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令和5年度 甲斐たいむ

2,3年次甲斐たいむ「2年次生に向けてテーマ設定の助言」

 5月12日(金)の「甲斐たいむ」は、3年次生がこれから分野別課題研究に本格的に取り組む2年次生に向けてテーマ設定の助言を行いました。3年次生が分野ごとにグループをつくり2年次生に向けて、これから始まる課題研究とはどのようなものか、興味関心を抱いた2年次生が訪れるたびに、テーマ設定についてだけではなく、研究での苦労話なども交えて、熱心に説明を行いました。

 

  3年次生は、これまでの研究成果を論文にまとめ上げて、いよいよ分野別課題研究を終えることになります。3月、4月のポスター発表、今回の助言を経て、また新たな視点で自らの研究を見ることができたのではないかと思います。それをぜひ論文作成に生かしてほしいと思います。

 

〇3年次生の感想

「2年次生に去年の1年でどのような手順で活動を行ってきたかを丁寧に伝えることができた。たくさん質問してくれ、それに答えることができた。」

「聞き手がわかりやすいように自分の体験談を話すことができた。後悔したことや、テーマを決めるためにキーワードをあげてみたことなどを伝えた。」

「自分自身苦労したことや反省点がたくさんあったので、調べる上での注意点を伝えられる限り伝えられた。」

1年次甲斐たいむ「自己分析①」

 4月26日の1年次の「甲斐たいむ」は、①自分のやりたいことや将来の夢について考える、②夢を叶えるための進路について調べる、の2つをテーマにワークシートを用いて自己分析を行いました。

〇授業後の生徒の感想(生徒のワークシートより原文のまま)

 「自分の好きなことから考えてみると、たくさんの職業につながって新しい発見だった。興味のある仕事に就くために必要な資格がとれる大学など調べてみるとまだ知らないことがたくさんあった。また、たくさんある大学からどういう風に1つに選ぶのか、さまざまな見方で志望校を見つけていきたいと感じた。1つのキーワードから見方によっていろんな連想ができることが分かったので、日々の生活でも深く考えられるところは考えるようにしたい」

 

 「自分の将来について考える時間があまり無かったので、この甲斐たいむの時間に深く考えることができてよかったです。希望する進学先は具体的にまだ決まってはいなかったのですが、甲斐たいむの時間に自分で考えを深めることで進路先を(大学)を決めていけたらいいなと思います。また、もっと将来の夢について深く考えられるように、お家でもインターネットを使って調べていきたいです」

 

 「自分の将来の姿について考えたとき、自分がどうなっていたいのかという理想や社会の中のさまざまな職業についての知識がなく、少し行き詰まってしまい時間がかかったので、もっと自分自身のことや職業の種類について知っていくべきだなと改めて思いました。そのためにも日頃から身の回りのさまざまなものに興味や探究心を持ち、知らないものをたくさん知っていこうとする積極的な姿勢が必要で、今の自分にはそれが足りていないと気付いたので、これからの普段の生活でも意識していきたいです」

 今回学習したことを生かし、自分の将来について、少しずつ視野を広げて考えていきましょう。そして、自分が熱中できることや好きなことが見つかるよう、日々いろいろなことに好奇心を持って挑戦していきましょう!

1、3年次甲斐たいむ「分野別課題研究ポスター発表会」

 4月22日の1年次の「甲斐たいむ」は、3年次の先輩が1年間かけて研究をしてまとめたテーマやその研究方法を知るため、「課題研究見学会」を実施しました。また、当日は3年次の発表を保護者にも公開しました。

全体の様子全体の様子2

〇3年次からのアドバイス

 「テーマが決まったらすぐに調べるのではなく、見通しを立ててから具体的な調べた方がいいと思います。計画を立てることが大切です。」

 「テーマについて調べている中で、当初のテーマが少しずれてくることがあります。全体で何をいいたいのかを確認しながら、進めてください。」

 「テーマは、ちょっとでも疑問に感じたこと、ニュースを見るなどしてテーマを決めるといいと思います。余裕をもって取り組んでください。」

 「自分の知りたいことを調べていくので、知識を増やすことができます。解決するために、自分ができることを考えて、行動を起こすことで、自分自身の成長にもつながります。」

発表の様子発表の様子

〇1年次の感想

「先輩たちの話を聞き、人間の心理的効果に関するものを研究してみたいと思いました。」

「調査結果と自分の考えを比較して、考察を深めることで、よりよい研究になると思いました。」

「先輩たちのように、詳しく調べたり、アンケートをしたり、実験したりするなどして、聞く人に分かりやすい内容したいと思いました。」

「自分たちの身近なテーマにすることで、聞き手の興味関心を引き出したいです。これからの生活に生かせるような内容にしたいです。」

発表の様子3発表の様子4

〇参観した保護者の感想

「多岐にわたる分野の発表を聞くことができ勉強になりました。」

「皆さんが一生懸命に調べた事は無駄ではないということを伝えたいです。大人も分からない事があるので、一緒に学べる事ができました。」

3年次甲斐たいむ「進路探究①」

 4月19日(水)の3年次「甲斐たいむ」では、進路探究①が行われました。

主に、今年度の受験スケジュールを進路別に確認していきました。大学・短大、専門学校、公務員、民間就職と多岐にわたる進路希望に対応するための受験日程確認、必要な準備の内容など説明があり、各自に配布された進路手帳に必要なことを書き込んでいました。皆、真剣な表情で説明を聴き、自らの進路達成に向けて気持ちを高めているようでした。

3年次甲斐たいむガイダンス

 4月12日(水)の3年次甲斐たいむでは、ガイダンスが行われ、3年次の探究活動「自己実現研究」をどのように進めていくかを学びました。今年度は、2年次の最後に行った分野別課題研究ポスター発表を入学したばかりの1年次に行い、続けて2年次への研究についての助言、そして、最後に研究の成果を論文にまとめます。また、グループディスカッション、ビブリオバトルをとおして「発展的対話力」、「論理的思考力」を養っていきます。さらに、表現力を鍛える活動や進路探究で希望進路達成に必要な力を身に付けていきます。

 皆、真剣な表情で説明を聴き、メモをとっていました。高校生活最後の年です。真の「甲斐ある人」を目指して「甲斐たいむ」に取り組んでいきましょう。

2年次甲斐たいむ「研究を知る」

4月22日に石巻専修大学より先生方をお招きし,「研究とは何か」のお話をいただきました。

全体の講話で阿部知顕教授から全体に向けてお話をいただいた後,各教室で分野ごとに大学の先生方から様々なテーマでお話を聞くことができました。

<生徒の感想>

人間学系の講話

様々な形式のオリエンテーションを交えながらコミュニケーションの鍛え方,軸となる考え方や視点に気づくことができたお話であり,とても参考になる時間でした。

経営学系の講話

講師の先生自身の経験や研究を行う上で大切なことについてお話を頂きました。日常で生まれる好奇心や疑問を大切にし,これから出会う偶然を楽しむための備えを高校生活で行っていこうと思いました。

理工学系の講話

講師の先生からテーマを決めるときに気をつけること,先生自身の研究例をご講話頂きました。テーマ設定がどこかで興味に繋がり新しい発見をすることができると聞き,甲斐たいむで活かせるようにしたいと思いました。

2年次甲斐たいむ「マインドマップの作成」

4月19日の2年次の「甲斐たいむ」はマインドマップの作成を行いました。

中央の自分の名前からスタートして8本の枝を書き、発想を広げていきます。

記入例の白梅花子さんに負けないように、みんな頑張ってたくさん書きました。

そして最後にその中から3つのワードを拾い出し、研究テーマの候補としました。

2年次甲斐たいむガイダンス

4月12日の2年次の「甲斐たいむ」はガイダンスが行われました。

前半は「2年次の甲斐たいむについて」、後半は「分野別課題研究について」という内容で説明がありました。

これから始まる「分野別課題研究」がどのように進んでいくのかを知り、次回からはテーマ設定の活動を開始します。

 

1年次「甲斐たいむ」ガイダンス

 4月12日、1年次の「甲斐たいむガイダンス」が行われました。

 まず、担当の先生から、「甲斐たいむでは、「甲斐ある人(真心を持って世のため人のために尽くすよう努力する人)」を目指し学んでいくこと」や、「1年次では、「自己発見研究」、「SDGs探究活動」の2つを中心に学習すること」などのお話がありました。

 その後、第1回目の「自己発見研究」として、「中学での部活動とそれを選んだ理由」、「好きな科目とその理由」など、自分の身近なことを振り返り、相手に伝える活動を行いました。生徒からは、次のような感想が寄せられました。

 

 「自分とは違う考え方や感じ方を知ると、自分の視野が広がり、物事をいろいろな視点から見ることができるようになると学んだ。」

 

 「新しいことにチャレンジしてみたいと言っている人が多く、とてもいい考えだと思った。自分も、チャレンジ精神で頑張りたい。」

 

 「将来の夢や目標が定まってくると、自分の将来がより鮮明に浮かび、実現のための取り組みがしやすくなるのかなと思った。」

 

 「甲斐たいむ」では、様々な人や地域と関わりながら、学びを深めていきます。今後の「甲斐たいむ」に、どうぞご期待下さい!