令和4年度甲斐たいむ

2年次「分野別課題研究ポスターセッション」

 3月17日の2年次の「甲斐たいむ」は,分野別課題研究ポスターセッションを行いました。2年次は,これまで,「『研究』に焦点を当てた講演会」「基礎講習」「大学教授による出前講義」「課題研究」「ポスター作成」などの活動を行ってきました。その活動の成果として,調査結果やその考察,結論をまとめたポスターを活用して発表を行い,自分の考えを自分の言葉で伝えました。また,1年次は,来年度の探究活動につなげるため,2年次の発表会に参加しました。



○1年次の感想

「興味のある睡眠に関しての発表で,仮説の調査のための実験とその結果の提示がとてもわかりやすく,結果として関係があることを知れただけではなく,日本の高校生の睡眠時間の少なさやレム睡眠とノンレム睡眠の周知を知ることができました。来年度の発表は,発表内容だけではなく,それに関係することも調べ視野を広げながら探究したいです。」

 

「聞き手に対する問いかけやイラストの工夫が素敵でした。貧困対策を衣・食・住の観点から考えており,私にはない発想で聞き応えがありました。来年度は,調査結果では詳しい数値を使ったり,今回見たポスターを参考にしたりしながら,まとめていけるようにしたいです。」

 

「公務員志望でありましたが,金銭面や職性についてわかっていなかったことが多かったため,参考になりました。デメリットもまとめてあり,自分の将来が具体的な考えになったと思います。『公務員は安定している』と言われ続ける理由がよくわかりませんでしたが,福利厚生がしっかりしていること,ワークライフバランスの実現がしやすいことに驚きました。来年は自分の将来に生かせるようなまとめと,聞き手にとってわかりやすいような発表がしたいです。」

 

 

1年次「在り方生き方研究」年次発表

  2月8日は,体育館でクラス代表者によるスピーチを実施しました。15名の代表者の発表を聞き,自分の考えを深めました。

 教頭先生から,「明確な目標を持ち,これまでの活動が,2年次でも生かされることを期待しています。」とアドバイスをもらいました。

発表者の集合写真

2年次「甲斐たいむ」進路別ガイダンス

 1月18日の2年次の「甲斐たいむ」は,「進路ガイダンス」と題して,進路講演と進路別に分かれて上級学校の話を聞きました。2年次の前半は「分野別課題研究基礎講習」として,職業や資格に求められる知識や技能を理解し,その学びに必要となるリテラシーを身に付けてきました。後半は「分野別課題個人研究」として,自分の興味・関心あるテーマを設定し探究活動を行ってきました。本日は,これまでに取り組んできたことを踏まえて,自分が考えている進路について,広い視野をもって考える機会となりました。

○生徒の感想

「総合型選抜では高校で何をしてきたのか,大学に入ったら何を学び,大学で学んだことを将来にどのように生かしたいかを大学に伝えることが大事だと知った」

「大学によって求める生徒像が異なり,学部の募集人数や試験の仕方も異なっていたので,大学について調べてみるいい機会となった」

「どの大学でも英語の知識は必要なこと,4年生は就職活動があるので,3年生までで卒業に必要な単位を取る必要があることを学んだ」

「大学では,授業に加えて,自分の興味あることを学べるなど選択肢が多い。大学の教員が多いと,学生の興味をカバーでき,研究の幅が広がる」

 

1年次「甲斐たいむ」在り方生き方研究クラス内発表会

 2月1日の1年次の「甲斐たいむ」は,「在り方生き方研究クラス内発表会」と題して,これまで「甲斐たいむ」を通して学んできた「社会人講話」「SDGs探究活動」などを振り返りに基づき,来年度の決意表明をしました。

 今回のクラスでの発表から,各クラス3名の代表者を選びました。2月8日は,体育館で1年次全員の前で決意表明をします。

3年次「甲斐たいむ」好文カレンダーコンペティション

 12月21日の3年次の「甲斐たいむ」は,「好文カレンダーコンペティション」を行いました。班ごとに,自分たちが作成したカレンダーのデザインに関するプレゼンテーションを行い,各クラスの代表作品を決めました。好文カレンダー作成の活動を通して,「協働力」や「発想力」を養いました。趣向を凝らしたデザインが数多く見られ,デザインに込めた思いや工夫した点を堂々と発表する姿が,とても頼もしかったです。クラス代表に選ばれた作品は,来年度の好文カレンダーに掲載予定です。お楽しみに!

 

  (生徒の感想)

「使いたい写真の理由をメンバー全員で話し,思いの込もったデザインに仕上がって良かったです。」

「みんなでどの写真を使うのかを考え,柔軟な発想をすることができました。」

「どんな写真にも思い出や思いがあることを学びました。相手の考えをふまえて協働して作ることができました。」

 

1年次「甲斐たいむ」SDGsクラス内発表会

 11月9日の1年次の「甲斐たいむ」は,SDGs達成に向けて取り組みたいアクションを,クラス内で発表しました。また,他班の発表を聞き,自分に取り入れ,より良いアクションについても考えました。

 

生徒の感想

「現実的に実行しやすいアクションはゴミ拾いだと思います。エコバック持参など,日々,心掛けて生活することが社会への貢献になると思うので,小さなことから少しずつ実行できるものはしていきたいです。」

「今回の発表を聞いて『海の豊かさを守ろう』を選んでいる班が多く,やはり石巻は海のイメージが強いと改めて感じました。しかし,ある班が『陸の豊かさを守ろう』を選んでおり驚きましたが,陸を守ることで海もきれいになるという考えを聞いて納得しました。」

「環境に関するゴールが多い中で『質の高い教育をみんなに』について発表があり,これも石巻が抱える課題だと思いました。そのために,高校生と小中学生がインターネットで交流するというアクションは面白いと思いました。それに加えて,私は地域の一人暮らしをしている高齢者とも交流があればいいのではないかと考えました。SDGs探究活動を通して,石巻の抱える課題や,いいところを考えることができました。」

 

3年次「甲斐たいむ」好文カレンダーガイダンス

 11月2日の3年次の「甲斐たいむ」は,好文カレンダー作成のガイダンスを実施しました。毎年作成している好文カレンダーを,来年度版は生徒が作成します。各クラスで担当する月を決め,今後,学校生活,学校行事についてデザインを検討します。柔軟な発想を生かし,グループやクラスで協力し合いながら好文カレンダーを作成します。ご期待ください!!

 

 

 

1年次「甲斐たいむ」SDGsプロジェクト立案

  10月26日の1年次の「甲斐たいむ」は,SDGsプロジェクトと題した活動で,今回で4回目になります。グループごとに,SDGsの目標に基づいたテーマを決め,自分たちにできる具体案を話し合っています。早いところは,まとめに取りかかっていたグループもありました。このSDGsプロジェクトは,11月9日クラスで発表します。

3年次「甲斐たいむ」ビブリオバトル

    10月12日の3年次の「甲斐たいむ」は,5校時はクラス内で,6校時は年次全体でビブリオバトルを行いました。

 6校時の年次全体のビブリオバトルでは,クラスの代表者が発表を行いました。発表者は,アドリブを交えるなど工夫しながら,おすすめの本の魅力を存分に伝えていました。聴衆からはさまざまな質問が寄せられ,終始活発で和やかな雰囲気で幕を閉じました。

 投票の結果,年次のチャンプ本に選ばれたのは,『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(眞邊明人・サンマーク出版)でした。早速図書館に行き紹介された本を探している生徒もいました。

 生徒たちは,ビブリオバトルの活動を通し,自分の思いを相手に伝えることの難しさや楽しさを味わっているようでした。この経験をぜひ今後に役立ててください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年次「甲斐たいむ」SDGs事例研究

 9月28日の1年次の「甲斐たいむ」は,地域でSDGs活動を実践しているフィッシャーマン・ジャパンから講師をお招きして,SDGs事例研究を実施しました。

 今回学んだ石巻の持つ資源を有効活用した取組事例を通して,もっと地域社会に関心を持ちましょう。今後,グループごとに取り組んでみたいSDGsプロジェクトを検討していきます。今回学んだ身の回りに起こることを観察し,「なぜ」それが起きるのか考えることから始めてみましょう。

生徒の感想:

「海をただ単にきれいにするのではなく,それを持続させる担い手の育成やそのサポートもしていて,石巻の海は安心で持続可能な海だと思いました。そんな海が身近にあるということを知り,少し誇らしい気分になりました。」

「今回の講話を聞いて,水産業の課題に立ち向かうフィッシャーマン・ジャパンのSDGsへの取組について深く知ることができました。私が住む町の海にもたくさんの課題があり,プロジェクトなどの活動を通して,海を守っていこうと思いました。身の回りの疑問や不安などがあったら,“なぜ”を考えることで,新たなSDGsの課題が見つかると思いました。」

1年次「甲斐たいむ」社会人講話

 9月7日の1年次の「甲斐たいむ」は,地元で活躍している方を講師としてお招きして,社会人講話を実施しました。10名の講師の中から,生徒が希望した講師の方のお話を伺いました。社会人講話を聞いて学んだことを生かして,今後の生き方を考えてみましょう。

 生徒の感想:

 講話を聞いて,これからはいろいろな人と関わりながら生きていこうと思いました。講師の方から,何度も仕事を失って挫折してしまったが,仕事での仲間との関係や,コツコツしてきた努力が今につながっているという話を伺いました。諦めないことの大切さや,仕事一つひとつが大事なのだとわかりました。これからは,より人との関係を大事にしたいです。

2年次「甲斐たいむ」仮説を立てる

 8月24日の2年次の「甲斐たいむ」は,研究のテーマの検討を行いました。7月の大学教授出前講義や夏休み中を利用した情報収集に基づき,テーマが大きすぎないか,調べたらすぐにわかるものになっていないか確認しながら検討しました。

 いよいよ個人研究が始まります。いいテーマを立てることは,いい研究につながります。しっかりと研究テーマを検討しましょう。

3年次「甲斐たいむ」ビブリオバトルガイダンス

   8月24日の3年次の「甲斐たいむ」は,ビブリオバトルのガイダンスを実施しました。「ビブリオバトルとは何か」,「ビブリオ動画の視聴」,「今後の日程」について説明がありました。このビブリオバトルは,表現力や説明する力を鍛えるための活動です。これから,本を読んだり,人に話したりすることが増えていきます。この活動を通して,これらの力を身に付けましょう。

2年次「甲斐たいむ」大学教授出前講義

 7月20日の2年次の「甲斐たいむ」は,石巻専修大学から先生をお招きして,大学教授出前講義を実施しました。前半は先生方が取り組まれている研究について講義を受け,研究するという難しさと楽しさの話を伺うことができました。後半は,自分たちが研究テーマや仮説を立てる際のポイントについてアドバイスをいただきました。

 教育・保育分野の講義に参加した生徒の感想:

「シャインの3つの問いの“何がしたいのか”,“何ができるのか”,“何をすべきか”を明確にして個人研究を進めていきたいと思いました。また,自分で仮定をつくったものを固定した考え方をせずに,一つの視点ではなく三つの視点で考えていけるように頑張ります。」

 今回の講義やアドバイスを参考に,改めて自分の研究テーマについて考え直してみましょう。また,夏休みを利用して研究テーマに関係するいろいろな情報を集めておきましょう。

 

1年次「甲斐たいむ」石巻地域調べ

 7月6日の1年次の「甲斐たいむ」は,石巻の現状と課題について考察しました。はじめに石巻の現状と課題を考え,グループで共有しました。その後,「誰ひとり取り残さない」というSDGsの目標に基づき,「石巻の未来に残したいもの」や「未来のために新しく作りたいもの」について考えました。

 今回は,「フォアキャスティング」と「バックキャスティング」の考え方に基づき,活動しました。今後のいろいろな活動に,この考え方を生かしましょう。

1年次「甲斐たいむ」SDGsの目標

 6月29日の1年次の「甲斐たいむ」は,SDGsの17目標について調べました。興味を持った目標や気になった目標を調べ,グループで発表し合いました。

 17の目標を調べるにあたり,こちらで準備した資料だけではなく,生徒はスマホを使って調べていました。

 理解を深めるためには知識は必要です。今回はインターネットを使いましたが,その他に,本や新聞など,調べる方法はたくさんあります。身近にあるSDGs活動について,自分なりに調べてみましょう。

1年次「甲斐たいむ」SDGs講演会

 6月22日の1年次の「甲斐たいむ」は,SGDs講演会を開催しました。明石スクールユニフォームカンパニーから講師をお招きして,「SDGsとは何か」「制服メーカーのSDGs達成に向けた取組み」についてお話を伺いました。

 前半の「SDGsとは何か」は,17の目標を身の回りにある話題に関連付けて話を伺いました。後半は「SDGsから考える,制服の魅力」や「メーカーとしての取組み」について学びました。身近な話題と,SDGsの関連付けた話を伺い,自分たちに何ができるかを考えるいい機会となりました。

 これからSDGs探究活動となります。学校のある石巻市やお隣の東松島市はSDGsを達成に向けた取組を計画している都市です。SDGsの取組に関する情報が身近にあります。いろいろ調べてみましょう。

 

 

3年次「甲斐たいむ」グループディスカッション①

 6月8日の3年次の「甲斐たいむ」は,「石巻市内での電子キックボードの使用について」というテーマでグループデスカッションを行いました。

 まず個人で,使用に賛成か反対か,使用する場合のメリット,デメリットを考え,グループで話し合いました。生徒からは「前回よりも積極的に話合いに参加できた」,「班の人の意見や他の班の発表をきいて,なるほどと思うことが多くあった」などの感想がありました。今後もこのような活動を通して,発表力を鍛えたいと思います。

  

1年次「甲斐たいむ」自己分析クラス発表

 6月8日の1年次の「甲斐たいむ」は,これからの行動を明確にするため,自分の1年間の具体的な目標をクラスで発表しました。自分の思っていることを,人前で話すだけではなく,相手に伝わるよう心掛けて話しました。

 今回の活動で,自分を知るというテーマに一区切りを付け,次回からはSDGs探究活動となります。

 

2年次「甲斐たいむ」テーマを考える

 6月8日の2年次の「甲斐たいむ」は,分野別課題研究のテーマ決めに向けて,前回考えたキーワードに関する基本知識や周辺知識に関する情報収集を行いました。これらの活動を通して「問い」を明確にし,自分なりの「問い」を作りましょう。

                      

3年次「甲斐たいむ」グループディスカッションガイダンス

 5月25日の3年次の「甲斐たいむ」は,グループデスカッションについてのガイダンスを行いました。3年次の「自己実現研究」の一つで,コミュニケーションの基本から,身近なテーマから社会的なテーマへについてグループデスカッションする方法について学びました。

 今回のグループデスカッションのテーマは「成年年齢の引き下げによるメリットとデメリット」でした。生徒からは,グループで話し合うので全体の同意を得るのが難しいということや,自分以外の意見を聞くことが面白かったといった感想がありました。今後もこのような活動を通して,発表力を鍛えたいと思います。

2年次「甲斐たいむ」研究を知る

 5月25日の2年次の「甲斐たいむ」は,研究を知るというテーマで担当の先生から話を聞きました。前回作成したマインドマップから,分野別課題研究のテーマを設定する際の「問い」の作り方のポイントを学びました。

 これから,「問い」をさらに明確にしていきます。そのためには研究したいことに関する知識が必要です。本や新聞,インターネットなど,たくさんの資料を読んで興味関心を深めましょう。

2年次「甲斐たいむ」テーマを考える

 5月18日の2年次の「甲斐たいむ」は,分野別課題研究のテーマを決めるための第一歩としてマインドマップを作成しました。まず,マインドマップを作成し,自分の興味・関心を探ります。次に,完成したマインドマップから,自分が研究したいテーマについてのキーワードを3つ挙げました。

 これから,何度かテーマについて検討する時間があります。この2年次での取組が,3年次の「自己実現研究」につながります。どのようなテーマにしたらいいのか悩むと思いますが,この考えることが大切です。諦めずに考え抜き,自分が研究したいテーマにしてください。

3年次「甲斐たいむ」進路探究

 5月11日の3年次の「甲斐たいむ」は,「進路探究」と題して,今年度の進路希望調査の結果分析について話を聞きました。1年次での「在り方生き方研究」,2年次での「分野別課題研究」を,3年次では,「自己実現研究」として自分の進路に結び付けます。

 本日の結果分析とこれまでに取り組んできたことを踏まえて,自分が考えている進路について,広い視野をもって考える機会となりました。

2年次「甲斐たいむ」研究を知る

 4月27日の2年次の「甲斐たいむ」は,石巻専修大学の辻先生から,前半,「研究とは何か」というテーマで講演していただきました。「研究とは何か」「研究のプロセス」「問題設定の仕方」「データの集め方」について話がありました。後半は辻先生が実際に研究されている金華山の猿の話を伺いました。身近な地域の,身近な動物の話で,分かりやすい話でした。今後,この話を参考にして,各自が分野別課題研究のテーマを決めていきます。

 

1年次「甲斐たいむ」自己研究

 4月20日,1年次の「甲斐たいむ」は自己分析を行いました。7人の卒業生の体験談を読み,共感した点について話し合い,自分がやりたいことについて考えました。

甲斐たいむガイダンス

 4月13日に総合的な探究の時間,通称「甲斐たいむ」のガイダンスが,各年次でありました。1年次は「在り方生き方研究」,2年次は「分野別課題研究」,3年次は「自己実現」というテーマで一年間学習していくことについて説明がありました。

 これらの活動を通じて,校是「甲斐ある人」を目指します。今後の「甲斐たいむ」にご期待ください。