甲斐ある人を知ってるかい?!

空手道部夏の稽古を試す

 10月2日に大和町総合体育館で行われた宮城県民大会に男子3名,女子3名の計6名で出場しました。この大会は,6月に行われた県高総体以来の大きな大会となり,夏の稽古の成果を試す場となりました。

 個人組手で男子2名がベスト16,女子1名がベスト8に入ることができました。試合では,選手それぞれが新たな課題を見つけることができ,とても良い経験となったと思います。

 今大会の結果に満足することなく,11月に行われる県新人大会では,より良い結果を持ち帰ることができるよう,毎日の稽古に励んでいきたいと思います。

弓道部阿部瑞希さん  宮城県代表として国体出場決める

 私は、8月20日から2日間、青森で行われたミニ国体に出場してきました。

 1日目は近的競技が行われました。近的はチームで36射を引いて、その合計的中を競いました。私たちのチームは36射25中で、山形県と同点の1位タイで近的競技を終えることができました。そして2日目は遠的競技でした。

 遠的は、今までの練習でも目標点数に届くことが少なく、不安を残したまま本番に臨みました。しかし終わってみると、合計165点で、岩手県に次ぐ2位でした。1日目の近的の点数と合計すると、結果は6県中1位で、本国体へ出場できることが決まりました。

 厳しい条件の中で優勝することができたのは、今まで支えてくれたチームの皆や、指導して下さった先生方、そして応援してくれた人たちのおかげです。本当にありがとうございました。そして、これからは10月の本国体に向けて、気持ちを切り替え、また練習を続けていきたいと思います。  

阿部瑞希さん国体選考会で今年も県代表となる

 弓道の国体選手は三度の選考会を経て選出されます。前年の新人大会での成績から選ばれた男女それぞれ30人ずつから、1次選考会で約半数に、2次選考会では1次選考を通過した選手に県総体個人準決勝以上の成績を残した選手を加えて、そこから男女それぞれ8人が選ばれます。私は直前に調子を崩していたこともあり、とても不安を感じていましたが、あまり悩みすぎていてはだめだと思い、自分の射をすることを心がけ、8人の中に入ることができました。
 そして先日の最終選考会では、持てる力を出し切ることができ、宮城代表の4名に選ばれることができました。選ばれたからには、県の代表という自覚を持ち、全力で取り組みたいです。昨年は2年生だったということもあり、先輩についていくことで精一杯でしたが、今年は3年生で、昨年も経験しているので、今度は自分がチームを引っ張っていけるようになりたいと思います。
 今年は岩手で本国体が開催されるので、東北からは岩手以外の5県のうち、上位1県しか出場することができません。とても厳しい条件ですが、ミニ国体で優勝し、本国体への出場を目指したいです。そして本国体では、昨年よりも良い結果が残せるよう、的中の安定を目標に、これからの練習に取り組んでいきたいと思います。

弓道部 3年 阿部瑞希

佐藤達君インターハイ出場決める

 6月17日から青森県で行われた陸上の東北総体に、佐藤達君がハンマー投げで、三浦京乃さんが円盤投げで出場し、佐藤達君が5位となりインターハイ出場が決定しました。
 今回はインターハイ出場を決めた、佐藤達君にインターハイへの抱負について語ってもらいました。

〈佐藤 達〉
 今大会は、6位までインターハイに出場することができますが、私は幸いにインターハイ出場を決めることができました。しかし、私のパーソナルベスト52M14で、本来ならば負けないライバルに負けてしまいました。敗因は色々ありますが、今大会に精神的なピークをもってこれなかったことだと思います。
 宮城県大会では、あまり調子は良くありませんでしたが、試合当日、感謝したい人の顔や思い出を1つ1つ思い浮かべていたら、とても安心してベストの記録を出すことができました。
 インターハイまで約1ヶ月、悔いの無い練習を行い、東北大会の悔しい経験を無駄にせず、ベストを出した県総体を思い出しながら、臨みたいと思います。また、ここに辿り着くまで多くの仲間が敗れるのを見てきました。私はそういった仲間の思い、家族、チームメイト、友人、学校関係者、地域の方々の支え等に感謝を忘れずに、石巻好文館高校陸上競技部の代表として、精一杯想いをぶつけてきたいと思います。

「好文好武365」完成!!

 学校カレンダー「好文好武365」ができあがりました。
 名付け親となってくれた3名に話を聞きました。

 

佐々木陽南(涌谷町立涌谷中学校出身)

私はカレンダーの名前を決めるにあたり、好文生としての理想の姿とはどのようなものかを考えました。
 好文館では、たくさんの生徒が勉学に励み、部活動でも良い成績を残しています。しかしそれは、決して簡単なことではなく、たくさんの努力が必要です。
 「毎日好文生として文武両道の精神を忘れずに過ごそう」そんな気持ちを込めて『好文好武365』という名前にしました。

 

渡邊みのり(東松島市立矢本第二中学校出身)

 私が最初考えたカレンダーの名前は、何の変哲もない「好文館カレンダー」でした。
けれども一方で、学校のカレンダーなのだから、みんなが目標にしている好文館のスローガンである「好文好武」をカレンダーの名前に入れたいと考えていました。
 そこで佐々木陽南さんと廣田涼香さんと一緒に思案していたところ『好文好武365』という名前があがり、三人一致で決まりました。
毎日勉強と部活に励む好文生の姿がこのカレンダーでうかがえると思います。

 

廣田涼香(石巻市立住吉中学校出身)

 このカレンダーの名前を考えていたときに私の目に入ってきたのが、校舎に掲げられた横断幕にあるスローガン「好文好武」という文字でした。
 好文好武は文武両道という意味なので、カレンダーの名前に入れることで、全校生徒が365日文武両道を目指すことができると考えました。
 全校生徒一人一人が毎日意識することで、勉強も部活も高いレベルで両立できるようになると思います。

卒業生の「甲斐ある人」宣言!

 3月1日、今年度の卒業式が行われ、185名の卒業生が本校を巣立ちました。厳かな中にも温かみのある感慨深い式になりました。

 本校の総合的な学習の時間「甲斐たいむ」の初年度に1年次生であった卒業生たち。「自己実現研究」スピーチで優秀だった2名は、1日体験入学の際に中学生とその保護者に向けて「甲斐たいむ」の紹介をしました。

 

高橋瞳(石巻市立桃生中学校出身)

 石巻好文館高校の特色は、進学校でありながら部活動も盛んに行う文武両道の精神に基づいて、あらゆる面で生徒が成長できる環境にあることです。私自身、3年間吹奏楽部に所属し文武両道に努めました。

 部活動をしていなかったら学べなかったことや部活動での貴重な体験がたくさんあり、部活動が私の進路決定に与えた影響と体験を紹介します。

 本校の吹奏楽部は、毎日大変活発に活動しています。コンクールや吹奏楽祭に向けての練習はもちろん、私たちの学年では始めて「マーチング」に取り組みました。約1ヶ月の血のにじむような練習を、時には真夏の炎天下の中で行うこともありました。

 始めて臨んだマーチングコンテストビギナーの部で東北大会まで進み、金賞をいただいたことは大変貴重な経験になりました。マーチングに取り組んだことで、協調性や周りを見て考えて行動する力や忍耐力がつきました。

 さらに、新入生がたくさん入部したことで、部員の数は校内で最大になり、常に周囲への気遣いが求められ、それによってたくさんの力がついたように思います。また、このような経験の中で身に付いた能力を生かせるような職業に就きたいとも考えるようになりました。

 本校にはもう一つの特色があります。それは校是である「甲斐ある人と言われなむ」を実現し、我々が社会から求められる人間になるために、様々な取り組みをする授業「甲斐ある人といわれたいむ」です。

 私は以前、この「甲斐たいむ」の中の「分野別課題研究」で、教育ゼミの代表として全校生徒の前で発表する機会をいただきました。研究テーマから情報収集や考察など一人で進め、成果をまとめて発表するということは、私にとってとても難しく苦労することばかりでした。しかし、この経験も将来に役立つ貴重な機会となりました。

 人前で自分の考えを発信することは容易ではありませんが、これは社会に出たときに求められる能力だと思います。近年、若者は自分の考えを伝えるコミュニケーション能力が低下しつつあるという記事を読んだことがあります。
 本校の生徒は、この「甲斐たいむ」での様々な取り組みを通して、社会に求められる能力や人間力を養っていると思います。

 また、学習面においては、本校の教育課程は進学型単位制であり、自分の進路実現に必要な科目を合理的に履修することができます。私は医療系の進路を目指していたので、2年次から理系科目を選択していました。

 しかし、部活動を通しての様々な経験や「甲斐たいむ」によって、自分を見つめ直した結果、自分に向いている職業や目指したい方向が変わっていきました。中学から一番得意な科目は英語でしたが、狭い視野で自分の将来を考えていたため、得意分野を生かしてみようという発想ができませんでした。

 進路を英語系へと変えた後は、大学選びから受験までの流れがとてもスムーズでした。自分の持っている能力を生かすことのできる職業を調べ最終的に私がなりたいと思った仕事は、キャビンアテンダントやグランドスタッフが働く航空会社への就職でした。

 人とのコミュニケーションや環境に応じて動ける行動力を生かせると思うからであり、コミュニケーションの手段として英語だけでなく、外国の文化や言語の背景にも興味が湧いたため、英文学科のある私立4年生大学を受験し合格しました。

 現在はキャビンアテンダントになることを目標に大学生活を充実させ、多くのことを学び成長したいとワクワクしています。
 私が本校に入学しなければ、このような将来のビジョンを見出せなかったと思います。必ず自分の夢を実現させ、本校の卒業生であることを誇りに思い、いつか「甲斐ある人」と言われることを目指して人生を邁進していきたいです。

 

荒井陽介さん(涌谷町立涌谷中学校出身)

 私の将来の夢は柔道整復師になって地元宮城の医療を支えつつ、スポーツの発展に尽くしたいと考えています。私がこの仕事に就きたいと考えるきっかけは、2年次の夏に所属していた陸上部が、400mリレーでインターハイに出場した際に、マネージャーとして参加したときの経験からです。

 アスリートを支えることにとても充実感を感じました。さらに、インターハイのウォーミングアップ会場のトレーナールームで地元の柔道整復師やトレーナーが、調子の悪い選手をケアして試合に送り出している姿がとても格好良く見えました。

 私は高校卒業後、進学して身に付けたいことが2つあります。

 まずは、柔道整復師としての基本的な技術と知識です。身に付けた基本的な技術を土台に、さまざまな医療施設で経験を積み、自分にしかできない治療法を見付けたいと考えています。

 次に人間力を高めたいと思っています。確かに優れた技術を持った先生は評価されますが、思いやりなど人間として大切な部分が不足していては、患者に心から信頼されないと思うからです。

 私の人生の最終目標は、ただ患者さんを治療するだけの柔道整復師になるのではなく、日本で認められるスーパードクターになることです。私の考えるスーパードクターは、日本でトップのアスリートをマネージメントしたドクターです。

 地元の高校生が私のマネージメントによって、インターハイや国体などの全国大会で優勝するような選手を育てたいと考えています。さらにその先に2020年の東京オリンピックなどの国際大会に出場し活躍するような選手を育てるような仕事がしたいと思っています。それが私の考える「甲斐ある人」で、実現できるように頑張りたいです。

1年次生3名がジョージア(旧グルジア)プログラムに参加!!

 2011年3月の大地震で被災した東北地方の中高生と、今年の6月にジョージア首都で水害に遭った中学校との交流を深めるジョージア招聘プログラムに、3名の男子生徒が参加しました。このプログラムは、お互いを励まし合い支え合うことを目的として、現 ジョージア大統領マルグヴェラシヴィリ氏本人の強い希望により企画されたものです。 2015年12月26日(土) ~ 2016年1月5日(火)までの期間、さまざまな活動や文化施設などの見学を通して貴重な経験と多くのことを学び、充実した11日間を過ごしました。

川畑智尋(石巻市立万石浦中学校出身)

 私は今回、このプログラムに参加し日本ではあまり知られていないジョージアという国について学んできました。ジョージアという国は、昔から多くの民 族が行き交い、他民族支配にさらされる地にありましたが、ジョージア正教会をはじめとする伝統文化を守り通してきました。ジョージアには独自にジョージア語があり、この言葉は世界各国の言語を集め組み合わせてつくられたものです。そして、ジョージアはワイン生産が盛んな国で、ジョージアワインは世界最古のぶどうワインとされています。日本で活躍しているジョージア出身者も少なくなく、幕内力士の臥牙丸、黒海、栃ノ心などが有名です。

 ジョージアの子供たちとの交流は、最初お互いに緊張してなかなか打ち解けられませんでしたが、リラクセーションなどによってすぐ仲良くなりました。ビリヤードをしたりプールに入って遊んだり、互いの国のことについて話したりしました。さらにバクリアニ地方や洞窟、教会などを観光しました。どの場所もとても美しく、ジョージアの歴史の勉強にもなり貴重な経験になりました。新年祝賀パーティーではホテルの外で多くの花火や爆竹が鳴り響き、室内では多くの民族による様々な国の伝統舞踊を見るなど、楽しい時間を過ごしました。しかし、楽しいと感じる反面、考えさせられることもありました。ジョージアはロシアに支配されていたので、ロシアのことを嫌っているのにパーティーではロシアの歌や踊りがジョージアのものより多かったことです。ロシアに支配され伝統や文化も受け入れざるを得なかったのではないかと感じ、悲しいことだと思いました。しかし、ジョージアの人たちは怒りや悲しみを表情に表さず笑顔でいる彼らを見て、私はとても素晴らしい国民だと思いました。

 今回のプログラムで、参加する前よりも日本人外国人を問わず人と人とのコミュニケーションや、英語や海外に対する興味が一層強くなりました。これからの学校生活での英語の勉強に取り組むだけでなく、海外に行ったときや外国人と接する時に今回の経験を活かしたいと思います。さらに、自然豊かで食べ物もおいしく、親切で自分のことより相手のことを優先する人たちがいるこの素晴らしい国を日本に伝えていくとともに、このプログラムのすべての人に感謝したいです。ありがとうございました。 

佐々木一成(石巻市立桃生中学校出身)

 私は、冬期休業中にジョージア国が主催するジョージアプログラムに参加しました。このプログラムでたくさんの貴重な経験をして、人間として成長できたように思います。ジョージアと日本では大きく文化が違っていることに驚かされました。ジョージアはワイン発祥の地で、ワインが生活の中において重要な役割を果たしていて、小さな子どもでも多少飲んだりもします。また、時間に対して寛容であることも日本とは違うと思いました。集合時間に30~40分程度おくれてきても、特に腹を立てたりすることなく、待つこと待たされることが当たり前のような感じでした。日本人は幼い頃から時間厳守や5分前行動を心がけ、それが相手に対する気遣いだと教えられてきた自分には信じられませんでした。

 プログラムでは、学生との交流が印象に残っています。交流は毎日が新鮮で、とても充実していました。特に新年祝賀パーティーは、ジョージアの伝統的なダンスを見ることができ、それについて学生が詳しく教えてくれました。ジョージアのダンスは、二人の男性によるものでとても迫力がありました。そのパーティーでたくさん会話をして、より仲が良くなってその日からお互いについて話すことが多くなりました。日本の名所やアニメ、漢字のことをよく話しました。とても有意義で、お互いの国のことをよく知ることができました。

 今回のプログラムを通して、コミュニケーション能力と英語力を養うことができ、これからの学校生活や日常の様々な場面に活かせると感じています。英語力は十分に身に付いているとは思いませんが、将来英語に携わる仕事がしたいと強く思うようになり、曖昧だった大学進学も英語に関する勉強のため、大学に進むことに決めました。ジョージアでの経験や学びが自分の視野や考え方を広げ、自分の進路を考えるきっかけになりました。最後にこのプログラムに参加する機会を与えてくださった方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。 

土井真人(石巻市立河南西中学校出身)

 私は12月25日から12日間、昨年の6月にあった洪水の被害を受けた学生達と共に過ごす、ジョージアプログラムに参加しました。アジアとヨーロッパの間に位置するジョージアで、料理や言語や建物など、アジアとヨーロッパが混ざり合ったような独特の文化に触れる貴重な経験をすることができました。学生達とは、互いの文化を紹介したり、スポーツや食事をして親睦を深めたり、観光地を見学したりしました。

 ジョージアはコーカサス山脈を北に望む豊かな自然と、街には歴史のある建物が建ち並ぶきれいなところでした。その雄大な自然に囲まれた山奥や街の中など、いたるところにグルジア正教の教会があり、宗教が生活の一部をなすことがうかがえました。また、教会のほとんどが四方を頑丈な壁に囲まれていて、古くから他国の侵略を受けてきたジョージアの歴史を物語ってるなのだと思いました。ジョージは食の歴史も深くワインの発祥地であり、ピザの原形とも言われるハチャプリがあります。小籠包のようなヒンカリという食べ物もあり、ここでもアジアとヨーロッパを合わせ持つ文化が見られました。このような文化や歴史が生活の中にも色濃くそのまま残っている姿は、伝統というものの本来あるべき姿なのだと思いました。

 日本にも寺社や仏閣など宗教の建物が身近にたくさんありますが、文化や歴史はジョージアに比べたら表面上のもので、生活と密接に関わっていないような気がします。ジョージアでは一人一人が自国の歴史、文化、食、言語などその隅々まで知っていて、また、それらに対して自分なりの意見や考えを持ち、それは教えられたことそのままではなく、教えられたことをもとに自ら導き出したものです。この意識こそが度重なる侵略を受けてきた国の文化を、今もなお生活の中に色濃く残している要因なのだと感じました。このプログラムで、日本の文化や歴史などを知識として持つのではなく、それらをもとに自分の考えを導き出すことが大切なのだということを学びました。これからの活動で実践していくことが、今回参加の機会を与えてくださった方々への恩返しになると思います。ありがとうございました。

吹奏楽部が県大会で金賞を受賞、マーチング東北大会に2年連続出場!

小指有沙(2年次 石巻市立蛇田中学校出身)

 私たち吹奏楽部は、全日本マーチングコンテスト東北大会・ビギナーの部に1,2年次で出場し、2年連続でゴールド金賞の成績を収めることができました。私たちは昨年初めてマーチングを経験したので、まだ2年目の出場です。昨年と同様、練習場所や時間が無い中で昨年よりも、レベルの高いパフォーマンスを目標にしたのですが、思っていたよりも壁は高くとても苦戦しました。

 練習ではまず、昨年経験している2年次を中心に基本からしっかりとつくっていきました。マーチングは歩幅、縦列、横列を全員でピタッと合わせなければなりません。私たちは部員数56名と人数が多いため全員でそろえるというのは、とても難しいです。だからこそ、一人一人の基本動作が重要になってきます。2年次も初めて教える立場になったので、人に教えるということに苦労しました。なかなか全員の動作が合わず、何回も練習を重ね、何とか基本は完成に近づいていきました。しかし次に、パフォーマンスの内容を憶えて、その通りに演技できるようにならなければなりません。また、演技しながらの演奏なので、演奏面も磨く必要がありました。このように、パフォーマンス完成までの道のりはとても長かったです。そこで、自分たちの演技がどのようになっているか撮影して確かめ、2年次のマーチングリーダーを中心にして話し合い、昨年のように東北大会で金賞を獲りたいとい気持ちを全員で確認しました。さらに少人数に分かれて練習を重ね、県大会に挑みました。自分たちのパフォーマンスには、まだ自信はなかったのですが、今できる最高の演技をし、「ゴールド金賞」と「東北大会出場」という結果を残すことができました。

 県大会から東北大会までは約1ヶ月しかありませんでした。県大会よりも、すべてにおいてレベルの高い演技をしなければ、東北大会では通用しません。まだまだたくさんの練習が必要でしたが、時間がとれず、なかなかレベルアップできない状況でした。学校での練習が多いため、練習内容は限られていました。その中で地道にコツコツ練習して、少しずつレベルを上げていき東北大会を迎えました。

 東北大会の会場となった山形県総合運動公園アリーナには、各県代表が集まっているため、これまでにない緊張感につつまれていました。本番での演奏・演技を終えた後、部員全員笑顔であふれていました。さらに、2年連続で金賞という最高の結果を残すことができました。

 このマーチング大会を経験し、今までにない達成感を部員全員で味わうことができました。ここまでご指導くださった顧問の橋戸先生、伊藤先生をはじめとする好文館の先生方や先輩方、さらにお忙しい中にもかかわらず、いつも楽器運搬など活動にご協力してくださる保護者の皆さんに感謝しています。この結果に誇りを持ち、これからもさらに高い目標を達成できるように努力していきたいと思います。応援ありがとうございました。

書道部が宮城県高校書道展覧会において、部員全員入賞の快挙を達成!

三浦恵里さん(2年次 石巻市立河南東中学校出身)

 私たち書道部は、5人という少ない人数ですが毎日活発に活動しています。今年度の文化祭では、全校生徒の前で書道パフォーマンスを行いました。今年は新たに袴を着て、昨年よりも大きな紙の作品に挑戦しました。数ヶ月前から全員で意見を出し合い、試行錯誤しながら何度も練習を重ねました。本番では緊張しましたが、息の合ったパフォーマンスで迫力ある華やかな作品ができ上がりました。練習の甲斐もあり、今までで一番良く書けて良かったです。また一般公開の日には、文化祭に向けて作り上げた共同作品や日々の練習の成果である個人作品を展示しました。書道パフォーマンスも展示発表も多くの方々に見ていただく良い機会となりました。

 そして、私たちにとって最も大きな展覧会である「第64回宮城県高等学校書道展覧会」に出品しました。今年は書道展の開催が2ヶ月早まり、学校行事と多く重なり制作が思うようにできず、大変なときもありましたが、顧問の半沢道子先生のご指導の下、一人一人が集中して自分の作品と向き合い、何度も失敗を重ねながら作品を仕上げていきました。私が今回書いた書は、文字のバランスや 配置、潤渇(じゅんかつ:滲みやかすれ)などが難しくとても苦労しました。部員と共に励まし合いながら、めげずに一字一字真剣に書と向き合い、自分なりの作品を完成させました。半沢先生から「特選」に入賞したことを聞いたときは、本当にうれしく思いました。さらに、部員全員が「推薦」「特選」に入賞し、良い結果で展覧会を終えることができました。これからも、さらに納得できる良い作品を目指して練習に励み、来年は部員全員が今年以上の成績を残せるように、頑張りたいと思います。

弓道部女子が、宮城県少年女子代表として和歌山国体に出場し、見事5位入賞!!

阿部瑞希さん(2年次 石巻市立青葉中学校出身)

 私は、9月24日~29日に和歌山県で開催された国民体育大会に、宮城県少年女子の選手として参加しました。国体では、普段学校で練習している28m先にある直径36cmの的を狙う近的競技と、普段練習していない60m先にある1mの的を狙う遠的競技があります。近的では中(あ)たったか中たらなかったかで結果を決めるので、的のどこに中てても同じですが、遠的は点数制なので、的の中心に近ければ近いほど点数が高くなります。私たち宮城県少年女子チームは、その遠的競技で5位入賞することができました。

 国体では、1日目に近的予選があり、2日目に遠的予選、そして3日目に順位決定戦が行われました。1日目の近的は17中が予選通過基準でしたが、私たちのチームは16中で、あと1中届かず予選通過できませんでした。これまでの大会でも、あと1中というところで負けてしまうことが何度もありましたが、今回もあと1中足りずとてもくやしい思いが残り、1本の大切さを改めて感じました。

 2日目に行われた遠的ですが、私が初めて遠的の練習をしたとき、矢が的まで届きませんでした。近的よりも大きく弓を引くことや、ねらいを変えることが求められ、これまで練習してきた近的とは感覚が違っていて、切り替えがとても大変でした。しかし、何度も練習しているうちに、だんだんとコツがつかめてきて、矢が的まで届くようになったときは、本当にうれしかったです。本番の試合では、私の調子がとても悪く、矢がばらついてしまいましたが、チームの先輩たちにその分をカバーしていただき、予選を通過することができました。結果が分かったときは、とても安心しました。3日目順位決定トーナメントが行われました。1回戦は、予選でとても高い的中をした鹿児島県との対戦でした。予選では負けていましたが、とにかく全力で戦いベストを尽くそうと思いました。しかし、トーナメントという緊張感とプレッシャーもあって、勝つことができませんでした。その後の5,6,7,8位決定の競射は、切り替えて集中して臨み、高い的中で5位入賞という結果を出すことができました。入賞が決まったときは嬉しさもありましたが、自分ではまだまだプレッシャーに弱く、安定した射ができていないと感じました。

 国体を終えて私が感じたことは、精神的な面でも射形の面でも、まだ実力がなく不安定であることと、楽しむことが大切ということです。強いチームはどんな状況でも本当に楽しそうに弓を引いる上に、とても安定しています。これからの練習では、安定した射を身につけることを意識して、さらに楽しさを忘れずに取り組んでいきたいです。そして、来年の高総体では、インターハイに団体・個人ともに出場し、個人では全国上位に進めるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございました。