。

 その後,玉入れ,ムカデ競走,綱取り,障害物競走などの種目が実施され,どの種目でも熱戦が繰り広げられました。そのなかでも,借り人競争,クラス対抗の団体縄跳び,縦割り対抗リレーなどが盛り上がりました。借り人競争では,「宝くじで1万円以上当たったことがある人」などのお題が出され,それに該当する人を探します。学年や男女に関係なく該当者を探していました。クラス対抗の種目では,クラスが団結し,競技する人,応援する人が一体となる姿がありました。縦割り種目でも,学年を超えて団結する姿がありました。教員も参加し,生徒と一緒に競技する姿もあり,学校が一体となった体育祭でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年度体育祭(1日目)

   8月31日は球技大会でした。体育館ではバレーボールとバスケットボール,グラウンドではフットサルとキックベースを実施しました。体育委員が早朝から準備をし,午後には,その頑張りが届き,晴れました。生徒たちは,おそろいのクラスTシャツを着て,元気いっぱいにプレーしました。

 明日は,運動会です。グラウンドでの種目を実施します。

 

 

                            

 

 

 

 

 

 

 

 

                           

 

総合的な探究の時間「甲斐たいむ」

令和4年度の総合的な探究の時間「甲斐たいむ」を更新しました。

〇学校生活 → 令和4年度「甲斐たいむ」紹介サイト

〇バナー「甲斐たいむ紹介サイト」

3年次 消費生活法律授業

   3年次を対象とした「弁護士による消費生活法律授業」を実施しました。講師に髙島弁護士をお招きし「社会で被害に遭わないために」と題して,「契約」「クーリング・オフ」「マルチ商法」「キャッシング」などの具体的な事例について学びました。

 令和4年4月から成人年齢が18歳となりました。8月現在,半数近い生徒が18歳となっています。これまで「未成年」として保護されていましたが,これからは「成人」としての責任が発生します。今後,この授業を生かして,成人としての自覚を持って行動しましょう。また,本日教えていただいた,被害に遭わないための合い言葉「う・そ・つ・き」を心に留め,自分の身は自分で守ることができるようになりましょう。

8月22日 全校集会・生徒会役員委嘱式

    8月22日,全校集会があり,校長先生より中学生の投稿記事の紹介がありました。ことばの力を実感した出来事から,配慮と思慮深さを身につけ,誤った場合には謝罪と反省が必要なことを学んだという内容でした。「相手の心に届くことばを探し,セルフ・コントロールと思いやりの心を大切に」,「充実した毎日を過ごしましょう」とのお話をいただきました。

 続いて生徒会役員委嘱式があり,2年次の加来生徒会長をはじめ,21名の新生徒会役員が委嘱されました。新会長より,「全力で好文館のために取り組む」との意気込みが伝えられ,行事には生徒全員が全力で臨み,全員がルールを守って生徒総会を有意義なものにできるようにしようとの話がありました。

 体育祭まであと10日となりました。ひとまわり成長した好文生の皆さんの活躍を期待します。

7月29日全校集会

 7月29日,午前授業に続いて13時より全校集会が行われました。

 まず,校長先生から,新学期が始まってからの4ヶ月を振り返って,「全力でやりきり,悔いを残さない,望まぬことがあっても気持ちが切りかえられる人に」との講話がありました。さらに,「セルフコントロールができ,思いやりの心を持つように」とのメッセージをいただきました。

 続いて,陸上競技部と美術部の生徒に,大会と展覧会の賞状伝達がありました。最後に,生徒指導部から,「学びはいつでもどこでもできる,普段できないことにチャレンジしよう」との話があり,服装,頭髪等身だしなみについての話もありました。

 目標に向かって一歩一歩着実に。夏季休業明けの8月22日,一まわり成長した皆さんに会うのが楽しみです。

書道部 作品展示

 書道部は,書道が硯と関係が深いということで,6月13日から7月17日まで道の駅「硯上の里 おがつ」に書道作品を展示していました。先日,その書を生徒昇降口に飾りました。

 三者面談やオープンキャンパスなど来校される際は,ぜひ御覧ください。